イカと厚揚のカレー ――カレーは残り汁の再利用にかぎりますわ!

イカと厚揚のカレー スルメイカ

きのうは、イカと厚揚のカレー。

イカと厚揚のカレー

カレーは、残り汁の再利用にかぎりますわ!

 

 

おととい、まったく酒をのまずに寝たせいで、きのうは朝8時にパッチリと目がさめ、活動開始。

「これはさぞや、仕事が捗るだろう」

とおもったところ、まずブログの更新に時間がかかり、、、

昼酒が、前の日酒をのまなかったものだからまたおいしくて、いつもは1杯にするところ2杯ものんで、さらに寝不足だったから、昼寝もたっぷり、、、

さらに昼寝からさめたら、ブログをあれこれ、だらだらと修正などしてしまい、、、

 

けっきょく、まったく仕事はできなかった。

 

まあ、こんなもんっすよ。

 

仕事しないといけないのは、わかっているのだ。

でもぼくの場合、どうしても、「やらなきゃいけないこと」でなく「やりたいこと」をやってしまうクセがあり、何を考えているのだか、自分でもよくわからないのである。

 

というわけで、あっという間に一日がすぎ、晩飯をつくることと相成った。

イカと厚揚のカレー

メニューは、イカと厚揚のカレー。

 

鶏すきの残り汁が、冷蔵庫に保存してあったのだ。

イカと厚揚のカレー

鶏と野菜のうまみがたっぷりと出たやつだから、これを再利用しなければ、食べものの神様に怒られる。

 

煮物の煮汁を再利用するのなら、圧倒的に、「カレー」である。

おからや高野豆腐に吸わせるのでも悪くはないが、カレーにすると味がまったく変わるから、再利用でも、ふたたび堂々とメインを張れるメニューになる。

 

これが肉でなく、魚の煮物であったとしても、カレーにするので問題ない。

カレー粉のおかげで魚の臭みなどはまったくなくなり、「魚の煮汁をつかった」とは全然おもえない、おいしいカレーになるのである。

 

煮物の煮汁は、そのままでは濃すぎるから、同量くらいの水でうすめる。

また甘すぎるから、塩で味を整える。

 

このうすめた煮汁に、直接カレー粉をいれてしまっても、もちろん不味くはないはずだが、少し手をくわえることで、抜群においしくなる。

イカと厚揚のカレー

フライパンにたっぷり(大さじ5くらい)のゴマ油をひき、うすめた煮汁が3カップくらいだとしたら、カレー粉と小麦粉・大さじ2ずつ、豆板醤を小さじ2。

それにたっぷりの香味野菜、きのうは2センチ大くらいのショウガ、10センチくらいのセロリをみじん切りしたのをいれ、弱めの中火でじっくりと炒める。

 

5分くらい炒めて、カレー粉と豆板醤の香りがきちんと立ってきたところで、煮汁にいれる。

イカと厚揚のカレー

 

きのうはここに、隠し味程度、小さじ1くらいのケチャップをくわえた。

味見をすると、我ながら惚れぼれとするうまさである。

 

あとは、何でも好きな具を煮ればいいのだが、きのうはまずは厚揚。

イカと厚揚のカレー

5分くらい煮たあとで、胴は輪切り、足はぶつ切りにしたイカと、豚バラうす切り肉を、さらに5分くらい煮る。

 

これで、できあがり。

イカと厚揚のカレー

 

まずは汁物的にお椀によそい、酒の肴にする。

イカと厚揚のカレー

小さくきざんだ生のニラ、それにキムチをトッピング。

 

酒は、冷や酒。

イカと厚揚のカレー

 

少しのんだら、いよいよご飯。

イカと厚揚のカレー

ニラとキムチ、さらに卵の黄身をトッピング。

 

これがまったく、たまらない味。

イカと厚揚、豚肉が、まず黄金の取り合わせであるところに、ニラ、キムチ、卵の黄身がまたよく合って、すべてにおいて、申し分ない。

 

おかげで酒も、いつも以上にのみ過ぎて、おとといの断酒の効果は、一夜にして海の藻くずと消えたのだった。

 

「まったくお気楽な人生だね。」

チェブ夫

ほんとにな。

 

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