高野 俊一

京都・大阪の飲食店

ラーメンの食べ方も「察する」のである。(新福菜館三条店)

新福菜館三条店は現在では閉店しています。 京都へ来て、日本文化は「察する文化」だとつくづく思うのである。 相手の心持ちをおたがいが推し計り、それに合わせた振るまいをする。 これは「長いものには巻かれろ」式の、理不尽であっても声高に主張すれば...
京都・大阪の飲食店

先が見えないときは耐えないといけないのである。(スピナーズ3周年)

昨日はいつもお世話になっているバー「スピナーズ」の3周年記念だった。 そこで初対面のアラフォー女性と話をしながら、「先が見えないときは耐えないといけない」とあらためて思ったのである。 土曜日はいつもならラーメン屋でビールを飲むのだが、昨日は...
京都・大阪の飲食店

「やりたいこと」をまずやったらいいのである。(スピナーズ、てら、Kaju)

四条大宮で外飲みをし、3軒の飲み屋をまわった。 飲みながら、「やりたいことをまずやったらいい」とあらためて思ったのである。 家で昼と夜に酒がのめれば、とりあえずぼくにとっては十分満ち足りていて、毎日つづいたとしても、それならそれで悪くない。...
タラ

「自由」とは自分の飯を自分で作れることである。(タラの吸物)

寒がもどしてあまりに寒かったから、きのうは別れを告げたはずのタラに再登板してもらい、吸物にした。 これを肴に酒を飲みながら、「自由とは自分の飯を自分で作れることだ」とあらためて思ったのである。 5月の陽気がつづいたかと思ったら、一転ふたたび...
京都・大阪の飲食店

怪しい店ほど入るとホッコリするのである。(大阪阪町「居酒屋食堂まいど!」)

友人にさそわれて大阪へ行き、食事のあと一人で阪町の酒場にはいった。 怪しい店ほど、中にはいるとホッコリするのである。 きのうの昼酒は、おとといの大根煮をうどんにした。 大根煮はうすめの味付けにしてあったから、うどんの汁にちょうどいい。 昼の...
野菜料理

料理をすると味がわかるようになるのである。(油あげの大根煮)

昨日は「お世話になった冬の食べものとの別れを惜しもう」シリーズとして、大根煮をつくった。 料理をすると、味がわかるようになるのである。 昼酒は、当然するのである。 昨日は喫茶店「PiPi」。 「喫茶店で酒をのむなど風情がない」と訝しがる向き...
その他魚料理

料理は酒を飲みながらするに限るのである。(ハタハタ煮付け、ハマグリ吸物、身しじみショウガ煮)

昨日はひな祭りだったから、男のぼくは関係ないが、ハタハタの煮付けにくわえて一応ハマグリの吸物と身しじみの甘辛煮をつくった。 チンタラやるから支度に2時間近くがかかるのだが、料理は酒を飲みながらするに限るのである。 ぼくにとって料理は趣味で、...
豚肉

家のひとり飲みはハマるのである。(豚の粕汁)

「晩めしは外で食おうか」と一瞬思ったのだが、結局豚の粕汁をつくって家飲みした。 家のひとり飲みはハマるのである。 引っ越しの片づけは概ねおわり、そこそこ居心地のいい家となった。 はじめは「ガラン」としていても、家具をいれ、あれこれ手をかけて...
京都・大阪の飲食店

自分の道を「進む」からこそ「変わらない」のである。(新福菜館三条店、ホタルイカのおろしポン酢)

毎週のことながら、昨日は新福菜館三条店でビールをのみ、ラーメンを食べた。 食べながら、「自分の道を『進む』からこそ変わらない」とあらためて思ったのである。 週に一ぺん、新福菜館三条店でラーメンを食べるのは、ぼくにとってはもうほとんど「決まり...
その他魚料理

昼酒は体にいいのである。(子持ちカレイ煮付け、わかめとホタルイカ酢みそ)

引っ越しのダンボールが片付き、昨日は久しぶりに家で酒をのんだ。 飲みながら、「昼酒は体にいい」とつくづく思ったのである。 昼酒は、もうぼくの生活の欠かすことのできない一部となっている。 昼酒のない人生など、すでに考えることができないのである...
京都・大阪の飲食店

自分を信じる人を応援したいのである。(酒房京子、スピナーズ)

昨日は「酒房京子」で飲んでいたら止まらなくなり、「スピナーズ」へ流れた。 自分を信じる人を応援したいのである。 荷物の移動は午前中に無事おわり、ダンボールの壁が立ちはだかる中、まずは昼寝のスペースだけ確保して家を出た。 昼酒をするためである...
京都・大阪の飲食店

引っ越しは面倒なのである。(ピッコロジャルディーノ)

昨日は引っ越しの荷造りをして外食し、今日は荷物を移動した。 引っ越しは面倒なのである。 家賃が大幅に安いところに引っ越しすることにしたのである。 今も東京にくらべれば、京都の街中に住んでいながらはるかに安いのだが、それでもそこそこの値段がす...
その他魚料理

酒は意味がまったくないのがいいのである。(生節と豆腐の煮物)

昨日はとろろ昆布のうどんで昼酒をし、生節と豆腐の煮物で晩酌をした。 酒は意味がまったくないのがいいのである。 昼酒の満足感といったら、実際のところ夜に飲む酒の6倍はいくだろうと思えるほどで、つくづく気分がいい。 明るい昼間、ぼんやりと酒を飲...
野菜料理

ピーマン肉詰めで酒を飲みながら「いつ死んでもいいようにしておきたい」と思ったのである。

昨日はひき肉料理が作りたくなり、ピーマン肉詰めを作った。 これを肴に酒を飲みながら、「いつ死んでもいいようにしておきたい」と思ったのである。 昼酒はもう、生活に組み込まれているのである。 酒は明るいうちに飲むのが何といってもうまいのであり、...
京都・大阪の飲食店

酒も新福菜館のラーメンも「体」が喜ぶのである。

昼はブログの更新をしながらビールを飲み、夜は新福菜館三条店でラーメンを食べた。 酒も新福菜館のラーメンも、体が喜ぶのである。 「なぜ酒を飲むのか」と聞かれると、酒飲みのぼくも少し困るところはある。 別に必要があって飲んでいるのとは違う。 飲...
京都・大阪の飲食店

酒は徹底的に飲むのである。

昨日は昼酒をし、夜は四条大宮で外飲みをして明け方に寝た。 酒は徹底的に飲むのである。 昨日の昼酒は、アサリのうどん。 前日のアサリを、昼酒のために少し残しておいた。 酒蒸しにした残り汁も、だしに加える。 昼酒をするとこのように、食材を無駄な...
その他魚料理

アサリ酒蒸し、鯛あら汁のにゅうめん

昨日は鯛あら汁のにゅうめんで昼酒、 それにアサリ酒蒸しで晩酌をした。 昼酒は、三日坊主にはならずに今もつづいている。 昼酒をはじめてから、昼めしのことをきちんと考えるようになったのは確かで、それまでのようにエサに近いものをかっこむよりは、よ...

鯛あら炊きはやはり王者なのである。

待ちきれない春を少しでも感じるため、昨日は鯛のあら炊きにした。 鯛はやはり王者なのである。 昼酒は、ゲソの味噌わた炒めをうどんに乗せたのを肴にした。 一昨日買ったスルメイカの、ゲソとわたを残してあったのだ。 イカはやはりわたをどうやって食べ...
スルメイカ

菜の花はイカと合わせるのもいいのである。

魚屋へ行ったら活きのいいスルメイカがあったから、菜の花と合わせてオイスターソースで炒めた。 菜の花は、イカと合わせるのもいいのである。 昼酒は、相変わらずつづいている。 しかし三日坊主にならないよう、心しないといけないところだ。 昼に酒を飲...
鶏肉

うまいものを食うのに金はかからないのである。(手羽元大根)

魚が食べたい気がしたが、魚屋が臨時休業していたためスーパーで手羽元を買い、大根と煮た。 うまいものを食うのに金はかからないのである。 昨日も昼に酒を飲んだ。 明るいときに飲む酒が、またうまい。 肴は前日の白菜と、とろろ昆布のうどん。 とろろ...
豚肉

炒め物は卵を入れるとやさしい味になるのである。(豚肉と水菜の卵炒め、草野心平「口福無限」)

豚肉を粕汁にしようと思っていたが、油あげを買い忘れていたため水菜と炒めた。 炒め物は卵を入れるとやさしい味になるのである。 昨日は昼に、残っていたカマスゴを蕎麦にいれて食べた。 カマスゴの本場、神戸の人が「そうやって食べる」というのを聞いて...
その他魚料理

カマスゴは春を知らせる魚なのである。

昨日はラーメンを食べてから梅を見て、夜はカマスゴで晩酌した。 カマスゴは、春を知らせる魚なのである。 まだまだ寒く、東日本では大雪にもなったそうだが、春の足音は確実に大きくなっている。 今日も京都は日差しが明るく、街も賑わって見えるようだ。...
鶏肉

鶏は塩焼きがうまいのである。

きのうは鶏モモ肉を塩焼きにした。 鶏は塩焼きがうまいのである。 朝起きたら、京都は一面の銀世界だった。 夜中に降りだしたものと見え、もう5センチ近く積もっているが、まだ止む気配はなく、牡丹のような雪がコンコンと降りてくる。 先週は、「京都で...
京都・大阪の飲食店

四条大宮はきのうも暖かかったのである。

きのうは四条大宮で外飲みをした。 四条大宮は、きのうも暖かかったのである。 「スピナーズ」へは6日ぶりで行った。 6日も行っていないと、前回どのように飲んだかを忘れてしまい、マスターに様子を聞く始末である。 開店直後だったが、すでに男性の常...
カキ

「勤め人」などつまらないのである。(カキの卵とじ)

昨日はそろそろ旬の終わりにむかうカキを惜しみ、卵とじにした。 これを肴に酒を飲みながら、「勤め人などつまらない」と改めて思ったのである。 冬のものがそろそろ終りを迎えるのである。 今何といってもうまいのは「ブリとカキ」だけれど、どちらももう...
ブリ

日本が壊れないとわからないのである。(ブリカマ塩焼き)

昨日はおととい買ったブリあらに入っていた大きなカマを、塩焼きにした。 これで酒を飲みながら、「日本がほんとうに壊れてみないと、ほとんどの人はわからない」と、改めて思ったのである。 三条会商店街「ダイシン食料品店」のブリあらの安さと言ったらな...
ブリ

会社など辞めても生きていけるのである。(ブリあらのハリハリ鍋)

昨日はブリあらが買えたから、ハリハリ鍋にした。 これを肴に酒を飲みながら、「会社など辞めても生きていける」と改めて思ったのである。 ブリは今、最盛期の終わりを迎えているところである。 いいとこギリギリ2月一杯までであり、それを過ぎると脂が急...
京都・大阪の飲食店

女も浮気したほうがいいのである。(酒房京子)

昨日は「酒房京子」でブログ読者の女性と飲んだ。 話をしながら、ぼくは「女性も浮気したほうがいい」と、改めて思ったのである。 四条大宮の飲み屋には、時々ブログ読者の人が訪ねてきてくれることがあるのである。 その場で出くわすことも少なくないし、...
京都・大阪の飲食店

二日酔いには迎え酒がきくのである。(新福菜館三条店、水菜の吸物)

昨日は朝起きても酒がバリバリで残っていたから迎え酒をし、そのまま夜まで酒を飲んだ。 二日酔いには迎え酒がきくのである。 ぼくはそれほど酒が強い方ではなく、たくさん飲めば、翌日は残るのである。 酒が強い人の強さといったらハンパないのであり、泥...
京都・大阪の飲食店

酒は飲み過ぎてなんぼなのである。

昨日は四条大宮で外飲みし、5軒の飲み屋をはしごした。 飲みながら、「酒は飲み過ぎてなんぼ」だと、改めて思ったのである。 何もぼくは、「飲み過ぎよう」と思って飲みはじめるわけでは、決してないのである。 昨日も立ち飲み「てら」でビールを2杯飲み...