「ペペロンそば」とは、味付けは基本、ペペロンチーノ。
そこに中華麺と鶏ガラスープを使用して、汁そばにしたものです。
「イタリアンと中華では全然ミスマッチなんじゃね?」
そう思う人もいるでしょう。
ところが、これが非常によく合います。
イタリアンで使われるオリーブオイルは、要は「バター」みたいな味といえます。
そのために、オリーブオイルと塩をベースとした汁そばは、ちょうど「塩バターラーメン」のような、まさにゴールデンな味となります。
しかも!
慣れれば10分程度で作れるため、下手にインスタントラーメンを作るより手早くできます。
作り方は簡単なので、初心者でも失敗する可能性はあまりないです。
そして、さらにスゴイのは……!?
これが、全く飽きないことです。
にもかかわらず、イヤになる気配は全くナシ。
毎回「お~、ウメ~」と、誰もいない家のなかで一人つぶやきながら食べています。
塩味はシンプルであるため、飽きにくいと思います。
したがって!
このペペロンそばの作り方を覚えれば、昼食は一生これだけでOKです!
もうこれ以外の昼食レシピは、覚える必要がありません!
というわけで、このスーパーなペペロンそばの作り方を紹介します。
昼食のメニューで悩んでいる人は、参考にしてください。
ペペロンそばの作り方
ペペロンそばの作り方は、
- にんにく・赤唐辛子とベーコンを炒める(そのあいだに野菜を切る)
- 野菜をさっと炒め、水を加えて沸騰させる(そのあいだにまな板を洗う)
- 調味料を加えて麺を煮る
の3工程です。
ベーコンを炒めているあいだに野菜を切る、および水を沸騰させているあいだにまな板を洗う、を励行すれば、ロス時間は皆無です。
しかも、麺はひと煮立ちさせるだけでいいので、慣れればマジで10分でできます。
簡単なので、初心者でも大きな失敗はしないと思います。
ただし、おいしくつくるためのコツをあえてあげれば、
- 野菜を炒めすぎない(シャキシャキ感を残すため)
- 麺を煮すぎない(歯ごたえを残すため)
となるかと思います。
1. にんにく・赤唐辛子とベーコンを炒める(そのあいだに野菜を切る)
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1
- 輪切り赤唐辛子 ひとつまみ(1~2本分)
- にんにく 1かけ(みじん切り)
- ベーコン 1~2枚(1センチ幅くらいに切る)
を入れて弱火にかけ、2~3分じっくり炒め、ベーコンの脂とにんにく・赤唐辛子の味を引き出す。
あいだに、
- 玉ねぎ 4分の1個(タテに3ミリ幅くらいに切る)
- ピーマン 1個(ヘタとワタを取りタテに3ミリ幅くらいに切る)
- しめじ 4分の1パック程度(石づきを取りほぐす)
の野菜を切っておく。
2. 野菜をさっと炒め、水を加えて沸騰させる(そのあいだにまな板を洗う)
野菜を切り終わったらフライパンに入れ、中火にして、2~3分さっと炒める。
野菜はこのあと煮るわけなので、しんなりとさせる必要はなく、全体に脂がまわればそれでいいです。
野菜に脂がまわったら、
- 水 400cc
を入れ、フタをして強火にして煮立てる。
煮立てているあいだに、まな板と包丁を洗ってしまいます。
肉や野菜は水で煮ることによりダシが出て、スープがおいしくなるからです。
3. 調味料を加えて麺を煮る
水が沸騰したところで、
- 鶏ガラスープの素 大さじ1
- 塩 小さじ4分の1程度
- コショウ 2~3ふり
- ナンプラー 小さじ1
を入れ、ひと混ぜしたら、
- 中華麺(ゆで麺) 1人前
を入れてほぐします。
フタをして強火にし、スープが再沸騰したら器によそう。
マジでウマイから試してみよう!
好みで粗挽きコショウをかけて食べます。
ちなみに、沖縄そば麺が手に入る場合には、それを使うとヒジョーにいいです。
この10分でできるペペロンそば、マジでウマイです。
数カ月にわたって食べ続けている筆者 高野が言うのですから、間違いはありません。
ぜひ試してみて、
「昼食に何を作ろうか……」
との悩みを解消してください!