もらった鯛とタケノコをダブルで炊き込みご飯にした。
家で飲み過ぎ過ぎたのである。
飲み過ぎは、いつものことだ。
「酒は飲み過ぎるまで飲め」を座右の銘としているのだから、これは言うまでもない話である。
だいたい「飲み過ぎには気をつけよう」などという奴は、酒のことを何もわかっていない。
飲み過ぎるからこそ、酒は楽しいのであり、「適量を守る」などというならはじめから飲まないほうがいい。
ただその飲み過ぎも、「どの程度飲み過ぎるか」が色々ある。
一杯くらい飲み過ぎるならまだかわいい話だが、十杯飲み過ぎてしまうと翌日を完全に棒に振ることになる。
棒に振っても、飲み過ぎは楽しかった証拠だから、「仕方ない」と思うことにしているが、毎日それだとさすがにこちらも生活が成り立たない。
飲み過ぎ過ぎは、多くは飲み屋でおこるが、たまに家でもやることがある。
きのうはその「たま」に当たり、今朝起きてもまだ酒がたっぷり残っていた。
仕事の発注が、ちょうど切れ目にあたったから、きのうはブログに手を入れたのである。
ブログは毎日の記事を書くほかにも、あれこれメンテナンスが必要になる。
記事数が増えてきて、過去の記事が探しにくくなってきたから、先日「全記事一覧」のページをつくった。
さらにきのう、カテゴリーを細かく分け、これが記事の横にも表示されるようにした。
この仕事が、また楽しいわけだ。
ブログには強い愛着があるから、手をいれる作業はどんなにやっても苦にならない。
いつも仕事を終わる時間を大幅に過ぎるまでやり、一旦キリをつけたものの、飲みはじめてまた手を出した。
こうなってしまうと終わりがない。
飲みながら作りはじめたのは、「」のページである。
アマゾンの場所を借り、商品を紹介することにした。
とりあえず9つ置いてみたが、日頃使っていたりして、自信をもって「いい」といえるものだけを選ぶ。
カメラとノートパソコンも、毎日使っているものである。
作業がすすむと、酒もすすむ。
いつもよりはるかに遅い時間に食事の支度をはじめたときには、もう泥酔。
食事の支度をしながらもさらに飲むから、食事をしているときのことはあまりよく覚えていない。
飲み過ぎ過ぎは、気をつけていてもたまに起きる。
事故にあったとでも思い、諦めるしかないのである。
さてその食事だが、きのうはお下がりの鯛と、もらったタケノコがあった。
これをどちらもいれて、贅沢な炊き込みご飯にしたのである。
鯛の炊き込みご飯「鯛めし」が、うまいのは知れた話だ。
鯛のだしは黄金だから、鯛だけでほかに何もいれなくても十分ととのった味になる。
ここに旬のタケノコをいれるというのだから、贅沢すぎる話である。
しかしうまいのは、間違いない。
ただしここに、さらに油あげやほかの野菜などをいれるのは、入れ過ぎだからやめたほうがいい。
鯛をご飯に炊き込むときは、サッと焼いておくのがポイントとなる。
炊き込みご飯はアク取りができないから、臭みをきちんと抜いておく必要があるのである。
塩をふり、フライパンでも焼き網でも、軽く焦げ目がつくまで焼く。
臭みを抜くのが目的だから、完全に火が通らなくてもいい。
鯛が焼けたら、土鍋にだし昆布を敷き、まず研いだ米1カップ、2~3ミリ厚さくらい切ったタケノコをいれ、その上に鯛をのせる。
高さが均一くらいになるように、鯛は埋め込むようにするのがいい。
水1カップ、酒とみりん、うすくち醤油を大さじ1ずつ、塩小さじ4分の1ほどをいれ、フタをして中火にかける。
フタの穴から湯気が盛んにでてきたら、弱火に落とし、そのまま10分、湯気にほんのりおこげの香りがするようになるまで炊く。
火を落としたら、フタをしたまま10分蒸らす。
フタを開けると、鯛のいい香りがする。
木の芽を盛って食べるのである。
あとは、やはり神様からのお下がりでもらったトマト。
これもお下がりのピーマンを、サッと湯通ししたものに削り節とポン酢、一味をかけた。
とろろ昆布の吸物。
高野豆腐の煮たの。
酒はぬる燗。
これはさすがに一杯で終わった。
「きのうは金曜なのに飲みに出なかったしね。」
そうなんだよ。
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コメント
ホントぜいたくな鯛めしで美味しそうですね~(^u^)
切り身だったら私にもできそう~~☆