酒が強くもないのに好きなのである。(新福菜館三条店、なすとウインナーのオムレツ)

なすとウインナーのオムレツ 京都・大阪の飲食店

 
昼はラーメン屋でビール、夜は軽い肴で酒を飲んだ。

なすとウインナーのオムレツ

酒が、強くもないのに好きなのである。

 

 

酒が強い人の強さといったらハンパないのであり、ぼくなど足元にも及ばないとつくづく思う。

「酒が強い」というと、「酔っ払わない」と思う人もいるかもしれないが、酒が強いというのはそういうことではない。

ぼくが知っている酒が強い人たちは、酔うとだいたいヘベレケになって記憶をなくすのであって、そのまま飲み屋で寝込んでしまう人もいる。

 

そこだけ見れば、ぼくなどとあまり変わらないようにも見えるのだが、違うのは「回復力」だ。

どんなに飲んでも、だいたい4~5時間も寝れば、酒が完全にぬけてしまう。

ぼくなどが同じように飲んだら、翌日を完全に棒に振るところなのであり、この回復力が、酒が強いか弱いかを決めると思う。

 

ちなみにこの回復力、遺伝的に決まっているのだそうだ。

アルコールを分解する遺伝子というのがあって、それが遺伝的に、0個、1個、2個となっているとのこと。

0個の人は、ビールを一杯でも飲むと顔が真っ赤になる人で、1個の人は日本人の標準、日本酒1合換算のアルコールを飲むと、それを分解するのに3時間かかる。

酒が強いのは、遺伝子を2個持っている人で、この人たちはおそらく、日本酒1合を分解するのに30分くらいなのではないかと思う。

 

それでは勝ち目がないのは言うまでもない話で、遺伝子が1個のぼくなどは、2個の人たちと同じペースで酒を飲み、しょっちゅう翌日を棒に振る。

なのに強い人たちは、しゃっきりと朝から仕事をしているわけである。

 

きのうは金曜で、まあ本当ならバリバリと仕事をしないといけないわけだが、ちょっと仕事の発注が谷間になっていたこともあり、いつものラーメン屋へ行きたくなる。

考えだすともう、体がビールとラーメンを受け入れる体勢になってしまい、行かないというわけにはいかないだろう。

 

まずビールとキムチ。

新福菜館三条店

 

それから到着した餃子を食べる。

新福菜館三条店

 

ビールとギョウザはおかわりする。

昼間からしっかり酔っ払うというのが、たまらないわけである。

 

最後に大盛りラーメン。

新福菜館三条店

これで死ぬほど満足し、家に帰って3時間ほど昼寝をする。

 

これは週に一度の、欠かせない行事になっている。

何がどうであっても、仕方ないのである。

 

夜はもう昼に十分食べたから、買い物へは行かずにあり物で軽い肴を作ることにする。

なすとウインナーのオムレツ

これがまた、作るまでが長いのである。

 

きのうは7時に仕事を終えた。

すぐに風呂へ行き、テキパキと用意をすれば、前日からの残り物も多かったし、遅くとも9時には食べはじめられるところである。

ところがそういうわけにはいかない。

家に帰って、「まず一杯」となってしまう。

 

ところがこの「一杯」が、一杯で終わらないのは知れた話で、そのままツイッターなどを見ながら、二杯、三杯となってしまう。

酒は飲みはじめてしまうと、しっかり酔っ払うまではやめられないわけである。

ようやく8時半頃になって「風呂へ行こう」となり、風呂から帰ってきたらまた、「風呂あがりに一杯」となる。

 

それから「何を作ろうか」を考えはじめるのだが、これがまた酒が進む。

どういうわけだか分からないのだが、食べるものを考えながら飲む酒はうまいのである。

 

それでようやくメニューが決まると、安心してさらに酒を飲む。

いざ作りはじめるのは、10時をとおに回っていることになる。

 

肴を作っているあいだも、言うまでもなく酒は飲む。

だからいつも、酒の肴が出来るころには、こちらも完全に出来上がっているわけだ。

 

きのう作ったのは、「なすとウインナーのオムレツ」。

なすとウインナーのオムレツ

冷蔵庫に卵となすとウインナーが入っていたからである。

ケチャプではなく、おろしポン酢をかけることにした。

オムレツは作ったことがなかったが、べつに酔っ払っているのだし、どうだっていいのである。

 

まずはフライパンを中火で熱し、オリーブオイル少々を引いて、5ミリ厚さくらいに切ったなすとウインナーを炒める。

なすとウインナーのオムレツ 作り方

しんなりしたら取り出して、卵2個に塩一つまみを溶き混ぜたところにいれる。

 

改めて、中火にかけたフライパンにオリーブオイル少々を引き、卵液をいれる。

なすとウインナーのオムレツ 作り方

 

だいぶ固まってきたところで、フライ返しを使って両端を折り曲げるわけである。

なすとウインナーのオムレツ 作り方

 

大根おろしと一味、味ぽん酢をかける。

なすとウインナーのオムレツ

それなりにオムレツらしくはなった。

 

あとはおとといの酢の物。

酢の物

 

春キャベツのおひたしツナとショウガ醤油かけ。

春キャベツのおひたしツナとショウガ醤油かけ

 

アサリの赤だし。

アサリの赤だし

 

すぐき。

すぐき

 
 

酒は、きのうは焼酎水割り氷ぬき。

酒は、きのうは焼酎水割り氷ぬき

飲み終わったのは、言うまでもなく深夜になった。

 

「バカにつける薬はないね。」

チェブ夫

ほんとだな。

 

 

 

◎関連記事

休日は一日飲むのである。(ツナのみそ煮込みうどん)

人格は欠落にこそ宿るのである。(新福菜館三条店、スピナーズ、酒房京子)

家で飲み過ぎ過ぎたのである。(鯛とタケノコのご飯)

飲み屋は何が起こるかわからないのである。(たこ焼き壺味、酒房京子)

すぐに鼻の下がのびるのである。(スピナーズ、てら、樹’s Bar、酒房京子)
 

コメント

  1. 独り言ですみません より:

    はじめまして。当方、休肝日なしの酒飲み40代…。
    「今日は昼からワイン1/2瓶飲んじゃった…(+_+)でも、やっぱり晩酌もしたい~!」と、PCの前で悶絶していたところ、「美味しそう!楽しそう!」なこちらのブログを発見^^;)!
    …今夜も、やっぱり軽く飲みます(笑)内臓が痛いですけど(汗)だって、お酒があるとご飯が本当に美味しいんですもの。

    茄子が美味しくなってきましたね。汗ばむ季節に茄子を食べると、体のむくみがとれる気がします。「茄子のオムレツ」、とても新鮮な感じがしました。今度試してみたいです♪

    • 高野 俊一 より:

      お酒とご飯、そうなんですよねー。
      ぼくもお酒がないと、ご飯があまりに味気なくて食べる気がしません。

タイトルとURLをコピーしました