きのうは、ソーセージとじゃがいものリゾット。これは、風邪を引いたときには非常におすすめ。
おとといの夜から、風邪で熱がでて寝込んでしまった。おれは寝込むほどの風邪を引くのは5年に1ぺんくらいなもので、その5年に1ぺんが今回だったことになる。
寝込んでいても、腹は減る。
朝と昼は、いつも通り前の日の残りを食べたが、晩飯は、やはり新たに作らないといけない。
何を食べるか考えた末、一択で思い浮かんだのが、ソーセージとじゃがいものリゾットだった。
まあまずは、「病人だからお粥」というのが、あるにはある。洋風お粥であるこのソーセージとじゃがいもを入れたリゾットは、これまで何度もつくり、ウマイのはわかっていた。
それで詳しく作り方を考えてみたところ、どうしても、ニンニクとパセリを入れたくなったのだ。
おれはこれまで、ニンニクやパセリは、家では基本的に使わないことにして、ショウガや青ねぎなどの和風素材に置き換えるようにしている。
でもきのうは、どうしてもそれを入れたものを食べたくなった。
これは、後から考えてみると、風邪と戦うおれの体が、「ニンニクとパセリを入れろ」と主張したのだ。
ニンニクは、スタミナを回復するのに最強の素材なわけだし、それからパセリは、すべての野菜、果物の中で、トップレベルのビタミンCを含んでいるとのことだ。
風邪のウイルスと戦うためには、免疫細胞に頑張ってもらうことが必要だ。ビタミンCは、免疫力を高めるために、大きな効果があるそうだ。
ソーセージと玉ねぎも、スタミナを回復するには効果がある。
なのでこのソーセージとじゃがいものリゾット、風邪を引いたときに食べるには、非常におすすめなのである。
作るのは、風邪っぴきでもできるくらいで、非常に簡単。
鍋に、
- オリーブオイル 大さじ2
- ニンニクみじん切り 1かけ分
- 玉ねぎみじん切り 4分の1個分
- 5ミリくらいの小口切りにしたウインナーソーセージ 3本
- 1センチくらいのサイコロに切ったじゃがいも 1個
を入れて強めの弱火くらいにかけ、2~3分、じっくり炒める。
この料理はウインナーの味がほとんど全てということなので、やはりウインナーはあまり安いのではなく、シャウエッセン、アルトバイエルンクラスのを使うのがおすすめだ。
2~3分炒めたら、洗っていない生の米・2分の1カップを入れ、さらに2~3分、じっくり炒める。
米に油がまわったら、沸かしたお湯・2カップを加え、鍋の底がくっつかないよう、揺すりながら、1~2分、しっかり煮立てる。粘り気が出てしまうので、「混ぜずに揺する」のがコツとなる。
揺すりながら、
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1(味を見ながら)
ほどで味つけする。
フタをして弱火にし、「25分」炊く。
コショウ・少々を振って、火を止める。
器に盛り、粉チーズとパセリのみじん切りをかける。
やさしい味で、食欲が落ちがちな風邪っぴきには、まさに打ってつけ。
あとは、冷やしトマトに、塩とレモン汁、オリーブオイル、パセリをかけたの。
酒は、作っている最中にうすいの2杯くらいを飲んだだけで、あとはやめておいた。
◎関連記事