きのうは、レタスのドライカレー。
コッテリと味のついた肉、ちょっとしんなりしたレタス、それにご飯のとり合わせは、たまらないんすよ。
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きのうはレタスが半玉、冷蔵庫に残っていたから、これをメインに使うことにした。献立の決め方は、その時々によって色々だけれども、メイン食材を一つ決め、そこから考え始めることも多い。
レタスはやはり、火を通したり、塩もみしたりして、ちょっとしんなりさせたのが断然うまい。甘みが出て、しかも味がしみるわけで、このうまさを知ってしまうと、生のはあまり食べる気がしなくなる。
ちょっとしんなりしたレタスの相手は、やはり何といっても、「甘辛いみそ味の肉」なわけで、これは韓国で、サンチュに肉とコチュジャンなどを巻いて食べることから分かるように、王道中の王道だ。
それに加えて、さらに「ご飯」が、死ぬかと思うくらい合うのである。
いやもちろん、コッテリ味付けされた肉とご飯が合うのは、言うまでもないのだけれど、ここにレタスが入ると、それが極限までパワーアップされるのだ。
ぼくがこれまで食べた、レタス、というかそれはサンチュだったかもしれないが、を使った料理で「一番うまい」と思ったものは、昔毎日のように通っていた、渋谷にある韓国家庭料理の店で食べたもの。
正式なメニューではなく、まかないメニューだったのだが、韓国風に甘辛くコッテリと味付けした肉のそぼろとレタス、それにご飯をどんぶりに入れ、ビビンバ風によく混ぜて食べる。
レタスとご飯などミスマッチとも思えたけれど、コッテリとした肉の味がしみたレタスとご飯は、食べ応えが「しゃっきり」と「もちもち」の正反対であるだけに、逆にたがいに補いあって、ウソかと思うほどよく合う。
きのうは、これを再現してみることにした。
ただし、似たような料理は、つい先日作ったばかりだ。
そこできのうは目先を変え、カレー粉で味をつけ、「レタスの入ったドライカレー」と洒落込むことに。
ご飯はよく混ぜ、味をしみさせる必要があるのだが、やはり日本人としては別盛りにし、食べながら混ぜるようにする。
味付のベースは、みそと、ケチャップ。
ニンニクを入れればもちろんうまいが、ぼくはニンニクは使わないから、ゴマ油とたっぷりのショウガでコクをつける。
ひき肉の料理には香味野菜が欠かせないが、きのうは玉ねぎ、それにニンジン。
あとはレトルトのスイートコーンも、彩りとして入れることにした。
フライパンにゴマ油・大さじ3を入れて中火にかけ、まずみじん切りのショウガ・2センチ大くらいをすこし炒める。
つづいてひき肉、これはきのうは合いびき肉を使ったが、豚肉でも問題ない、200グラムをさらに炒める。
ひき肉は、5分くらいの時間をかけて、じっくりと炒めるのがコツとなる。
肉から出てくる水分が完全に飛び、さらにやや焦げ目が付いてくるくらいまでやる。
肉を十分炒めたら、カレー粉・大さじ1、豆板醤・小さじ1を入れ、さらにすこし炒めてから、みじん切りの玉ねぎ・2分の1個分と、やはりみじん切りのニンジン・3センチ大くらいを入れる。
野菜がしんなりとするまで炒めたら、合わせておいた調味料を入れる。
調味料は、
- みそ 大さじ1(八丁赤だし味噌だとさらにうまい)
- ケチャップ 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ2
- ウスターソース 小さじ1
すこし炒めてから味を見て、このあとレタスが入るから、やや強めになるよう塩を加えて、ちぎったレタス・半玉分を入れる。
レタスは、火を通し過ぎないのが肝心だ。
全体を混ぜながら、レタスがしんなりするまで炒めたら、火を止めて、もう一度味をみて塩加減する。
皿に盛り、ご飯を添える。
よく混ぜて、ご飯にカレーをまぶし付けながら食べる。
これは、マジでうまいっす。
作るのも簡単だし、非常におすすめ。
それから付け合せは、やはりキムチ。
らっきょうより、福神漬より、カレーにはキムチが合う。
酒は、冷や酒。
きのうもまた、よく飲み過ぎましたわ。
「開き直るのはよくないよ。」
そうだよな。
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