「死」についての個人的感想

あけましておめでとうございます。

今年僕は59歳、来年は還暦だ。
50になるころ、今後の目標を設定すべき次の区切りを考えた。

10代のころは二十歳まで、二十歳になったら次は30まで、30になったら、今度は40ではなく50までが区切りと思った。
50のころ、次はいくつだろうと考えると、60でも70でもなく、80だろうと思ったのだ。

80といえば男性の平均余命だ。
すると80までの大目標は「良く死ぬこと」以外になりようがないではないか。

僕はこれまでの人生で、やりたいことは基本的にすべてやってきている。
だから「これをやるまでは死ねない」などと、強く思い残すことはない。

ただ、社会的責任を十分に果たしていないとは感じていた。
社会についてろくに考えもせず、何の取り組みもしてこなかったため、社会がここまでメチャクチャになってしまったと、東日本大震災の原発事故を機に考えたのだ。
反差別運動に関わるようになったのもそのためだ。

やり残したと思うのはそれくらいのものだから、あとは死ぬまで、酒を飲んで幸せに暮らせればそれでよい。
社会的責任もできる範囲で果たせばいいから、神様が「もういいよ」と言ってくれたら「お先に~♪」ってなもんで、心置きなくあの世へ逝ける。
極端な話、明日死んでも、後悔などは僕はない。

したがって、神様に一つお願いしたいのは、お役御免の指令は早めにほしいということだ。
80まではいかにも長い。
60までとは言わないにせよ、70くらいまでには引退させてほしいのだ。

そこで、肺がんか脳溢血でぽっくり逝くことを目標に、健康診断やがん検診などは一切受けず、酒とタバコをたしなむことに勤しんでいるわけである。
酒とタバコを両方ともたしなむ人は70くらいで死ぬ例が多いと、芸能人の訃報などを見て思うからだ。

ただし、その加減が難しい。
中途半端な病気になり、死なずに寝たきりなどになるのは困る。
70くらいで「昨日まで元気だったのに、今朝みたら死んでるわ」みたいにぽっくりと死ねるよう、摂生と不摂生のバランスを調整しているわけである。

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