自分でつくった飯はうまいのである。(鶏団子と春キャベツの吸物)

鶏団子と春キャベツの吸物 鶏肉

 
昼は喫茶店「PiPi」でビールをのみ、夜は鶏団子と春キャベツの吸物をつくって家飲みした。

鶏団子と春キャベツの吸物

自分でつくった飯はうまいのである。

 

 

おととい喫茶店「PiPi」の店主マチコちゃんからツイッターで連絡があり、「一緒に昼からワインをのもう」という。

マチコちゃんは誕生日で、お祝いにもらったワインとチーズケーキがひとりでは持て余すので、「手伝ってほしい」とのことだった。

ぼくも毎日昼から大酒をのんでいてはさすがに生活が成り立たないが、若い女性にそう言われて「仕事があるからつき合えない」と断るのは男がすたる。

きのうは前日、たまたまのんだ量が少なく、朝早くに起きたため、仕事を半分以上、朝のうちに片付けてからPiPiに出かけた。

しかしマチコちゃんは急に、仕事のあと運転しないといけない用事がはいったとのこと、「一緒に昼酒」はかなわなかったのだが、平謝りされてゆで卵もサービスとなり、それはそれでいいのである。

 

それでPiPiで通常通り昼ビールとあいなったわけだが、マチコちゃんは料理がうまい。

喫茶店PiPi

酒に合うおかずが多いので、ほとんどはビールのアテにし、最後に少しのこしたおかずと漬物で、半分量のごはんを食べる。

 

ケーキのおすそ分けも出てきた。

喫茶店PiPi

酒は、やはりPiPiの常連である池井くんのバーボンを、ほんの少しだけ拝借した。

 

帰って昼寝し、きのうはそのあと、郡山行きの夜行バスを予約した。

やはり一週間ほど、京都の桜が見ごろになるまえに、行ってみることにしたのである。

やりたいことは、やれるうちにやらないと、出来なくなることがある。

一週間ほど滞在すれば、様子も少しはわかるだろう。

 

郡山へ行っても、何も特別なことをするつもりはない。

いつも通り、酒場でのんだくれるだけである。

夜行バスは片道で五六千円、サウナに泊まれば一泊で二千円、家賃を圧縮した分で、一週間の旅費はちょうど収まることになる。

仕事はどこでもできるから、日常の生活とそれほど変わらず、「ちょっと足を伸ばしてのみに行く」という気分でいる。

 

夜は鶏のひき肉を団子にし、これを春キャベツとあわせて吸物にした。

鶏団子と春キャベツの吸物

団子汁はホッコリとあたたまり、まだ少し寒いこの時期、うってつけの肴となる。

 

鶏ひき肉は200グラム、これにたっぷりの青ねぎ、溶き卵2分の1個分、酒とうすくち醤油、おろしショウガ小さじ1ずつ、塩小さじ2分の1、片栗粉大さじ1をくわえ、粘りが出るまでよくこねる。

鶏団子と春キャベツの吸物 作り方

こねたあと、少し置いておくと味がなじむ。

 

鍋に水4カップと5センチ角くらいのだし昆布2枚ほどをいれて沸かし、こねたタネをスプーンで食べやすい大きさにまとめて落とす。

鶏団子と春キャベツの吸物 作り方

だしを取るため、そのまま5分ほど、弱火でアクをとりながら煮る。

 

酒とうすくち醤油を大さじ4、みりん小さじ4で味をつけ、ざく切りにしたキャベツと彩りの細切りニンジンをすこし煮る。

鶏団子と春キャベツの吸物 作り方

そのあとしめじをサッと煮れば出来上りとなる。

 

安い胸肉を使ったが、これでまったく問題ない。

鶏団子と春キャベツの吸物

きのうはすまし汁としたが、水溶き片栗粉でトロミをつけてもまたうまい。

 

あとはブロッコリーのじゃこポン。

ブロッコリーのじゃこポン

塩を振った水でさっとゆで、そのまま冷ましたブロッコリーに、ちりめんじゃこと味ポン酢をかける。

 

油あげの焼いたの。

油あげの焼いたの

ショウガ醤油で。

 

おとといのカレイ煮付け。

おとといのカレイ煮付け

 
 

すぐき。

すぐき

 
 

酒はぬる燗。

酒はぬる燗

自分でつくった飯は、うまいのである。

 

自炊になかなか踏み出せず、外食に甘んじている人も少なくないと思うけれども、自炊には「安い」、「栄養がバランスよくとれる」、「料理するのは楽しい」などの数々のメリットのほか、最大ともいえる特徴がある。

「うまい」のである。

これはほんとうに間違いなく、ぼくは毎日、目ん玉がとび出るくらい、うまいものを食べている。

初心者でも、2~3ヶ月もつづけてみれば、並みの外食店よりうまいものが作れるようになるとおもう。

 

これは自炊をすれば、それなりの材料を使い、自分なりに手をかけて作るからということもあるが、やはり何といっても、

「自分が好きなものは、自分が一番よく知っている」

ということだろうと思っている。

他人が自分のために、自分の好きなものを、自分が好きなように作ってくれることは、稀だといえるのではないだろうか。

だからまだ、料理の腕前がそれほどない時点でも、「自分がうまいと思うもの」はわりと簡単に作れるようになる。

初めのうちは、手ひどい失敗もするだろうが、慣れてくればそれもほとんどなくなるのである。

 

「自炊は面倒だ」と思う人もあるだろうが、歯を磨くのとおなじ話で習慣になれば苦にならないし、さらに料理は、つづけるうちに楽しくなる。

「趣味」としても奥が深く、今日の団子汁など簡単だから、ぜひやってみるのを勧めたいところだ。

 

「おっさんも初めはずいぶん失敗したね。」

チェブラーシカのチェブ夫

そうなんだよな。

 

 

 

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コメント

  1. んまそー! より:

    高野さん

    こんなに料理が上手で、鍋料理も得意なのに、そういえば高野さんのブログでは高野さんの手料理を他の人が食べているシーンを見たことがないのですが(あったらごめんなさい)、「自宅で友人たちとワイワイ家飲み&おもてなし」などはしないのですか?
    高野さんと家飲みしたら楽しそー!!

    • 高野 俊一 より:

      出版記念パーティーのときは手料理をふるまったんですが、そういえばそれ以外は、そういうのはしていないですね(^_^)

  2. 会津っ子 より:

    高野さんのブログ読者です!私は福島県会津に住んでますが震災に関して郡山より実際に津波被害のあったとこに行ってみてはいかがでしょうか?郡山ではきっと現実とはか毛離れているような気がします。
    いつもブログ楽しみにしています!こちらにきた際にはたくさん福島県のうまいもの食べて下さいね

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