きのうはキャベツが冷蔵庫に入っていて、これを使ってしまわないといけなかった。
キャベツは、何といってもスパムが合う。これは折り紙つきなのだ。
何しろグーグルで、「スパム レシピ」と検索すると、上部に現れる「他のキーワード」というところに、「スパム 食べ方」「スパム 保存」とならんで「キャベツ スパム レシピ」が現れる。
スパムというと、ゴーヤだと思うだろう?
違うのだ。圧倒的にキャベツなのである。
そこでスパムとキャベツを炒め合わせるとして、問題は味つけだ。これはやはり、「カレー」だろう。
カレーライスに千切りキャベツを添えるとうまいのは知れた話だ。
カレー味となれば、当然ご飯を添えて丼にする。
するとこのスパムとキャベツのカレー炒め丼、必然的にうまいわけである。
さらにきのうは、ここについでに、ウィンナーとじゃがいもも入れることにした。ウィンナーがキャベツに合うのは言うまでもない話だし、じゃがいもとキャベツも、西洋の料理でよく見かける黄金のコンビだ。
味のベースは、豚肉との相性がよいオイスターソースにすることにした。
フライパンに、
- ゴマ油 大さじ1
- サラダ油 大さじ1
- 豆板醤 小さじ2分の1
- みじん切りのショウガ 1~2センチ大分
- 1センチ厚さくらいに切った減塩スパム 170グラム(2分の1缶)
- 斜め半分に切ったウィンナー 3本
- 1センチくらいの拍子木に切ったじゃがいも 1個分
を入れ、弱めの中火にかける。
5分くらいじっくり炒め、じゃがいもが柔かくなり始めたくらいのところで、ざく切りにし、太い脈は包丁でたたき潰すかその場で食べてしまったキャベツ・2分の1個を入れ、火加減を強めの中火にする。
キャベツがしんなりしてきたら、
- オイスターソース 大さじ1
- カレー粉 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ1
を入れる。
1~2分炒め、最後に小口切りの青ねぎ・1本分を入れ、ひと混ぜして火を止める。
ご飯をよそった皿に盛る。
これは、うまい、、、
夏はやはり、何といってもカレー味なのである。
カレー味のじゃがいもも、言うまでもなくうまい。
あとは、オクラととろろ昆布の吸物。
オクラは、板ずり(まな板で塩を振ってズリズリする)し、サッと水洗いしてから小口切りにする。
酒は、冷や酒。
自分の作った飯を食うのは、つくづく幸せなのである。何しろ自分が好きなものばかりで、嫌いなものは一つもないのだから、それは言うまでもないことだ。
「嫌いなものも食べなさい」と子供の頃は言われたものだが、好きだからこそおいしいわけで、おいしいものだけ食べていれば、人間は健康でいられるのである。
「そのうちぜったい体を壊すよ。」
そうだよな。
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