きのうは、ナスミート・ライス。
ミートソースは、中華風に味をつけると、死ぬかと思うくらいご飯に合うのだ。
「ミートソースをご飯にかけて食べてみたい」とは、誰だって一度や二度は思うだろう。最近は「タコライス」という、まさにミートソースをご飯にかけた料理があるとのことで、それもうまいにちがいない。
しかし洋風の味付だと、白めしにはイマイチ合わないところがあるはずだ。
カレーだって、本当に洋風に作ったら、やはりご飯はバターライスなどが合う。
これを完璧に白めしに合わせることが、自分で作れば、できることになるわけだ。
要は、中華風の味付にすることで、白めしへの合い方といったら、死ぬかと思うくらいである。
トマト缶に、調味料として使うのは、ゴマ油とオイスターソース。ニンニクを使ったらもちろんいいが、ショウガだけでも十分うまい。
この中華風ミートソースで、きのうはナスミート・ライスにした。
ミートソースをご飯にかけたいと思うのなら、必ず作るべきである。
まず、ナスをかるく炒めておく。
サラダ油とゴマ油、それぞれ大さじ1ずつくらいを引いたフライパンを中火にかけ、3センチ大ほどの乱切りにしたナス2本を、じっくり炒める。
ただし、ナスはあとから煮るわけだから、あまり火を通すとやわらかくなり過ぎる。
「しんなりし始めたかな」というくらいでとり出すのがポイントだ。
あらためて、フライパンに、
- ゴマ油 大さじ2
- 玉ねぎみじん切り 2分の1個分
- ショウガみじん切り 2センチ大くらい
- 豆板醤 小さじ2(やや辛め)
を入れて、中火にかける。
2~3分、じっくり炒めたところで、ひき肉200グラム、これはきのうは牛豚・合びき肉を使ったが、豚でも鶏でもいいと思う、をさらに炒める。
4~5分の時間をかけ、ひき肉の水分を完全に飛ばすのがコツとなる。
トマト缶(400グラム)を入れ、
- 酒 大さじ1
- オイスターソース 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ2分の1くらい
で味をつける。
とり出しておいたナスを戻し、10分ほど、ナスがやわらかくなるまで弱火で煮る。
最後に味をみて塩加減し、コショウ少々を振って火を止める。
白めしを添え、青ねぎをかける。
トロトロのナスが、またたまらない。
つけ合わせは、キムチ。
中華風ミートソースには、絶対にこれが合う。
ミートソースに、キムチの汁を入れてもいいと思うくらいだ。
あとは、とろろ昆布の吸物。
厚揚げの焼いたの、ショウガぽん酢がけ。
酒は、冷や酒。
きのうも、やはりまた飲み過ぎた。
でも酒の肴がうまいのだから、それも仕方がないのである。
「ちょっとはシャキっと生活しなよ。」
そうだよな。
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