きのうは、水菜と塩さばのサラダ。
外食だけで体調維持できるやつは天才だ。
外食だけで、体調が維持できているやつは、まずメニューをぱっと見て、それぞれの料理にどんな材料と調味料が使われているかがわかるのだろう。
さらに自分の体が必要としているものを、その中から瞬時に見分け、選ぶことができるにちがいない。
オレには、そんな芸当は到底無理だ。
以前、1週間ほど旅行したことがある。そうしたら、4日ほどで体調をくずした。
いやもちろん、それはオレが悪いのだ。外食の達人とは違うから、どうしても当地の名物などを食べたいと思ってしまう。
それで、ラーメンは4日つづけて食べ、さらにもつ焼きやら寿司やら中華やらを食っていたら、さすがに体が動かなくなった。
それであとは、ちょうど手近な食堂があったから、毎日レバニラ。
まったく、情けない話である。
50を過ぎると、とにかく食い物が重要になる。代謝が下がるからだろう、必要なものを食べていないと、すぐに疲れがたまって動けなくなる。
自炊をすれば、その点、必要なものを食べるために特別な才能は必要ない。
食べたいものを、体に問いかければいいだけだ。
体はまったく正直で、肉がつづくと「魚が食べたい」と答えるし、ニラをしばらく食べていないと、「ぜひ食べろ」と要求する。ガッツリしたものを食べたがることもあるし、サッパリしたものを欲しがる時もある。
それにただ、「ハイ、ハイ」と答えているだけで、体調はだいたい、万全に保たれる。
風邪を引くのも、ソファで寝てしまった時くらいである。
きのうは昼に、ツナチャーハンを作って食べた。
卵とツナ、青ねぎに、塩コショウだけの味付で、大変うまい。
ただ、ツナ缶に油が入っていることを忘れて、油を入れすぎたのだ。おかげで晩になっても、あまり腹が減ってこない。
それで何を食べるか考えはじめ、冷蔵庫に水菜が入っていることを思い出すと、「それを生で使え」と指示が入る。次に冷凍庫に塩さばが入っているのも思い出すと、「それを加えて温かいドレッシングで和えろ」と要求される。
というわけで、水菜と塩さばのサラダを作ることに相成った。
これが、サッパリとして非常にうまかったわけである。
これが、作るのもまた簡単だった。
どんぶりに、ざく切りに切った水菜を入れる。玉ねぎを入れるつもりだったのが切らしていたから、細切りにしたみょうがを入れる。
塩さばは普通に焼いて、細く切ったのを入れる。
最後に、
- オリーブオイル 大さじ2
- レモン汁(ポッカレモン100) 大さじ1
- オイスターソース 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
をフライパンで温めて、上から「ジュッ」とかけ、全体を混ぜるだけ。
皿に盛り、粗引きコショウをかける。
サッパリしたものが食べたいときには、打ってつけなのは言うまでもなく、仕方なく入れたみょうがが、またサバとよく合ってとてもよかった。
あとは、梅トロにゅうめん。
そうめんは1分ほど茹で、ザルにあけて水で冷やす。
改めてお湯を沸かしてにゅうめんを温めたら、とろろ昆布と削りぶしを入れたお椀にお湯ごと入れ、淡口醤油ちょっぴりで味をつけて、梅干しをのせる。
それに、キムチの冷奴ゴマ油がけ、
長芋せん切り一味ポン酢。
酒は、冷酒。
料理が簡単だったため、11時過ぎまでダラダラしていたにも関わらず、いつもとおなじような時間に寝れた。
「もっとシャキッと生活しなよ。」
そうだよな。
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