飲み屋は何が起こるかわからないのである。


 
一杯飲んで帰るつもりが、みっちり飲むことと相成った。

酒房京子

飲み屋は何が起こるかわからないのである。

 

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酒はひとりで飲んでもうまいもので、「ひとり酒」という言葉が醸すわびしさなどは全くない。

ただし肴を自分でつくることは必要で、それさえあれば、この上なくくつろいだ時間を過ごし、眠りに就くことができる。

それでは何でわざわざ外に飲みに出るかといえば、飲み屋で飲むのは家で飲むのとはまったく別の楽しみがあるからで、それはひとことで言ってしまえば「何が起こるかわからない」ことである。

多くの人が、酒によって自分を解放した状態で出入りする飲み屋では、さまざまな出会いや出来事に遭遇することになる。

べつに大したことがあるわけでもないのだが、それをあらかじめ「予期できない」ところに飲み屋の魅力があるだろう。

 

きのうはおととい深酒したし、冷蔵庫に食事の材料も用意してあったから、家で肴を作ってひとりで飲むつもりでいた。

でも風呂屋からの帰り道、どうしてもたこ焼き「壺味」でビールを一杯飲みたくなったのである。

たこ焼き壺味

予期せぬ「なにか」を全く期待していなかったかといえば、そうとも言えないのであるが、チェブ夫もつれていなかったし、「一杯だけ」と決めて店にはいった。

肴はたこキムチ。

たこ焼き壺味

風呂上がりに気取らないたこ焼き屋で、店主やお客さんと二言三言話しながら、のんびりと過ごすのはいいものだろう。

 

すると後ろで、

「あーーー、タカノさんいたーーー」

甲高い女性の声がした。

振り返ると、おととい会った夫婦がいて、ご主人は満面の笑みをたたえ、奥さんは手を口に当てながらピョンピョンと跳ねている。

この夫婦はぼくの「ストーカー」を自認するブログ読者で、ぼくと一緒に飲みたいと、3ヶ月以上にわたって四条大宮の飲み屋をあちこちまわっていたのだそうだ。

喫茶店「PiPi」にも2度ほどあらわれ、店主マチコちゃんはぼくに連絡をくれたのだが、うまくタイミングが合わなかった。

それがおととい、はじめて偶然「タリーズ」で会い、きのうはふたたび壺味で出くわしたわけである。

 

夫婦はいそいそと店に入ってきて、一緒に飲むことになった。

たこ焼き壺味

ご主人は男優の中野英雄に、奥さんは吉川ひなのに少し似ている。

「あーーー、生タカノさんのとなりで飲むのは緊張するーーー」

奥さんは、一日4~5回、ブログを見てくれているそうだ。

四条大宮ちかくで生まれ育ち、今はすこし離れた場所に住んでいる奥さんは、ぼくのブログに見知った店や場所が出てくるのが懐かしいとのこと。

「『四条大宮は世界で一番すばらしい交差点である』って、まさにその通りですよねー」

四条大宮をまわるうち、そのよさにあらためて気付かされ、こちらに越してくることも考えているという。

 

二人が注文したのは、ぼくが勧めたねぎ焼き。

たこ焼き壺味

壺味のねぎ焼きは、山のような九条ねぎを長い時間かけて蒸し上げるもので、大変うまい。

特注のどろソースもいい。

 

話をするうち、ぼくはビールを飲み終わった。

すると夫婦は、新たにビールを注文し、ぼくのグラスに注ぐのである。

話は尽きず、どう見てもここで「帰る」とはなりそうにない。

冷蔵庫に入れてある品々も、あと一日くらいは腐ることはないだろう。

たこ焼き壺味

ぼくは腰を落ち着けることにし、レモンサワーを注文した。

 

そのうち奥さんは、「ぼくのサインがほしい」と言いだした。

たこ焼き壺味

でも何も持っていないからと奥さんに頼まれ、ぼくは店のホワイトボードマーカーを借りて腕にサインをする。

さらに「ハートを描いてほしい」と言われたぼくは、ご主人に「描いてもいいですか?」と確認の上、それを付け足す。

人の腕にサインをするのは、はじめての経験だ。

20日のミニライブの時まで、サランラップを腕にまいて消えないようにするそうだ。

 

さらに焼酎をお代わりし、ぼくは酔いがまわってきた。

もう一軒はしごしたい気になってくる。

「酒房京子へ行ったことがあるか」

と聞くと、夫婦は

「まだない」

と答える。

しかし四条大宮で飲むのなら、酒房京子を外すことはできないだろう。

酒房京子

おととい行ったばかりだが、ふたたび酒房京子へ行くことにしたのである。

 

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酒房京子へ行くまえに、相棒チェブ夫をつれに帰った。

酒房京子

家が近くなったから、ちょっと遠回りするだけである。

 

酒房京子できのう食べたのは、まずはカニの酢の物。

酒房京子

 

若竹煮。

酒房京子

 

しめサバ。

酒房京子

 

タケノコご飯。

酒房京子

 

それにタクワン。

酒房京子

 
 

カラオケも歌った。

酒房京子

ぼくが歌うのは、相も変わらぬ古い歌。

 

時間はあっという間にたち、夫婦は終電ギリギリの時間に帰っていった。

ぼくもきのうは、それから少しだけ飲んで家に帰った。

 

図らずも二日つづけて、外で深酒することになった。

「飲み過ぎ」の誹りはまぬがれないところだろう。

でも酒は、飲み過ぎるからこそ楽しいわけで、べつにそれでいいのである。

 

「ちょっとは自重しないとダメだとおもうよ。」

チェブラーシカのチェブ夫

そうだよな。

 

ちなみにいよいよ明日は、ぼくのミニライブ開催日。

ミニライブ

場所は三条会商店街内、三条大宮を東に入ったところにある八坂神社又旅社、時間はだいたい2時半頃から20分くらい。

オリジナルの新曲「三条会商店街ブルース」も発表の予定。

 

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◎おっさんひとり飯

 

◎チェブ夫

 

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「四条大宮は世界で一番すばらしい交差点」なのである。
 

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