今週は「PiPi」で3回昼酒をしたのである。

喫茶店PiPi 京都について

喫茶店は「お酒を飲むための場所」ではないわけだが、お酒を置いている場合もある。「PiPi」もそういう店で、公式なメニューにはお酒は載っていないのだが、店主マチコちゃんに頼めば出てくる。

お酒をメニューに載せないのは、「知らないお客さんに注文されても対応できないかもしれない」からだそうだ。一応は喫茶店だから、飲み屋のようにお客さんに騒がれても困る。「この人には酒を出しても大丈夫」というのでないと、心配なのだろう。

 

ぼくは何とか、「酒を出してもいい」とマチコちゃんに認められていて、週に何度かビールを出してもらっている。中瓶で450円だから値段は普通、ただし「ハートランド」なのは、マチコちゃんのこだわりだ。

これをいつも、週2~3回注文する。昼酒は家でするのを基本とはしているのだが、何となく気が乗らず、作るアテを思い付けないことがある。そういう時は、「神様が外で飲めと言っている」とアッサリと理解して、ブログ更新が終わったら、そのまま「PiPi」で飲むのである。

 

「PiPi」でのビールのアテは日替わりランチ。ご飯は全部だと多いから、「半分」とお願いする。

このランチが、じつに酒の肴になる。マチコちゃんも飲み助だからだろう、味はうす味、酒飲みの気持ちをよくわかっている。

 

マチコちゃんにはお世話になっていて、年はぼくよりひと回り以上下なのだが、ぼくの後見人のようになってくれている。

先日もぼくが飲み屋で暴言を吐きそうになるのを、それと察したマチコちゃんに、

「私があとで聞くから言わないで!」

と止められて、事なきを得た。

もしそのまま喋っていたら、あまりよくない事態になっていただろうことを思うと、ほんとうに、ありがたい話である。

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