料理は「構想」が一番おもしろいのである。(豚のニラ玉)

2014/04/25

昨日はふたたび豚肉とニラが食べたくなり、新しい食べ方はないかとあれこれ思いを巡らすうちに、「豚肉のニラ玉」を思い付いた。

豚肉のニラ玉

料理は、何を作るかを「構想」するのが、一番おもしろいのである。


 
独り暮らしが料理をする場合の最大のメリットは、

「誰にも文句を言われない」

ことである。

これが家庭の主婦なら、そうはいかない。

ご主人に文句を言われ、子供に文句を言われとなるから、そうそう下手なものは作れない。

でも独り暮らしは自分が満足すればそれでいいのだから、気を使う必要がない。

どんなにヘボくても、自分が思うとおりに作ればいいのである。

これが、独り暮らし料理の醍醐味だとぼくはおもう。

 

料理を、レシピを見ながら作っている人も多いとおもう。

これはもちろん、悪いことでは決してなく、ぼくも時々、勉強のため、レシピ通りにそのまま作ってみることはある。

ただレシピ通りに料理するのは、けっこう疲れるものがあり、毎日やると、それが理由で料理がイヤになる人もいるのではないかとおもう。

先日も、かなり料理をしていたけれど、ある時イヤになり、調理器具をすべて捨ててしまったという人の話を聞いた。

やはり料理をつづけるためには、初めはレシピ通りに作っていても、そこから次の段階へ移行する必要がある。

それは、「レシピを見ずに料理を作る」ことである。

 

レシピを見ずに料理するのは、難しくもなんともないが、レシピを見ながら料理したことしかない人が、レシピから離れるのが不安なのは、気持ちはわかる。

わかるのだが、必要なのは、「勇気」である。

まずは「レシピは見ない」と、勇気をもって決めることが第一歩となる。

次にレシピを見ないわけだから、「何をどう作るか」は、自分の頭で考えないといけないことになる。

これは料理の「構想」なわけだが、ぼくはこの構想が、料理の中で、一番おもしろいところだとおもう。

構想には、1時間ほどをかけることをぼくは勧める。

 

レシピを離れ、一人きりで構想するのは、考えはじめは、心細い気分がするものだ。

食べたいものがすぐにイメージできればいいが、そうでない場合は、ちょっと苦しい感じもする。

その「何もない」ところから、作るものの作り方まではっきりイメージできるところまで辿り着くまでの道筋は、人によってそれぞれ違うものだとおもう。

ただ「ぼくの場合はこうだ」というのを、昨日のメニューを例にとり、ちょっと紹介してみたい。

 

ぼくの場合、構想はいつも2段階に分けてする。

まずは「買い物前」の構想で、最低限、買い物ができるようにしないといけないわけだから、ここで「何の食材が食べたいか」だけを考える。

まずは「肉か魚か」を考え、魚の場合は、魚屋へ行ってあるものを見てから考えるのだが、昨日は「豚肉とニラ」が食べたかった。

そこで肉屋で豚コマ肉、スーパーでニラを買って帰った。

 

そのあとは、作る直前に考える。

料理の構想は酒を飲んで練る

ぼくはこの時、酒を飲み始めるのである。

酒が好きな人ならば、飲みながら料理の構想をするのは非常にオススメだ。

気分よく、あれこれアイディアが湧くのだが、つい飲み過ぎてしまうから、それには注意が必要だ。

 

豚肉とニラは、初めは炒めようかと思っていた。

炒めなければ、「鍋」なのだが、それよりも、ご飯にのせて、ガッツリ食べたかったのだ。

ただ豚肉とニラの炒めものは、このところあれこれやってしまって、新しいネタが思い付かない。

ぼくは料理をブログに載せることもあり、やはり毎日、新しいアイディアがほしいのだ。

玉ねぎとしめじが余っているから、それを入れることにした。

卵もあるから、炒め合わせたら彩りもよくうまそうだ。

卵の彩りを活かすには、あまり醤油を使わず、塩味にしたほうがいいかもしれない。

でも豚塩炒めは、このあいだネギでやってしまったから、ちょっとイマイチなんだよな・・・。

 

昨日はそこで行き詰まり、しばらくちょっとボンヤリしていた。

「料理の名前を考えてみよう」と思い立ち、

「豚、ニラ、卵・・・」

そこまで思い浮かべた時、思い付いたのだ。

「ニラ玉だ!」

豚とニラをメインで考えていたけれど、ニラと卵でニラ玉にし、そこに豚肉が入っていると考えると、新しいメニューになるわけだ。

これで食べたいものは決定し、あとは味つけなど細かいことを考えるだけである。

それはそこから10分ほどで、全部決まった。

 

以上は昨日の例なのだけれど、構想を練る際には毎回けっこうドラマがある。

要は「自分が食べたいもの」なのだから、あきらめずに考えていれば、紆余曲折がありながらも、最終的にはかならず決まる。

この初めのボンヤリしたところから、最後にすべてがハッキリするのは、かなりの達成感がある。

この快感を、まだ知らない人には、「ぜひ味わってほしい」とおもうところだ。

 

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というわけで、「豚のニラ玉」を作るのだが、材料は以下のとおりである。

豚肉のニラ玉の作り方(1)

まず豚肉は、コマ肉を、昨日は250グラム、ガッツリ使った。

ニラは、1把をすべてざく切り。

卵2個は、溶きほぐしておく。

玉ねぎとしめじは、余っていたから使ったので、これから材料を買うのなら、無理に使わなくてもいい。

合わせ調味料は、酒とみりん、オイスターソースが大さじ1、砂糖と醤油、おろしショウガが小さじ1。

片栗粉大さじ1と水大さじ2の水溶き片栗粉も用意しておく。

 

フライパンにゴマ油を引き、中火にかけ、豚肉を炒める。

豚肉のニラ玉の作り方(2)

豚肉の色が変わったら、ここで合わせ調味料を入れる。

合わせ調味料を先に入れるのは、豚肉に味をつけるためである。
 

少し炒めたら、水1カップを入れ、味を見て、塩を加える。

豚肉のニラ玉の作り方(3)

玉ねぎとしめじ、ニラを入れ、1分ほど煮る。
 

水溶き片栗粉を加え、全体を混ぜてトロミをつける。

豚肉のニラ玉の作り方(4)

 

トロミが付いたら、溶き卵を入れ、フタをしめてひと煮立ちさせ、火を止めて、卵が半熟加減になるまで蒸らす。

豚肉のニラ玉の作り方(5)

 
 

ご飯を盛った皿にすべり込ませ、七味をたっぷり振って食べる。

豚肉のニラ玉

 

炒めものと比べて、やさしい味になるのがいいのである。

豚肉のニラ玉

 
 

昨日はあとは、酢の物シリーズ。

ワカメの酢の物

ワカメの酢の物。

わかめは水でもどして水気をしぼる。

キュウリはうすい小口切りにし、一つまみの塩で揉んで5分おき、水で洗ってペーパータオルで水気を拭きとる。

みょうがはうす切り、さらにちりめんじゃこも加える。

これらを、酢とみりん、うすくち醤油それぞれ1ずつの三杯酢で和える。

 

セロリの酢の物。

セロリの酢の物

セロリはピーラーで筋をとり、斜めにうすく切って、一つまみの塩で揉んで5分おき、水で洗ってペーパータオルで水気を拭きとる。

ちくわも斜めにうすく切る。

これを、酢とみりん1ずつに、塩少々の甘酢で和える。

 

ナスのポン酢醤油。

ナスのポン酢醤油

ナスはうすく切り、一つまみの塩で揉んで5分おき、手で絞る。

削りぶしとおろしショウガ、それにポン酢醤油をかける。

 

「おっさんは料理に時間をかけられていいね。」

チェブラーシカのチェブ夫

暇人なんだよな。

 

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