昨日は晩酌前にちょっと一杯と思って四条大宮のバー「スピナーズ」へ行ったら、思わず話が盛り上がり、12時近くに家に帰ってそれからアサリごはんを作って食べた。
スピナーズでの話で、10月からと考えていた新サイトのスタートを、今日からとすることにしたのである。
ブログを新サイトで立ち上げることは、1ヶ月くらい前から考えていたことで、サーバーを借り、独自ドメインを取得する手続きも、もうすでに終わらせていた。
ただ前のブログをすべて移行させるつもりだったので、その作業に1ヶ月くらいはかかるだろうと思っていたのである。
ところが昨日スピナーズで、たまたま隣りに座った北村一輝似の男性が、ホームページ制作などを仕事にしていて、
「すぐに新サイトをスタートし、前のブログは後からゆっくり移行するので全く問題ないですよ」
と、やり方をあれこれ詳しく教えてくれたのだ。
「すぐ」と言っても、さすがにブログの体裁を整えるには数日はかかるだろうと思ったが、今朝新サイトのブログソフトを触ってみたら、記事の投稿はすぐに出来るようになり、そうなると、もう古いブログを触る気がしなくなって、今日から記事をこちらで更新することにしたのである。
記事の更新をしながら、ブログとしての体裁も並行して整えていくことになるわけだが、その様子を読者の人に見てもらうのも、悪くないように思える。
これからしばらくは、色々変わっていくことになるから、読者の人は、操作の仕方などで戸惑うこともあるかも知れないけれど、辛抱してもらえたらと思う。
ブログを移行するのは、
「ブログをより生活の中心に据えたい」
からだ。
ブログサイトの無料ブログを使っていると、いつブログサイトの都合などで、ブログが削除されないとも限らない。
またブログサイトのブログだと、出来ることにも限りがあり、自分がやりたいことをすべて実現することができない。
生活の中心に据えるにふさわしいブログにするには、やはり自分でお金を払い、それなりの土俵を用意する必要がある。
さらにこれを機に、ランキングからも卒業しようと思っている。
ランキングからは多くの人に訪問してもらい、このブログを知ってもらう大きなきっかけにはなっているが、ランキングはどうしても、分野を限らなければいけないから、書く内容が制約されるところがある。
これからも、料理を初めとする「飲食」が、このブログの中心であることは変わらないと思うけれど、その他にも、色々な内容を盛り込んでいきたいと思っている。
自分の興味の赴くままに、書きたい内容を書いていくようにしたいと思っているのである。
ぼくは四条大宮のバー「Kaju」のマスターカジュさんと、「スピナーズ」のマスターキム君から、「アクが強い」と評されていて、アクの強い人を見る機会が多いことでは人後に落ちないであろうと思えるバーのマスター二人から、そう評されるということは、ぼくのアクの強さは相当なものだろうと自負している。
今後はそのアクの強さに磨きをかけ、このブログもより「オレ度」を増して、
「合う人にとっては最高に面白いが、合わない人にとっては耐えられない」
ものを目指していきたいと思っている。
というわけで、昨日はスピナーズで北村一輝とそんな話をしていたら、12時近くになってしまい、それから飯を作ることになった。
もうこんな時間だから、ラーメンでも食べて帰ろうかとも思ったけれど、もうアサリごはんにすることは決めていて、スピナーズへ来る前に、アサリを塩水に浸けていたから、食べないわけにもいかなかったのである。
とはいっても炊き込みごはんは、鍋に片っ端から材料を入れ、火にかけるだけで出来てしまうから、作るのは簡単だ。
材料も好きなものをあれこれ入れられるから、他のおかずをそんなに作らなくてもいい。
アサリはスーパーで売っているのはほとんど砂抜きされているから、そのまま使ってもほぼ問題はないのだけれど、30分~1時間ほど、海水くらいの塩水に浸けておけば、砂を噛む可能性はほとんどなくなる。
塩水に浸けたら、アサリを両手でこするようにしながらよく洗う。
5分くらいはかけよく洗うことで、アサリの殻にこびりついた臭みの元が取れることになる。
鍋にだし昆布、研いでザルに5分くらい上げておいた米1カップ、細切りにしたショウガをたっぷり、洗ったアサリ、水4分の3カップ、酒とみりん、うすくち醤油を大さじ1ずつを入れ、中火にかける。
アサリは火にかけるとけっこうたくさんの塩水を吐くから、水の量と塩の量は、他の炊き込みご飯より少なくする必要がある。
湯気が勢いよく吹き出してきたら弱火にし、10分炊く。
土鍋なら火を止めて10分蒸らし、金属製の鍋の場合はさらに火を弱めて5分、火を止めて5分蒸らす。
フタを開けると、アサリとショウガのいい香りがする。
茶碗によそい、青ねぎと捻りつぶしたゴマをたっぷりとかける。
アサリは素朴でしみじみうまい。
「新しいブログをこれからも見てもらえるといいね。」
頑張りたいと思っているよ。
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