高野 俊一

鯛を食べると「日本人でよかった」とつくづくおもうのである。(鯛酒蒸し)

昨日は冷凍してあった天然鯛を酒蒸しにした。 鯛を食べると、「日本人でよかった」とつくづくおもうのである。 鯛好き日本人の例に漏れず、ぼくもやはり鯛は好きで、これはもちろん、鯛はあらを買うと「安い」というのはあるのだけれど、鯛の味は「つくづく...
野菜料理

男が料理をすることが未来を切り拓くとおもうのである。(池波正太郎流大根煮)

昨日は池波正太郎流に、聖護院大根を煮た。 池波正太郎は「気に入らない食べ物が出てきたらお膳をひっくり返せ」というのだが、それはさすがにアナクロで、今は、男が料理することが、日本の未来を切り拓くとおもうのである。 池波正太郎は『鬼平犯科帳』な...
福島

「福島本」は福島に想いをもつ人は必見なのである。(親子炒め)

ツイッターで、福島に住む女性が紹介していたのを見て、「福島本」を買った。 この本は、福島に想いをもつ人にとっては、必見だとおもうのである。 福島・東北にたいし、いまだ想いをもつ人は、少なくないはずだとおもう。 京都の三条会商店街でも、いまだ...
京都・大阪の飲食店

深酒すれば後悔するのはわかっているのに、昨日はまた深酒をし、真夜中になったのである。

深酒をすれば後悔するのは、わかり切ったことなのだ。 それなのに、昨日はまた深酒をし、真夜中になってしまったのである。 深酒をすると、まず金を使うし、ぼくなどは自由業だから、酒を飲んでいる分の時間、仕事の時間を削られることにもなる。 また深酒...
京都・大阪の飲食店

バーベキューで居場所がなくなってしまったのである。

駅前の繁盛店などは別として、常連さんが中心の飲み屋は、たぶん多くの店が、常連さんどうしの親睦を深める催しを企画しているのではないかとおもう。 大宮界隈の飲み屋でも、忘年会や新年会、周年の会、あとは浴衣の会やらハロウィンやらさまざまな催しを、...

ぼくの幸せは、これなのである。(鯛のあら炊き)

昨日は、鯛のあら炊きほか5品をつくった。 ぼくの昨日の時点での幸せは、これなのである。 ぼくはこの頃、「幸せ」について考えることが多いのだが、それは今が、「幸せが見えにくい時代」だと思うからだ。 バブル崩壊以前のように、「いい大学を出て、い...
京都・大阪の飲食店

京都の人は他人をよく「見る」のである。

昨日は昼はラーメン屋でビールを飲み、夜は四条大宮の飲み屋をまわった。 最後に立飲み屋をおとずれ、あらためて、「京都の人は、他人をよく見る」とおもったのである。 ラーメン屋は昨日も、毎週行っている新福菜館三条店なのである。 ぼくは毎日、この日...
野菜料理

魚の煮汁は再利用するのが、家庭料理の知恵なのである。(炒り豆腐)

「煮る」ことは、今は世界のどこでも当たり前に行われる、料理の中心的な技法になっているけれど、これはもちろん、初めからあったわけではない。 ある時発明されたのである。 煮るためには「鍋」が必要なわけで、日本の場合、古代の鍋は縄文土器だっただろ...
その他魚料理

幸せは、自分で生み出すものなのである。(カレイ煮付け)

昨日は先日食べそこねた、カレイの煮付けを晩メシにした。 煮付けを作りながらしみじみと幸せを感じ、「幸せは自分で生み出すものなのだ」と、改めておもったのである。 このところ、「生活」について、あれこれ考えているのである。 先日「仕事を生活と錯...
京都・大阪の飲食店

ちょっと飲もうと思ったら、結局朝まで飲んでしまったのである。

昨日は料理に集中できず、家での晩酌はあきらめて、外へ飲みに出ることにした。 ちょっと飲もうとおもったのに、結局朝まで飲んでしまったのである。 このごろは、朝型の生活にシフトしたいとおもっていて、「遅くても1時」に寝るのを目標にしている。 1...
京都・大阪の飲食店

仕事のし過ぎには、気を付けないといけないのである。(酒房京子)

昨日はなじみの飲み屋から連絡があり、ブログを見てくれている女性と食事をした。 女性と話をしているうちに、「仕事のし過ぎには気を付けないといけない」と、改めておもったのである。 連絡をくれたのは、「酒房京子」の女将、京子さんである。 ぼくのブ...
鶏肉

鶏もも焼きおろしポン酢が、どうしても食べたくなってしまったのである。

昨日は何を食べようか考えたら、即座に「鶏もも焼きおろしポン酢」が一択で思い浮かんでしまった。 ほかのメニューもあれこれ考えて見たけれど、ぼくの体はどうしてもそれが食べたいと言うから、結局それを食べたのである。 「鶏肉が食べたい」とおもったの...
サバ

飲みながら料理をすると、飲み過ぎるのである。(サバのご飯)

昨日は冷凍してあった塩サバを、炊き込みご飯にした。 酒を飲みながら料理をするわけなのだが、そうすると、つい飲み過ぎてしまうのである。 ぼくはいつも料理をするとき、まず酒を作るところからはじめる。 晩酌は、すでにここから始まっているわけである...
京都・大阪の飲食店

揚げ物は、家でやるには向かないとおもうのである。(新福菜館三条店)

昨日はブログを更新してから、いつも行くラーメン屋で餃子をツマミにビールを飲み、ラーメンを食べ、すっかり満足して昼寝した。 夜は軽い肴で、ツイッターをしながら晩酌したが、「揚げ物は家でやるには向かない」と、あらためておもったのである。 ラーメ...
カキ

カキの疲労回復効果もハンパないのである。(カキのぬた)

昨日は今年はじめてのカキをぬたにして食べたら、昨夜は8時間たっぷり寝られ、今朝起きたときには、近年まれに見る寝覚めのよさだった。 カキの疲労回復効果も、ニラに負けず劣らず、ハンパないものがあるのである。 人間50を過ぎてくると、「体調がいい...
京都・大阪の飲食店

四条大宮は街全体が、一つの飲み屋みたいなのである。

昨日は四条大宮で外飲みし、4軒の店をまわった。 四条大宮は街全体が一つの飲み屋みたいな雰囲気で、とても居心地がいいのである。 「おもしろい飲み屋は、中心街から少し外れたところにある」というのがぼくの考えなのだけれど、それは「飲み屋街」にも言...
豚肉

残り物処理にこそ、神が宿るのである。(豚カブ炒め丼)

昨日は冷蔵庫に残った野菜をつかい、豚カブ炒め丼他のおかずをつくった。 料理は、残り物処理にこそ、神が宿るのである。 本日も、本題のまえに前置き、三たび「幸せ」についてなのだ。 先日、「敏感な舌と鈍感な舌とでは、どちらが幸せか」との質問をくれ...
サバ

サバはやっぱり、まずは「しめサバ」なのである。

サンマにつづき、いよいよサバが旬に入った。 サバを食べるなら、やはりまずは、「しめサバ」なのである。 本題に入るまえに、少し前置きなのだけれども、「幸せ」についてである。 昨日の記事にはコメントを色々もらい、どれも「なるほど」と読ませてもら...
野菜料理

「幸せ」とは何かを考え、やはりぼくにとっては、「だしの利いたカブの吸物かもしれない」とおもったのである。

昨日はもらったコメントから、「幸せとはなにか」について考えた。 その結果、ぼくにとっては、「だしの利いたカブの吸物かもしれない」とおもったのである。 昨日のコメントで、 「敏感な舌の持ち主と鈍感な舌の持ち主では、どちらが幸せか?」 というの...
豚肉

体のためには、食べたいものを、食べたい時に、食べたいだけ食べるのがいい、というわけで、昨日は豚玉ネギ炒め丼をガッツリと食べたのである。

昨日のコメントで、 「ダイエット中の私には、たらふく飲んで食べてる高野さんが羨ましい。 何かスポーツなど、されているんですか?」 というのをもらった。 たしかにぼくは、ダイエットもスポーツもせず、たらふく飲んで食べて、体重は60キロ、去年の...
京都・大阪の飲食店

飲み屋には、一期一会の出会いがあるのである。

昨日はいつも行くラーメン屋で昼からビールを飲み、夜は立ち飲み屋でさらに2~3杯飲んだ。 立ち飲み屋で青年と、一期一会の出会いがあったのである。 昨日は比較的早く、ブログの更新を終えることができ、昼過ぎにはいつもの新福菜館三条店に入ることがで...

京都の豆腐はやはりうまいのである。(鯛アラの湯豆腐)

昨日は魚屋で、天然鯛のあらが200円で売っていたから、それを使って湯豆腐にした。 京都の豆腐は、やはりうまいのである。 京都は海が遠いから、鮮魚を食べる伝統は、海辺の地域にくらべればやはり弱い。 冷蔵庫がなかったころ、京都まで生きたまま運べ...
京都・大阪の飲食店

自由業には、逃げ隠れする場所がないのである。(鶏めし)

昨日は「スピナーズ」で少し飲み、家に帰って「鶏めし」を作った。 スピナーズで話していて、「自由業には逃げ隠れする場所がない」と、改めておもったのである。 ぼくも会社勤めを25年ほどしていたから、会社のことは、それなりに知っている。 ただぼく...
豚肉

調味料こそ、料理の本丸なのである。(豚肉とセロリの卵炒め)

料理はインスタントを使わず、自分で味つけするからこそおもしろい。 調味料こそ、料理の「本丸」とも言えるものなのである。 昨日調味料のことを書いたから、今日も少し、調味料について書きたいとおもうのである。 「調味料の意味がわからない」というコ...
ブリ

ブリ大根は安くてうまく、しかも煮物の基本を学べるのである。

これからいよいよ、ブリがおいしい季節になってくる。 ブリあらを使ったブリ大根は、安くできるしとてもうまくて、しかも煮物の基本を学べるのである。 本題にはいる前に、昨日もらったコメントについて、ちょっと触れておきたいとおもう。 「新米主婦」の...
豚肉

料理は「構想」が一番おもしろいのである。(豚のニラ玉)

昨日はふたたび豚肉とニラが食べたくなり、新しい食べ方はないかとあれこれ思いを巡らすうちに、「豚肉のニラ玉」を思い付いた。 料理は、何を作るかを「構想」するのが、一番おもしろいのである。 独り暮らしが料理をする場合の最大のメリットは、 「誰に...
京都・大阪の飲食店

恋愛は、結果を急ぐと失敗するのである。(居酒屋ふる里)

昨日は「最近失恋した」という、ブログを読んでくれている女性と四条大宮で食事をした。 話を聞いて、恋愛は、「結果を急ぐと失敗する」と、改めておもったのである。 女性は大阪に住むアラフォーの、天海祐希に似たOLで、料理が好きで、前からぼくのブロ...
京都・大阪の飲食店

新しい土地になじむには、その土地を好きになることに尽きるのである。(スピナーズ)

「京都になじめない」という話を聞くことは時々ある。 でも京都に限らず、新しい土地になじむには、「その土地を好きになる」ことに尽きるのである。 先日道を歩いていたら、男性に「おっさんですか?」と呼び止められた。 ぼくのブログを見てくれていると...
その他魚料理

京都流にていねいに料理を作ると、そこにはドラマがあったのである。(にしんとナスの炊合せ)

にしんとナスの炊合せを、京都流にていねいに作ってみた。 するとそこには、「ドラマ」があったのである。 昨日も少し書いたことだが、実際の話、京都の人の料理のていねいさと言ったらすごい。 話を聞いたのが、魚屋や八百屋の奥さんだから、多少割り引か...
京都・大阪の飲食店

京都の料理は、やはり「上品」なのである。(酒房京子)

昨日はドイツから来たブログ読者と酒房京子で食事をした。 京都の料理は、やはり「上品」なのである。 ぼくは東京で育ち、40過ぎまで東京にいて、それから名古屋に2年、広島に2年いた後、京都へ来た。 京都に住んで3年半になるのだが、京都の文化を一...