このところ筆者 高野が、肉屋のおばちゃんからレバーをもらったとき以外、毎日食べている洋風の塩味スープ。
飽きる気配は全くなし。
考えてみたら「塩」は、人間はなくては生きていけないもの。
だから人間の味覚は塩を飽きないようにできているのだと改めて実感する今日このごろ。
作り方はカンタン。
肉と野菜を炒めてから、水と調味料を入れて煮込むだけ。
調理時間も慣れれば20分くらい。
これからは、夕食はこの洋風スープ塩味一つでOKだ!
洋風スープ塩味を作るポイント
洋風スープを作るポイントは以下の通り。
1. 豚肉は角切りにして下味をつける
洋風スープ塩味の具材は、基本はポークカレーと同じ。
豚肉と、ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、それに青みのピーマン。
ここで豚肉は、1~2センチ大の角切りのものを使うのがおすすめ。
「カレー用」を買ってもいいし、筆者 高野は肩ロース肉のブロックをカットして使っている。
この豚肉を、塩コショウとしょうゆ・酒で下味をつけ、片栗粉をまぶしてから使うと非常にウマイ。
肉が出がらしにになりにくく、また固くもなりにくくなる。
2. じっくり炒めてサッと煮る
作り方のコツとしていえるのは、じっくりと炒めてサッと煮ること。
炒める際の火加減は弱火。
フライパンのフタをして蒸し焼きにすると火が通りやすくなる。
弱火で炒めることにより、肉が固くなりにくくなる。
また、じっくりと炒めると、野菜から甘みがでる。
煮込むのは、まず水だけ入れて煮てから調味料を入れてさらに煮る。
水だけで煮ることにより、肉や野菜のだしが出る。
煮時間は、水だけ、および調味料を入れてからのそれぞれ2~3分、調味料を入れる時間も含めて計7~8分。
それ以上煮ると肉が固くなり、またジャガイモが煮崩れる。
3. ナンプラーが隠し味
調味料は、炒める際にはオリーブオイルとにんにく・赤唐辛子。
煮込む際には顆粒のコンソメと塩、それにナンプラー。
器によそってから粗挽き黒コショウ。
顆粒コンソメは、化学調味料が入っていると飽きる可能性があるため無添加のものがおすすめ。
それから、ナンプラーは絶対に入れるべき。
魚介の味をほんの少し入れることで、グンと味が引き立つから。
または、干しエビなどを入れるのでもいいのかも。
洋風スープ塩味の作り方
洋風スープ塩味の作り方は以下の通りとなる。
1. 肉をじっくり炒める
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1
- 輪切り赤唐辛子 1つまみ(1~2本分)
- にんにく 1かけ(みじん切り)
- ウインナー 1本(2~3ミリ厚さの小口切り。肉に加えてウインナーやベーコンなどを入れるとコクが増す)
- 豚肉 150グラムくらい(1~2センチ大の角切り。塩小さじ4分の1、コショウ少々、しょうゆ小さじ2、酒小さじ2をもみ込み、5分くらいおいて味をしみさせてから、片栗粉大さじ1をまぶす)
を入れ、フライパンのフタをして、強火でフライパンを温めてから弱火にし、3~4分じっくり蒸し焼きにする。
途中で一度、上下を返す。
2. 野菜を加えてさらに炒める
次に、
- にんじん 2分の1~3分の1本(1~1.5センチ大くらいに切る。皮はむかなくてOK)
を加え、やはり弱火でフタをし、途中で一度返して2~3分蒸し焼きにする。
つづいて、
- ジャガイモ 小さめの1個(皮をむいて1~1.5センチ大くらいに切る)
- 玉ねぎ 4分の1個(1~1.5センチ大くらいに切る)
- ピーマン 1個(1~1.5センチ大くらいに切る)
を加え、火を少し強め、途中で1~2度返しながら2~3分さらに蒸し焼きにする。
3. 水と調味料を加えて煮込む
肉と野菜を炒めたら、
- 水 450cc
を入れ、フタをしたまま強火にし、煮立ってきたら「強めの弱火」程度にして2~3分煮る。
次に、
- 顆粒コンソメ 水300cc相当分(スティックなら1本など)
- 塩 小さじ4分の1くらい
- ナンプラー 小さじ1
を入れて混ぜ、フタをしてさらに2~3分煮たら出来上がり。
器によそい、粗挽きコショウをかけて食べる。