きのうは昼酒をしたあと映画を見ながらビールを飲み、たこ焼き屋へ行ってさらに家に帰って飲んだ。
休日は一日飲むのである。
昼酒は「いけないこと」というイメージがあるわけだが、いけないことだからこそ、昼酒はいいのである。
普段仕事をしていると、上司やお客の言うことを諾々と聞かなければいけないだろう。
「いいこと」ばかりすることになる。
それが休日の朝、缶ビールを「プシュッ」と開けた瞬間に、まったく違う世界にはいれる。
「いけないこと」を、法律に違反するわけでもなく堂々とできるのだから、酒代など安いものだ。
だから昼酒は、およそ酒には似つかわしくない、ほかに誰も酒など飲まないような場所で飲むのがうまい。
天気のいい、さわやかな日差しが降りそそぐ公園の木陰など、最もビールがうまい場所の一つだろう。
フリスビーやジョギングなどをしている人を尻目に飲むのである。
それから屋内なら、昼から開いている立ち飲み屋などより、喫茶店やラーメン屋などがうまい。
こちらがビールをたのんだのを見て後からビールをたのむ人を見ることなど、なかなかの快感である。
さてきのうは、ブログを更新してまずは家で昼酒。
アテはツナのみそ煮込みうどん。
ツナ缶は手軽に料理をつくるのに大変便利である。
野菜やうどんなどに乗せてしょうゆをかければ一品になるし、汁物に入れればいいだしになる。
みそ煮込みうどんを作るには、まずは昆布だしをとる。
昆布を2~3分煮たら、ここに汁ごとのツナ缶をいれ、赤だし味噌(八丁味噌)と、砂糖を少々。
油あげやちくわ、ゴボウなどを5分くらい煮て、うどんをいれる。
生卵を落として2~3分煮込めば出来上がりとなる。
うどんを食べて、映画を観に行った。
映画は言うまでもなく、ビールを飲みながら観る。
というよりも、映画は「ビールを飲むためにある」と言うべきだろう。
きのうも2時間のあいだに2杯飲んだ。
ただしビールを飲みながら映画を観ると、トイレに行きたくなる。
通路に近いところに席を取るのがおすすめである。
映画を観たら、四条大宮に戻って引きつづき酒。
たこ焼き「壺味」のねぎ焼きは、うまいのである。
壺味のねぎ焼きは、1時間ほどをかけて焼き上げられる。
だからその間つまむものが必要になる。
山盛りの九条ねぎ。
これが1時間後にはペッタリと平たくなる。
待っている間に酒はビールから酎ハイへ。
3杯ほどを飲むわけである。
ほどよく出来上がったころ、ねぎ焼きも焼き上がる。
800円というのは、このネギの量とかかる時間を考えれば安いだろう。
家に帰ってさらに飲む。
冷蔵庫のあり物をアテにする。
青ねぎの玉子炒め。
卵と青ねぎ、ちりめんじゃこ、それにしょうゆと砂糖少々を溶き混ぜて、オリーブオイルを引いたフライパンで炒める。
一日飲んでいたから、12時前には「十分」となって布団にはいった。
今朝は8時まで寝たのにまだ酒が残っていたから、きのうも飲み過ぎだったのである。
「休日に飲むだけならカワイイけどね。」
そうだよな。
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コメント
赤味噌の煮込みうどんにツナを入れるって発想が全く浮かばなかったです~☆
浮かぶとしたら牡蠣や鶏肉、豚肉、お揚げなどしか……
文章書かれる方はやっぱ創造力が発達してる感じします~(*^_^*)
これはぼくも、ツイッターで教えてもらったのを参考にしたんですよ。
長野では、サバ缶をみそ汁のだしにするのだそうです。