カキめしは、カキの最もうまい食べ方の一つなのだ

2015/09/26

きのうは、カキめし。

カキめし

カキめしは、カキの最もうまい食べ方の一つなのだ。

 

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カキめしにしようと思ったのは、まずカキが、そろそろ季節の終わりだから。

カキは2月に、旬の最盛期をむかえるわけで、身は見事に大きく、ぷっくらとしてくる。身の大きさだけでいえば、3月はさらに大きくなり、3月のカキを「一番うまい」という人もいるのだが、広島などカキの産地では、「カキは2月まで」となっているようだ。

味が濁ってくるからとのこと。

もう2月も下旬なわけで、これを逃すわけにはいかないのだ。

 

それからカキの食べ方として、まあもちろん、おいしい食べ方は色々あるが、やはり「カキめし」にトドメを刺すのではないか。

カキは、やわらかな食べ応えと、独特のクセのある味が身上。

やわらかなご飯とよく合う上に、そのご飯にカキの味がしみたのは、たまらないわけである。

 

具と薬味をどうするかについては、ちょっと悩んだ。

シンプルに、ショウガとゴマの薬味くらいにするのもおいしいかと思ったが、きのうはネギを、たっぷりと入れることにした。

カキめし

カキやアサリなど貝類と、ネギは王道の取合せ。

クセのあるもの同士が、うまくバランスを取ってくれる。

薬味には、さらにショウガとゴマを加え、具もゴボウと油揚げを入れて具だくさんにし、せっかく旬の最後なのだから、ゴージャスな味にすることにする。

 

それからカキめしを作るときは、最初にカキを煮汁で煮て、ご飯はその煮汁だけで炊き、蒸らす前にカキを戻すようにする。

一緒に炊くと、カキが縮んでしまうからだ。

ネギも、生だと味が強すぎるから、カキと一緒に蒸らす前に加えるようにした。

 

カキは、生食用なら、サッと水洗いするだけでいい。加熱用なら、片栗粉をふって揉み、水を4~5回替えてよくすすぐ。

 

鍋に、

  • 水 1カップ
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 淡口しょうゆ 小さじ1
  • 塩 小さじ2分の1

を入れて火にかける。

しょうゆを少なめにしてあるが、これは色を、できるだけ白く仕上げるため。

カキめし

煮立ったら、洗ったカキを2分ほど、サッと煮る。

これでカキのうまみが煮汁に出て、カキにも味がつくことになる。

縮ませないよう、くれぐれも煮過ぎないのが肝心で、さらにカキは余熱でも縮むから、煮汁に入れたままにせず、すぐにザルに引き上げるようにする。

 

一人用の土鍋に、

  • だし昆布 5センチ角くらい
  • 研いでザルに上げておいた米 1カップ
  • せん切りのショウガ 2センチ大
  • ささがきにして水に5分ほどさらしたゴボウ 1本
  • 細く刻んだ油あげ 2分の1枚

を、この順番に入れていく。

カキめし

炊き込みご飯は、油あげを米にまぜ込んで入れるか、ただ上に乗せるだけにするかで、大きく味が変わってくる。

米とまぜ込むように入れると、その分、油あげが煮汁にひたる時間が長くなり、汁をたっぷり吸うのだが、ぼくは炊き込みご飯の油あげは、あまりベッチャリさせるより、やや乾いているくらいの方が好きだ。

 

ここにカキの煮汁を加え、フタをして中火にかける。

カキめし

湯気が勢いよく吹き出してくるようになったら弱火にし、10分炊く。

 

10分たったらフタを開け、カキと、たっぷりの小口切りにしたネギを入れる。

カキめし

ふたたびフタをし、中火で1分、鍋をよく温めたあと、火を消して10分蒸らす。

 

10分たったらフタを開け、ひねり潰したゴマをたっぷりかける。

カキめし

 

茶碗によそい、ガツガツ食べる。

カキめし

 

薬味も具も、カキによく合い、これはほんとに、たまらない味。

カキめし

 

あとは、ほうれん草と鶏肉の甘辛炒め。

ほうれん草と鶏肉の甘辛炒め

鶏肉を、サラダ油少々を引いたフライパンでじっくり焼き、酒と砂糖、しょうゆそれぞれ大さじ1を加えたら、すこし煮て味をしみさせ、ほうれん草としめじをサッと炒めて、粉山椒と一味をかける。

 

朝に作った鶏肉と大根菜のみそ汁(酒粕入り)。

鶏肉と大根菜のみそ汁(酒粕入り)

だしは昆布でふつうに作り、最後にまず酒粕少々をくわえてアルコールが飛んだところで、みそを加える。

 

それに、すぐき。

すぐき

 

酒は、熱燗。

酒は、熱燗

 

きのうもまた、「うめ~な~」「たまらないわ」と、食べながら声が出る。

カキめしは、本当に死ぬほどうまかったのだが、しかしこれは、「料理の腕」とはあまり関係がないと思っている。

ぼくは自炊をはじめた頃、まだ料理が下手くそだったときから、自分が作ったものはうまかった。

自分のことは、自分が一番よく知っているわけだから、自分が「おいしい」と思うものを作るのは、それほど難しくないのである。

 

「いつもブツブツうるさいよ。」

チェブ夫

そうだよな。

 

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はじめて作る料理はできるだけシンプルにやってみるのがいいのである(カキめし)
 

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