カキのミルク鍋 ~体をあたためるにはカキもいいのである

2014/12/20

きのうは、カキのミルク鍋。

カキのミルク鍋

体をあたためるには、カキもいいのである。

 

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きのうも京都は、雪がちらつく寒い一日。

体を強力にあたためるものがないと生きていけない気分である。

 

何しろ、仕事をやる気にならない。仕事しないと生きていけないのは言うまでもないことだ。

布団からも出る気にならない。すぐに酒を飲みたくなる。

 

しかし、寒いのだから、仕方がない。

あたたかくなるものを食べ、酒を飲んで寝るのが一番だ。

 

「体をあたためる」というと、カキもかなりのものである。

食べた翌日、じんわりと体があたたかいのが実感できる。

この実感は、カキと、豚肉またはレバーとニラのときだけ。「海のミルク」と呼ばれるだけあり、豊富な栄養が含まれているようだ。

 

さらにカキは、酒の分解力もパワーアップしてくれる。

飲み過ぎても次の日まったく残らないのも、酒飲みにはうれしいところだ。

 

カキも、食べ方はいろいろある。カキフライはメジャーだし、酢ガキ、焼きガキ、ぬたなどもうまい。

しかし、「あたたまる」といえば、やはり鍋。

カキのミルク鍋

みそ味の「土手鍋」が有名だが、きのうは「ミルク鍋」にした。

 

牛乳が、酒や鮭やカキなどの魚介にあうのは言うまでもない話。クリームシチューなどは定番だが、鍋にしてももちろんいい。

牛乳は「洋風」のイメージだが、じつは和風だしにもバッチリ合う。

このミルク鍋も、だしは要は、「おでんだしに牛乳を入れただけのもの」なのである。

 

和風だしは、削りぶしなど魚介ベースだ。

魚介にあう牛乳と相性がいいのは当然で、削りぶしの風味がぷんと立つミルク鍋は、大変うまい。

 

カキはきのうは、生食用。

カキのミルク鍋

知らない人のために言っておくと、生食用と加熱用なら、加熱用のほうが味がいい。

「生食」というと活きがいい感じがするが、そうではなく、カキはとれた段階では「加熱用」なのである。

それを数日かけ、きれいな水で殺菌し、生食用になるわけで、そのあいだにどうしてもうまみは抜ける。

 

だから火を通すなら、加熱用を選ぶのがいいが、きのうは魚屋には生食用しか出ていなかった。

ならば生食用でも、べつに問題はないのである。

 

生食用のカキなら、水でサッと洗うだけでいい。加熱用の場合には、片栗粉をふってもみ洗いし、そのあと水を何度か替えてゆすぐと、汚れがきれいに取れる。

きのうはカキのほかには、ミルク鍋にはやはり白菜。白菜にはやはり厚揚げ、そして色目にニンジンをいれた。

 

だしは、まず昆布と削りぶしのだしを2カップとる。

カキのミルク鍋

2カップ半の水に、10センチくらいのだし昆布、一つかみの削りぶしをいれ、煮立てないよう10分煮出せば、だいたい2カップのだしができる。

ここに、酒とみりん大さじ2ずつ、淡口しょうゆ大さじ1で味付けする。

淡口しょうゆは少なめだが、これはミルクのせっかくの白い色をあまり濁さないためである。

 

味付けしただしに、牛乳1カップをいれる。

カキのミルク鍋

あとは塩を加えて味をととのえれば、鍋のだしはでき上がり。

 

小鍋をテーブルのコンロにかけ、だしを張る。

カキのミルク鍋

まず白菜の茎と厚揚げ、ニンジンだけをしばらく煮る。

牛乳は煮立てると分離するから、弱火で煮るのが肝心だ。

鍋の「コトコト」と煮える音だけが小さく聞こえる、静かな時がおとずれる。

 

鍋は、この「静寂」を味わうことが醍醐味の一つだろう。

ミルク鍋だけにかぎらず、小さな火でゆっくり煮るのがおすすめだ。

 

白菜とニンジンに火が通ったら、まず白菜の葉をいれる。

カキのミルク鍋

最後にカキをいれ、加熱用でも1分ほど、くれぐれも火を通し過ぎないように、サッと煮て火を落とす。

 

鍋にいれたままにせず、煮たぶんはすべて器に救出する。

カキのミルク鍋

そのままでももちろんうまいし、青ねぎや、黒コショウなどをかけるのもいい。

 

このカキのミルク鍋、あたたまることこの上ない。

きょうになっても、まだ体がポカポカしている。

 

酒は、熱燗。

酒は熱燗

きのうはつい、いつもより余計に飲んだのだが、やはりカキのおかげで、今朝はまったく残っていない。

 

「仕事しないでお金がなくなっても知らないよ。」

チェブ夫

そうだよな。

 

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