京都大宮「PiPi」のランチが今日はまたうまかったのである。

PiPiのランチ 京都・大阪の飲食店

 
いつもブログ更新の場とさせてもらっている、喫茶店「PiPi」でランチを食べた。

PiPiのランチ

このランチが今日はまた、一段とうまかったのである。

 

 

PiPi」のランチが、今日はまたうまかったのである。

もちろんいつも「うまい」と思って食べていて、うすめに味が付けられているから、まず酒によく合う。

さらに主菜のほかに副菜が3品ついて、それらがどれも手が込んでいるから、まず副菜でビールを飲み、飲み終わったところで主菜をおかずにご飯を食べるというやり方にも打ってつけとなる。

ブログ更新に区切りをつけた開放感で気分はいいし、食べながら店主や店員と話もできる。食べ終わってからちょっとテレビを見たりもし、憩いのひと時ともなるわけだ。

 

しかし今日は、いつにも増して、うまかった。不思議なことに、これはランチが目の前に運ばれて、中のおかずを見た瞬間に「うまい」とわかった。

PiPiのランチ

なので今日は、いつもは撮らないおかずそれぞれの個別写真もカメラに収めたほどである。

 

作者であるPiPi店主マチコちゃんは、きょうの献立を「パッ」と一瞬で思い付いたとのことだ。

そういう「ひらめき」のあるものは、人に何かを伝える力も強いのかなとも思う。

 

まずはオクラの冷奴。

PiPiのランチ

季節のオクラが登場するのが気が利いている。それをしょうゆをかけさせるのでなく、あらかじめ削りぶしと一緒に和えてあるのもいい。

 

それから写真上はナスといんげん、シリシリにんじんのゴマ和え。

PiPiのランチ

いんげんのゴマ和えは、今の季節の定番メニューになるわけだが、そこにやはり季節のナスが合わせられているのが洒落ている。

 

写真の下は、小松菜と油あげの煮びたしなのだが、これがまたよかった。味出しにサバ塩焼きのほぐしたのが使われている。

マチコちゃんの料理には、ツナやら削りぶしやらジャコやらの食材が巧みに味出しに使われていて、いつも感心するのだが、焼き魚まで使うとは思わなかった。

たぶん余り物なのだろう。マチコちゃんは料理をほんとによく分かっている人で、学ぶところが多いのである。

 

主菜は、豚のショウガ焼き。

PiPiのランチ

ショウガ焼きは、豚肉としょうゆの相性がイマイチだから、ショウガだけだとひと味足りなくなりがちだ。ところがこれは、きちんとした味がする。

聞くと、コク出しのため「バター」で炒めるのだそうだ。たしかにバターは豚肉やしょうゆとの相性も抜群で、これは本当に「なるほど」と思った。

 

さらにショウガ焼きにつけ合わせられているキャベツが、千切りではなく「ゆでたの」になっている。

このあたりの配慮もいちいち小憎いわけである。

 

みそ汁はわかめに加え、なめことエノキ。

PiPiのランチ

きのこが一つではなく、ダブルで入っているのがうれしくなる。

 

そんなわけで、きょうもビールがうまかった。

うまい酒が飲めるのは、やはり幸せなのである。

 

「食べながらブツブツ言うのは他のお客さんに迷惑だよ。」

チェブ夫

そうだよな。

 

 

 

◎関連記事

「夜PiPi」は午前3時まで盛り上がったのである。

京都大宮「PiPi」店主マチコちゃんのチキンカレーは「ひねり」が利いているのである。

今週は「PiPi」で3回昼酒をしたのである。

凄腕マチコちゃんの術中に完全にハマっているのである。

おっさんの面倒を見てもらえてありがたいのである。
 

タイトルとURLをコピーしました