きのう食べたのは、ゴーヤと厚揚げのピリ辛みそ炒め。ゴーヤはしゃっきり、厚揚げには味がしみ、抜群にうまい。
おれは、飲食店で何か食べると、それと似たものを自分でも作ってみたくなるのだ。
きのうはゴーヤを食べることにした。
ゴーヤもそろそろ季節は終わり。これからはせっせと秋の物を食べないといけないし、食べ納めをする必要がある。
食べ方を考えてみて、思い浮かんだのが、先日東京・蒲田で食べた家常豆腐。
厚揚げと豚肉、ピーマンに玉ねぎをピリ辛(激辛)みそで煮込んだもので、とてもうまかったのだ。
「このピーマンを、ゴーヤにしてもいいだろう」
そう考えたわけである。
ゴーヤと厚揚げ、豚肉の相性がいいのは言うまでもないし、またゴーヤはくせがあるから、マーボーなどピリ辛のみそ味はとてもよく合う。
辛味は鷹の爪が入っていたが、これは豆板醤を使っても、もちろん問題ない。豚肉は、買い置きがしてあるスパムを使う。
みそは、本当なら八丁・赤出しみそを使いたいところだった。切らしていたので普通のみそを使い、それでも十分おいしかったが、八丁みそならさらにうまかったのは間違いない。
ゴーヤと玉ねぎはサッと炒めて皿にとり出し、最後に加えるようにする。
こうすると、ゴーヤのシャキシャキ感と苦味を存分に楽しめる。
フライパンにサラダ油・大さじ1を引き、
- タテ半分に割り、スプーンでわたをかき出して、3ミリ幅くらいに切ったゴーヤ 2分の1本
- くし切りにした玉ねぎ 2分の1個
を入れて強めの中火にかける。
1~2分、サッと炒めて皿にとり出しておく。
改めて、フライパンにゴマ油・大さじ1を引き、
- みじん切りにしたショウガ 2センチ大くらい
- 豆板醤 小さじ2
を入れて強めの弱火にかけ、1~2分じっくり炒める。
さらに、5ミリ~1センチ厚さの短冊に切った減塩スパム・2分の1缶(170グラム)を加え、3~4分、じっくり炒めて脂を引き出す。
- 水 1カップ
- みそ 大さじ1+2分の1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
を加え、1センチ厚さくらいの食べやすい大きさに切った厚揚げ・1袋を入れて、弱火で10分くらい、じっくり煮る。
火加減を中火にし、取り出しておいたゴーヤと玉ねぎを加えて1~2分煮たら、味をみて塩加減し、
- 片栗粉 小さじ1
- 水 小さじ1
の水溶き片栗粉を混ぜながら加えて、軽くトロミをつける。
皿に盛り、きのうは青ねぎを振った。
「これは、うまい、、」
ピリ辛味がしみた厚揚げが、たまらない。
もちろん、ご飯も。
それに冷やした日本酒。
この料理、蒲田の店で食べたのよりうまかった。
やはり自分で作った料理は、うまいのだ。
「自己満足して幸せだね。」
ほんとだな。
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