06 材料別レシピ一覧

その他魚料理

祇園でそばを食うなら「松葉」である。(生節の若竹煮)

祇園へ出かけ、そばを食った。 祇園でそばを食うなら「松葉」である。 用があって祇園へ出かけ、そばを食うことにした。 祇園にそば屋は山ほどあるが、行くならやはり、南座にある「松葉」である。 松葉は150年の老舗で、「にしんそば」発祥の店。 値...
06 材料別レシピ一覧

キムチ鍋にはキムチをがっぽりいれるのである。

自炊を全くしない人が、一つだけ料理を覚えることとする。 何の料理を覚えたらいいかといえば、疑いの余地はない、 「ニラのどっさりはいったキムチ鍋」 である。 疲労回復効果がハンパなく、引きはじめの風邪くらいなら一発で治ってしまう。 外食で偏り...
野菜料理

鯛とタケノコは黄金の取合せなのである。(鯛の若竹汁)

鯛とタケノコ、それにわかめを吸物にした。 鯛とタケノコは黄金の取合せなのである。 鯛の澄んだ味を活かすには、へたなものを合わせないほうがいい。 塩焼きにしろ鯛めしにしろ、まずは鯛だけで十分うまいし、合わせるなら味を吸わせる里芋や豆腐、そうめ...
野菜料理

家で飲み過ぎ過ぎたのである。(鯛とタケノコのご飯)

もらった鯛とタケノコをダブルで炊き込みご飯にした。 家で飲み過ぎ過ぎたのである。 飲み過ぎは、いつものことだ。 「酒は飲み過ぎるまで飲め」を座右の銘としているのだから、これは言うまでもない話である。 だいたい「飲み過ぎには気をつけよう」など...

自炊はいいストレス解消になるのである。(鯛の煮付)

お下がりの鯛を煮付けにした。 自炊はいいストレス解消になるのである。 激動の外飲みウィークは、全くのところ終了。 生活はようやく落ち着きを取りもどし、毎日仕事にはげんでいる。 遊んでばかりでは生活が成り立たないのは言うまでもない。 いや本当...
野菜料理

女にナメられてはいけないのである。(タケノコごはん、鯛の塩焼き)

昼はツナ缶のうどん、夜はタケノコごはんに鯛塩焼きで酒を飲んだ。 女にナメられてはいけないのである。 郡山から帰って以来つづいていた「死のロード」。 花見につぐ花見、飲み会につぐ飲み会はとりあえず落ち着きを見せ、通常体制にもどった。 早めに起...

急がなくていいのである。(鯛の昆布じめ)

昼は立飲み屋の取材協力でたらふく飲み、帰ってさらに鯛の昆布じめで晩酌した。 急がなくていいのである。 地方都市の生活をはじめて体験したのは、四十すぎで名古屋に転勤したときである。 東京で育ったぼくがまずびっくりしたのは、街を歩いていて通行人...

鯛の塩焼きはフライパンでやるといいのである。

鯛も「桜鯛」といわれる通り、いちおう今が旬となる。 といっても鯛の場合、年中いつでもおいしく食べられ、サンマやサバなどのように旬をすぎると急激に味が落ちるということはない。 養殖モノがわりと安く出回っているから、そのあらを煮付けたりするのは...
野菜料理

タケノコの季節なのである。(焼きタケノコ、若竹汁)

タケノコの小さめのを一本買い、焼きと若竹汁にした。 タケノコの季節なのである。 食い物がたのしいのは、やはり何といっても季節のものを食べることであり、移り変わっていくそれらを順に選んでいくだけで、献立などあれこれ苦心しなくても自動的に1年中...
野菜料理

春キャベツは甘くてやわらかいのである。(春キャベツと鶏肉の酒蒸し)

春キャベツと鶏肉の酒蒸しで酒を飲んだ。 春キャベツは甘くてやわらかいのである。 先日四条大宮で酒を飲んだ編集プロダクションの女性スタッフから連絡があった。 「立ち飲み屋の取材にモデルとして協力してほしい」 というのである。 立ち飲み屋で昼か...
豚肉

陰口はべつに悪くないのである。(春キャベツと豚肉のみそ炒め)

きのうは久しぶりに家で飲み、春キャベツと豚肉のみそ炒めを作った。 陰口は、べつに悪くないのである。 京都が「古都」であることは、もちろん越してくる前から承知していて、神社仏閣はそれこそ無数にあるわけだが、実際に住むようになり、そのような有形...

食事の支度は最高の酒の肴になるのである。(鯛のあら炊き)

鯛のあらを買ってあったから、ゴボウと合わせて煮付けにした。 食事の支度は、最高の酒の肴になるのである。 仕事を終えて風呂にはいり、いよいよ酒を口にする・・・。 酒好きにはたまらないひと時だろう。 この至福の時間をどのように過ごすかは、人によ...
サバ

まずはカウンターのある飲み屋に入ってみるのがいいのである。(サバ缶のみそ汁)

昼はアサリのうどん、夜はサバ缶のみそ汁に生節のあぶったので酒を飲んだ。 ひとりで飲み屋に行ってみようと思ったら、まずはどこでもいいから、カウンターのある店に入ってみるのがいいのである。 会社以外で、自分の居場所を見つけようと思ったら、「飲み...
豚肉

人のつながりは実世界で見つけないといけないのである。(豚肉とわかめの炒め)

飲み屋で若い人と話していて、バブル崩壊を境として日本の社会が大きく変わったのではないかと感じるのである。 独身で、さらに彼氏・彼女がいない人が多いようだ。 まあもちろん、飲み屋にはそんな人ばかりが集まるわけだから、割り引いて考えないといけな...
その他魚料理

嵐山は昼酒をするには最高なのである。(亀山家、嵯峨豆腐森嘉、生節とふきの煮付け)

昼は嵐山で桜を見ながら酒を飲み、夜は買ってきた森嘉の豆腐で湯豆腐をした。 嵐山は昼酒をするには最高なのである。 郡山から帰ってきたら、京都の桜がまさに見頃をむかえているわけで、これは仕事などしている場合ではないだろう。 早速嵐山へ花見に行っ...
豚肉

やはり自炊はいいのである。(豚肉と水菜の吸い物)

昼はわかめのうどんで、夜は豚肉と水菜の吸い物で酒を飲んだ。 やはり自炊はいいのである。 旅は大変有意義で、様々な出会いもあり、居心地よく過ごしたのだが、一つだけ欠点があって、それにはかなり悩まされることとなった。 自炊ができなかったことであ...
その他魚料理

金は使い方が大事なのである。(生節と豆腐の煮付け、ホタルイカのぬた)

郡山から帰ってきて、昼は喫茶店「PiPi」で酒をたらふく飲み、夜はバー「スピナーズ」でまた酒を飲んで、家で生節と豆腐の煮付けをつくって晩酌した。 金は、使い方が大事なのである。 郡山から帰ってきて、ちょっと距離ができたところで、「郡山の特徴...
もろもろ

時代は変えられるのである。(池井健建築設計事務所、鯛のあら炊き)

建築家池井健くんとマチコちゃんが、喫茶店「PiPi」でぼくの壮行会をひらいてくれ、きのうはそのまま池井くんが設計した自邸を見学、話を聞いた。 時代は変えられるのである。 朝ブログを更新しにPiPiへ行くと、店主マチコちゃんが、 「今日昼ワイ...
牛肉

調理器具のそろえ方。(牛肉とブロッコリーのオイスターソース炒め)

ブロッコリーと卵を食べないといけなかったので、牛肉とオイスターソースで炒めた。 「完璧」は目指さないのがいいのである。 「自炊をしたい」と思っても、敷居が高く見えるかもしれない。 何しろはじめにあれこれと道具を揃えないといけない。 買うもの...
その他魚料理

何をつくるか考えるのは男の本領である。(金目鯛煮付け)

スーパーへ行ったら金目鯛が安かったからそれを煮つけて肴にした。 何をつくるか考えるのは「男の本領」である。 女性の口から「献立を考えるのが苦痛だ」と聞くことは少なくなく、ぼくはこれまで、それは女性が役割として料理をつくるからだろうと考えてい...
鶏肉

自分でつくった飯はうまいのである。(鶏団子と春キャベツの吸物)

昼は喫茶店「PiPi」でビールをのみ、夜は鶏団子と春キャベツの吸物をつくって家飲みした。 自分でつくった飯はうまいのである。 おととい喫茶店「PiPi」の店主マチコちゃんからツイッターで連絡があり、「一緒に昼からワインをのもう」という。 マ...
その他魚料理

会社を辞めてつくづくよかったのである。(子持ちカレイと豆腐の煮つけ)

魚屋へ行ったら旬まっ盛りの子持ちカレイがあったから、これを豆腐と煮つけて酒をのんだ。 会社を辞めて、つくづくよかったのである。 会社にはまる24年勤めたのだが、4年前にそれを辞めたのは、「ここではやりたいことができない」と悟ったからである。...
イワシ

短所は「磨く」ものなのである。(イワシ山椒煮)

遅く起き、昼前から夕方近くまで喫茶店「PiPi」でビールをのみ、夜はイワシ山椒煮で家のみした。 短所は「磨く」ものなのである。 目がさめたら9時過ぎで、12時に寝たはずなのにどうしてこんな時間に起き、しかも酒が残っているのかと思ったら、考え...
その他魚料理

夢の大きさでは負けないのである。(アサリと春キャベツの蒸し物)

昼は立ちのみ「庶民」で昼酒し、夜は「アサリと春キャベツの蒸し物」を肴に家飲み、さらに「酒房京子」で飲みなおした。 夢の大きさでは負けないのである。 五十をすぎて「夢」などというのは「恥ずかしい」というのがぼくの考えで、「そんなこと言ってる暇...
その他魚料理

人間は昼酒をするのが正しいのである。(イイダコの煮付け)

喫茶店「PiPi」では店主にそそのかされ、昼のビールを2本のみ、夜はイイダコの煮付けで酒をのんだ。 人間は、昼酒をするのが正しいのである。 昼酒は三日坊主におわることなく、今ではぼくの生活の欠かせない一部となっているわけなのだが、昼酒をする...
豚肉

料理は「命を活かす」ことである。(豚の粕汁)

酒粕がまだ一回分、冷蔵庫にはいっていたから、きのうは豚の粕汁を食べ納めした。 これをアテに酒を飲みながら、「料理は命を活かすことだ」とあらためて思ったのである。 ぼくは食べものに気を使わない人は男女を問わず好きではなく、毎日牛丼だのハンバー...
カキ

カキは今が最もうまいのである。(カキのオイスターソース炒め)

昨日はカキのオイスターソース炒めにした。 カキは今が、最もうまいのである。 カキは大人なら、当たって食べられなくなったというのを別とすれば、嫌いな人は少ないだろうが、「海のミルク」と呼ばれるだけあり栄養のほうもものすごい。 強力な疲労回復効...
ブリ

震災を忘れてはいけないのである。(ブリのてり焼き、ホタルイカと菜の花の酢みそ和え、ほうれん草と新子のおひたし)

魚屋も八百屋も、今は冬のものと春のものとが入り混じってならんでいるから、昨日はブリのてり焼きと、ホタルイカと菜の花の酢みそ和え、ほうれん草と新子のおひたしにした。 これを肴に酒を飲みながら、「震災を忘れてはいけない」とあらためて思ったのであ...
タラ

「自由」とは自分の飯を自分で作れることである。(タラの吸物)

寒がもどしてあまりに寒かったから、きのうは別れを告げたはずのタラに再登板してもらい、吸物にした。 これを肴に酒を飲みながら、「自由とは自分の飯を自分で作れることだ」とあらためて思ったのである。 5月の陽気がつづいたかと思ったら、一転ふたたび...
野菜料理

料理をすると味がわかるようになるのである。(油あげの大根煮)

昨日は「お世話になった冬の食べものとの別れを惜しもう」シリーズとして、大根煮をつくった。 料理をすると、味がわかるようになるのである。 昼酒は、当然するのである。 昨日は喫茶店「PiPi」。 「喫茶店で酒をのむなど風情がない」と訝しがる向き...