すぐに鼻の下がのびるのである。(スピナーズ、てら、樹’s Bar、酒房京子)

てら 京都・大阪の飲食店

これは酒飲みはみんなおなじだろう、飲む前は、遅くなるつもりは決してないのである。

きのうも飲みはじめたのは9時頃だったから、12時には帰って早く寝ようと思っていた。

ところがいざ飲みはじめると、決心は軽くなかったことになる。

酒飲みの習性なわけだが、ぼくの場合、さらに鼻の下ものびていく。

それできのうは、帰ったのはけっきょく4時になった。

 

スタートは、バー「スピナーズ」。

スピナーズ

家から近いし、一番なじみがある店だからまずは「ホッ」と一息つける。

常連さんも、ほぼ全員を知っている。

スピナーズは20代から60代まで、常連さんの年齢層が広いのが特徴だ。

 

スピナーズは基本的に料理がないから、酒のツマミはチーズやジャーキー。

スピナーズ

酒がそんなに強くないから、食べずに飲むと悪酔いする。

 

生ビールを2杯飲み、食事をしに行くことにした。

てら

向かった先は、立ち飲み「てら」。

食べたのは、スパサラ・・・、

てら

 

豚天・・・、

てら

 

それに鶏の肉吸い。

てら

肉吸いは、ニンニクがすこし利かせてあった。

 

てらへ入ると、小泉今日子似の女性がいた。

てら

30代で、これまで何度か話しているが、いつもは一人で来ているところ、友達の女性二人をつれている。

はじめは離れて立っていたが、ぼくと小泉今日子が話すので、あいだに立っていたお客さんが気をきかせ、ぼくと場所をかわってくれた。

立ち飲み屋は、こうして自由に場所を移れるのがいいところである。

ぼくは焼酎水割りを飲みながら、女性3人と話すことになった。

 

女性の一人は、宮崎あおいにすこし似ていた。

ぼくと同様、ぬいぐるみを持って旅行へ行き、写真を撮ったりするそうだ。

チェブ夫とぼくの写真も撮ってくれる。

てら

串かつを添えているのは、もう一人の高橋真梨子に似た女性である。

 

女性はこのあと、岩上通姉小路にある「樹’s Bar」へ流れると話している。

3周年記念なのだそうだ。

樹’s Barは2年ほどまえ何度か行ったきりだったので、久しぶりに顔をだしたいと思っていた。

一人だとなかなか「行く」とならないのだが、女性が行くなら、まさに渡りに舟である。

女性が店を出るのにあわせ、ぼくも酒を飲み終え、いっしょに樹’s Barへむかった。

 

樹’s Barは、20~30人のお客さんであふれていた。

樹's Bar

このあたりのバーの中では、洋酒を多く取りそろえ、本格的に飲ませる店だ。

30代のマスターは、3年がたって感無量の様子。

お客さんといっしょに酒を飲み、握手したり抱き合ったりしている。

 

カウンターには、やはり以前何度か話したことがある、栗山千明に似た女性がすわっていた。

樹's Bar

目が合い、手まねきされて、隣に座ることになった。

栗山千明は30代。

最近彼氏と別れたそうだ。

親の反対で結婚を2度断念したが、その親が、いまは「結婚しろ」と言うという。

 

仕事は3年前に退職し、それからはアルバイトをしていたが、今はまた、あらためて就職活動をしているそうだ。

結婚したいと思っているが、いまの時点で予定はない。

まずは生活の基盤を立てなおすということなのだろう。

 

話は「飲み屋」のことになった。

四条大宮の飲み屋は、大宮通沿いの店へは行ったことがあるけれど、そこから路地をはいったところにある店は、まだ行ったことがないという。

「ちょっと怖くて・・・」

栗山千明は言うのだが、四条大宮には「酒房京子」でも「Kaju」でも、まだいい店がたくさんある。

「ぼくがこれからお連れしましょうか?」

申し出ると、

「それじゃあ、ぜひ。」

とのこと。

友達の中谷美紀似の女性といっしょに、酒房京子へむかうこととなった。

 

酒房京子へは、さらに道を歩いていた顔見知りの男性もいっしょに4人ではいった。

酒房京子

もう12時だったから、みんなそれほど長居できない。

「料理もほんの少しで、料金を安くしてくれますか?」

ぼくから女将にお願いする。

 

それでも女将は、おいしいものをあれこれと出してくれる。

酒房京子

カニとホタテの酢の物。

 

サツマイモのポテトサラダ。

酒房京子

からしが利いている。

 

タケノコご飯。

酒房京子

油あげと竹輪、わらびが入っている。

 

タケノコご飯は、さらにお湯を注いで。

酒房京子

これがまたうまい。

 

カラオケも歌った。

ほかにお客さんはいないから、歌い放題になっている。

 

けっきょく2時間近くいることとなったが、料金は、お酒を一杯の人は1500円、2杯の人は2千円。

女将は大サービスしてくれた。

 

連れて行った3人は帰っていったが、ぼくはここで帰るわけにはいかないだろう。

酒房京子

女将に感謝の意味をこめ、もう一杯飲むことにした。

女将とは、いつもあれこれ話がつきない。

4時近くになって、ようやく女将に暇をつげた。

 

わかってはいたことだが、きのうもやはり遅くなった。

PiPi

起きるのも遅くなり、酒もまだ残っているから、喫茶店「PiPi」でのブログ更新は迎え酒を飲みながらとなった。

多少の後悔がないではないが、べつにいい。

酒は飲みすぎてなんぼである。

 

「体を壊さないか心配だよ。」

チェブラーシカのチェブ夫

大丈夫だよ、ありがとな。

 

 

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コメント

  1. umekouji より:

    はじめまして。
    自分はそろそろ五十ですが、この春は少し暇がありお金もないのに飲み歩いています。さすがに翌日に酒が残りますね。
    主に堀川より西の五条から七条界隈に行きますが、この辺もいい店が多いです。
    若い人が新たに素晴らしいお店を開いているところも大宮近辺と同様かと思います。
    大宮まで夜はあまり足を伸ばさないのですが(「庶民」では昼酒堪能しました)「酒房京子」さんいつかはと思っています。

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