きのうの肴は、鶏とナスの蒸し物トマト入り、とろろ昆布の吸物、酢の物、オクラのツナマヨ和え。
夏に酸っぱいものを食べるのは、いいのである。
夏になると、どうも酸っぱいものが食べたくなる。別に意識してはいないのだけれど、献立を考えるとそうなるのだ。
きのうも、ふと気が付くと、考えていた献立が、全て酸っぱいものになっていた。さすがにそれはやり過ぎだと思い、とろろ昆布の吸物に入れようとしていた梅干しは、やめることにした。
しかし夏に酸っぱいものが食べたくなるのは、理由があるらしい。調べてみると、酸っぱいものに含まれる「クエン酸」が、夏には必要なのだそうだ。
夏は暑さのせいで、代謝が滞りがちになる。クエン酸は、代謝を活発にし、体が疲れにくいようにする働きがあるという。
「やはりそうだったのか・・・」
ぼくはニンマリするのである。
「食べたいものを食べることが、体には一番いい」と、ぼくはいつも信じている。
きのうは鶏肉を食べることにした。
初めは塩焼きにしようかと思ったけれど、ナスが2本あったから、これと一緒に蒸すことにした。
鶏肉のうまみがしみたナスは、うまい。
ここに味付のポイントとしてトマトを入れ、さらにレモンを絞るわけである。
蒸し物は、蒸し器がなくても、深めのフライパンがあれば難なくできる。
フライパンに水を入れ、そこに直接、深めの皿を入れればいい。
ナス2本は皮をタテにトラ刈りに剥き、2センチ厚さくらいに切る。一つまみの塩で揉んで、皿に入れる。
鶏モモ肉1枚も、表と裏に、それぞれ一つまみずつの塩を振り、食べやすい大きさに切ってナスの上に置く。
水は3カップくらい入れ、フライパンのフタを閉め、強火にかける。
水が沸騰してきたら、強めの中火くらいにする。
計15分蒸すのだが、蒸し終わる1~2分前に、くし切りにしたトマトを加える。
しょうゆを一垂らしして、レモンを絞る。
写真では、汁に隠れてしまったが、味を吸ったナスがうまい。
あとは、とろろ昆布の吸物。
お椀にとろろ昆布と削りぶし、青ねぎ、淡口しょうゆを入れ、お湯をそそぐ。
酢の物。
キュウリはうすい輪切りにし、塩で揉んで5分ほどおき、水洗いして水気を拭き取る。
ワカメとちくわ、ちりめんじゃこを合わせ、砂糖小さじ3、酢大さじ3、それに味を見ながら塩少々を加えて和える。
オクラのツナマヨ和え。
オクラはまな板の上で塩を振り、ズリズリとした上で、サッとゆでる。
常温で冷まして1センチ幅くらいに切り、ツナとマヨネーズ、塩コショウ少々で和える。
酒は焼酎水割り。
きのうは食べ始めたのが2時に近く、寝たのは4時になってしまった。
「早起きは三文の得っていうよ。」
そうだよな。
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