家から徒歩2~3分のところにある名護市営市場内の肉屋のおばちゃん。
いつも体の芯がむず痒くなってくるほどのあり得ないサービスをしてくれる。
入荷したての新鮮な豚肩ロースが100グラム100円というのがまず破格であるうえに、500グラム注文すると500グラムの値段のままで600グラムくらいをくれる。
おまけに、売値150円くらいのソーセージもついてくる。
1,000円のベーコン1皿を加えて買うときなどは、500グラムはあろうかという切り落とし肉までつけてくれることもあり、肩ロースはまるまるお金を払わないのと同じになってしまうくらいだ。
このおばちゃんが「レバーが入ったから持っていくか」と巨大な豚レバーをくれた。
やはりその日に入荷したと思われる超新鮮なプリプリのやつ。
レバーといえば、レバニラ炒めだ。
向かいの八百屋でニラも買い、晩飯はレバニラ炒め丼にした。
レバニラ炒めの作り方
レバニラ炒めは、食材、調味料、および作り方とも比較的シンプルだ。
ただし、レバーは調理前に30分くらい水にひたして血抜きをする必要があり、その分ちょっと時間がかかる。
作る手順は、
- レバーを切って水にひたす
- 下味をつけたレバーを焼く
- 調味料とニラを入れて炒め上げる
の3工程。
レバーとニラに火を通しすぎないようにするのがコツとなる。
1. レバーを切って水にひたす
- レバー 200グラム程度
は5ミリ~1センチくらいの厚さで食べやすい大きさにそぎ切りする。
水洗いし、血の塊などがあれば落としてから、水に30分くらいひたして血抜きする。
鶏の場合は、砂肝とレバーがセットになっていると思いますので、砂肝もいっしょに使っちゃえばいいです。
鶏のレバーや砂肝には脂肪が付着していたりしますので、その場合には脂肪は包丁でこそげ取ります。
2. 下味をつけたレバーを焼く
水にひたしたレバーは、キッチンペーパーなどで水気を拭い、
- 酒 小さじ2
- しょうゆ 小さじ2
- すりおろしにんにく 1かけ分
- すりおろしショウガ 1~2センチ大
をもみ込む。
次いで、可能であれば5~10分置いてから、
- 片栗粉 大さじ1
をまぶしつける。
フライパンに、
- サラダ油 大さじ1
とレバーを入れて「弱めの中火」くらいにかける。
2~3分じっくり焼き、火が通って白くなった部分が半分くらいに上がってきたら、箸でひっくり返して反対側を1~2分焼く。
3. 調味料とニラを入れて炒め上げる
レバーに火が通ったら、
- しょうゆ 大さじ1
- オイスターソース 小さじ1
- ニラ 2分の1把(3~4センチ長さに切る)
を入れ、火加減を「強めの中火」にする。
上下を返しながら1分くらい炒め、ニラがしんなりとし始めたら器に盛り、コショウをかける。
ぷっくりと柔らかい食べごたえ
レバーは、火の通し加減に気をつければ、ぷっくりと柔らかい食べごたえが楽しめる。
しょうゆベースの味付けだから、ご飯との相性はバツグンなのもいうまでもないことだ。