高江のテントの米軍による撤去は持久戦の様相

高江のテントの米軍による撤去は、5月4日現在まだ行われていません。抵抗する人たちは毎晩テントに泊まり込み、テントをめぐる攻防は持久戦の様相を呈しています。1人でも多くの方のご関心とご支援をぜひともお願いいたします!

高江のテントをめぐる攻防は持久戦の様相を呈している

高江のテントの米軍による撤去は、2019年5月4日現在、まだ行われていません。撤去を防ぐため、高江のヘリパッド建設に抵抗する人たちが毎晩交代で泊まり込みをしています。
米軍は、泊まり込みが中断したところを見計らい、テントを撤去する算段をしていると筆者・高野は推測します。

したがって、テントをめぐる攻防は持久戦の様相を呈しています。
1人でも多くの方がご関心を持たれること、および可能であればご支援を、ぜひともお願いいたします!

高江のテント撤去についてのこれまでの経過

高江のテントの米軍による最初の撤去は、4月4日に行われました。

テントには日中は人がいましたので、撤去が行われたのは夜中か早朝だったと考えられます。

QAB「東村高江 米軍が抗議テントなど撤去」

撤去が行われた翌日には新しいテントが設置され、筆者・高野が様子を見にいった4月6日の2日後には、トイレも設置されて最低限の監視機能がすでに復旧していました。

高江の北部訓練場もふくめ、現在米軍基地となっている土地は、すべて武力を背景とした米軍が、沖縄の人たちから無理やり奪いとったものです。
テントのある場所は米軍が自由に管理する権限をもっているとのことですが、そもそも「その権限を返せ」と訴える人間が、抵抗の拠点となる大事なテントを、撤去されたくらいであきらめるわけがありません。

ところが、4月18日になり、沖縄防衛局経由で米軍より、

  • 4月25日午後5時までに新しく設置したテントを撤去すること
  • 同様の行為をふたたび繰返さないこと
  • 4月25日をすぎてもテントが残っている場合には、米軍がふたたび撤去する

との通知がありました。

そこで、4月25日に何人かが集まりましたが何も起こらず、2019年5月4日現在、テントはまだ撤去されていません。

撤去を防ぐため毎晩交代で泊まり込みをしている

米軍からの通知は「上記の日程を経過しても残置されているテントその他の物件は撤去する」とのことですので、撤去は、4月25日を過ぎればいつでも行われる可能性があります。
そのため、レジスタンスの人たちは毎晩交代で泊まり込みをして監視を続けています。

沖縄タイムス 2019年5月1日

琉球新報「テント除去通知から1週間 高江ゲート前は今」

トイレこそあるものの、宿泊設備が完備しないなか泊まり込むのは大変な労苦かと思います。また、泊まり込む人たちは、人数が限られているために、1人が何度も頻繁に泊まり込みをしなければなりません。

1泊でも泊まり込みをすることは、その分、いつも泊まり込みをしている人が休めることとなりますので、歓迎されます。
また、筆者・高野は、泊まり込みまでは残念ながらできないものの、差入れとしてカップラーメンを届けましたら、喜んでもらえました。

泊まり込みの中断を見計らってのテントの撤去を米軍は考えている

泊まり込みが続くあいだは、米軍はテントを撤去できないと筆者・高野は推測します。

その理由は、人が泊まり込んでいるテントを撤去するためには、米軍は、泊まり込んでいる人を排除しなければなりません。
交通の妨害をしているわけでもない、自分たちの抵抗の拠点としての小さなテントを守っているだけの人を排除するのは、米軍の非道さを浮き彫りにすることにもなりかねませんので、米軍は「できれば避けたい」と思っているはずだからです。

したがって、テントをめぐる攻防は持久戦の様相を呈しています。
米軍は、テントへの泊まり込みがなくなったところを見計らい、悠々とテントを撤去する算段をしていると筆者・高野は考えます。

次回にテントを撤去する際には、米軍も、ふたたびテントが設置できないよう、柵を設置するなどの何らかの対策を講じてくるでしょう。その場合、テントを設置するためにその柵をとり除いたりなどすれば、器物損壊などの罪に問われることも考えられます。

今回の泊まり込みが中断すれば、ふたたびテントを設置するのは難しくなるといえるでしょう。

支援はカンパがありがたいとのこと

限られた人数でやっていることですから、泊まり込みが仮に中断しても、それは仕方がありません。しかし、泊まり込みが継続しているあいだは、少しでもそれを支援したいです。

テントを守っている方に、様子をブログで発信することを伝え、支援として物資を送ってもらうよう提案しようかと聞きました。そうしましたら、「物資は、人数が少ないのでそれほどたくさんは必要ない」とのこと。

それよりも、もし支援してもらえるなら「カンパ」がありがたいとのことでした。

カンパの振込先はこちらです。

郵便局 01780-1-65612
振込名義 ブロッコリーの森を守る会

まとめ

高江でのレジスタンスは、辺野古に比べれば規模も小さく、報道などがされることも少ないです。
しかし、高江でのヘリパッド建設はまだ終わっておらず、継続中です。それに対する抵抗の具体的なアクションも、細々とではありますが続いています。

今回、高江のレジスタンスは、抵抗のためのささやかな拠点を奪い取られる大きな危機に瀕しています。
1人でも多くの方がご関心を持たれること、および可能であればご支援を、ぜひお願いいたします!

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