魚屋へ行ったら活きのいいスルメイカがあったから、菜の花と合わせてオイスターソースで炒めた。
菜の花は、イカと合わせるのもいいのである。
昼酒は、相変わらずつづいている。
しかし三日坊主にならないよう、心しないといけないところだ。
昼に酒を飲むならビールが王道だが、ビールには「焼きそば」だ。
ビールはもちろん、お好み焼きやら餃子やら、串カツやら、合うものは山ほどあるが、中でも焼きそばは格別なのだ。
まずビールは麦が原料だから、料理も小麦粉を使ったものがいい。
さらにそれを、酒を飲むなら、「ツルツル」と食べたいわけで、「ならば焼きそば」ということだ。
特に昨日の、「豚肉の焼きそば」は、ビールへの合い方は尋常でない。
豚肉とネギを使ったところといい、しょうゆにショウガで味付けをするところといい、「ビールを飲むためにある」と言ってもいいほどである。
元はウー・ウェン氏のレシピだが、簡単にできるから、ぼくはこれまで100回は作っている。
ビールのアテにしてほしいところだが、飲まない人は、酢を少したらして食べるのもいいと思う。
サラダ油を引いたフライパンを強火にかけ、豚コマ肉100グラム程度を炒める。
色が変わったら、しょうゆと酒大さじ1ずつ、おろしショウガ小さじ1の合わせ調味料をいれ、ひと混ぜする。
斜め切りにした白ねぎ2分の1本くらいをいれてさらにひと混ぜし、焼きそば麺をいれる。
あとは麺を、汁を吸わせながらよく炒める。
食べ終わったら昼寝をするのはいつもの通り。
豚肉とネギで体があたたまるから、よく寝られるのである。
昨日は引っ越しの支度を少ししたから、その分時間が押し、仕事があまりできなかった。
ぼくは生活の優先順位が、飲み食いが一番、ブログが二番、仕事はあまった時間でやるようにしているから仕方ない。
一日3時間、月に20日仕事をすれば、生活は成り立つようになっているのだが、その3時間の仕事ができない日も多い。
でも今までのところ、なんとか帳尻は合っている。
仕事の合間に買い物へも行く。
魚屋は営業していた。
活きのいいスルメイカがあったから、それを買うことにした。
スルメイカも、「酒のためにある」と言ってもいいほど、よく酒に合う。
スルメイカは、オイスターソースで炒めるのが定番料理の一つとなる。
ブロッコリーと合わせるのが定番だが、昨日は菜の花を合わせることにした。
菜の花はあっという間に火が通るから、下ゆでせずに使う。
イカも火の通りは早いから、手早くやるのがコツである。
イカは胴から中身をはずし、胴の軟骨をぬき取って5ミリ幅くらいの輪切りにする。
ゲソは今日、ワタと一緒にみそ炒めにし、うどんに乗せるつもりである。
菜の花は洗って、水気をよくふき取る。
酒とオイスターソース大さじ1、砂糖としょうゆ、おろしショウガ、酢、片栗粉小さじ1をまぜ合わせておく。
フライパンにゴマ油を多めに引き、輪切り唐辛子少々をいれて強火にかける。
フライパンがよく温まったらイカと菜の花をいれる。
1分ほど炒め、菜の花がしんなりしたら、合わせ調味料をいれてまぜ合わせ、火を止める。
ほろ苦い菜の花は、イカとは「黄金」ともいえるとり合わせである。
下ゆでしないから味が濃く、歯ごたえが残るのもいい。
あとは昨日はカブの吸物。
カブにもそろそろ別れを告げなくてはいけない。
昆布と削りぶしのだし2カップに、うすくち醤油大さじ2、みりん小さじ1で味をつけ、厚く皮をむき、タテ6等分にしたカブと油あげ、それにしめじを3~4分、カブがやわらかくなるまで煮る。
塩一つまみをふった水でサッとゆで、水で冷やしてよく絞ったカブの茎と葉を、最後に煮汁であたためて、椀に盛る。
一昨日の手羽元大根。
味がしみている。
ゆず胡椒としょうゆの冷奴。
すぐき。
酒はぬる燗。
これを2合飲み、12時に布団に入った。
「仕事も頑張らないとダメだからね。」
わかってる。
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コメント
今夜のメニュー 烏賊と菜の花 早速 明日のメニューに
させていただきますよ。菜の花の仲間の紅采苔ってのが
スポーツジムの 近くの産直市場にて購入、
彩どりが良いかなと 試してみます。
ありがとうございます。