四条大宮で外飲みをし、3軒の飲み屋をまわった。
飲みながら、「やりたいことをまずやったらいい」とあらためて思ったのである。
家で昼と夜に酒がのめれば、とりあえずぼくにとっては十分満ち足りていて、毎日つづいたとしても、それならそれで悪くない。
家飲みで覚えるような幸せを外で飲んで感じることは、それほど多くないのである。
それでは何で外で飲むのかといえば、まず一つには「好奇心」で、知らなかった飲み屋や人、料理、世界を知ることの喜びということになる。
それから「人付き合い」で、飲み屋にわずかばかりのお金を払い、経営に貢献することや、親しく話すようになった人と顔をつないでおくことは、ひとりで仕事をするぼくにとって必要だと思っている。
だから自ずと、飲み屋は巡回することになる。
昨日も四条大宮の飲み屋を3軒まわった。
まずはバー「スピナーズ」。
ここは自分で「ホームグラウンド」と位置づけているから、外すわけにはいかないのである。
飲み屋にはそれぞれにカラーがあるが、スピナーズはぼくにとって「話をする場所」で、話をするにはここが一番落ち着く。
昨日もマスターに近況を報告し、顔なじみのお客さんとすこし話して店を出た。
次は立ち飲み「てら」。
ここは「食べる場所」である。
昨日も豚天、
スパサラ、
アジフライ、
それにつくね、
を食べた。
さらにてらは、お客さんと顔がつながってきているのも嬉しい。
最後にダイニング・バー「Kaju」。
Kajuはぼくにとって「実家」のようなもので、基本である。
京都へ来てすぐに通うようになり、それから4年、マスターはぼくのことを見守ってくれている。
近況はことあるごとに報告し、時々は相談に乗ってもらったりもする。
昨日はこれでいい時間になったから、家に帰ってあり物の肴でさらに飲んだ。
飲みながら、
「『やりたいこと』をまずやるのがいい」
とあらためて思ったのである。
さて「やりたいこと」だが、昨日青年と話したのである。
店を開きたいと思うのだが、その前にあれをやって、これをやってと言っている。
少し話しただけだから、詳しいことはわからないが、その「あれ」や「これ」は、開業するための資金を貯めるとか、必要な勉強をするとか、残してしまった義理を果たすとかいう「やりたいことに向かったこと」ではないように思えた。
ただ回り道をするだけのようにぼくには感じられたのである。
人の人生にケチをつけるつもりは毛頭なく、自分の人生なのだから、自分が思う通りにやったらいいとは思うのだが、ぼくもこれまで生きてきて、「コツ」だと思うことはある。
それは「やりたい」と思うことは、「まずやってみるのがいい」ということだ。
やりたいと思っても、それが自分にとって分不相応とか、実現できそうにないとか感じられることがあると思う。
それでそれをすぐにやらずに、「機が満ちたら」「自分が成長したら」やろうなどとと考える。
でもその「機」は永遠に訪れないし、「成長」もないというのがぼくの考えだ。
やりたいことに向かって一歩を踏み出してはじめて、機は熟すし成長もする。
もちろん「やりたいこと」について、できる限り具体化するよう、考えぬく必要はある。
でも最後に必要なのは、「勇気」なのだとぼくは思う。
昨日はそんなことを考えながら、もらった酒をチビチビ飲んだ。
「ぼくはいつもやりたいことに向かっていたい」と、あらためて思った。
「ぼくもかなり汚れてきたから、そろそろ風呂に入りたいな。」
入れてやらなきゃな。
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コメント
わぁー(*^^*)♪
白チェブさんお揃いだぁ♪
チェブ夫との絡みも楽しみにしてますね♪
高野さん、うらやましいな~と思いながら、自分を信じなきゃな~~って思いました~☆彡
白いコはチェブオくんの彼女ですか~?ヽ(^。^)
友達ですよ、今のところ(^o^)
あ!チェブ男の隣に!
わー、かわいいー(≧∇≦)だ
れなんですかー?てか、高野さん
くいしんぼう。いまさらですがww
ずるい場所に住んでます!
チェブ子と呼んでいるんですよ。