中華丼は、手軽に作ることができ、しかも日本人にとっては満足感が高いので、自炊メニューとしておすすめです。
今回は、中華丼のバリエーションの1つである「チンジャオロースー的 洋風中華丼」の作り方を紹介します。
中華丼は洋風に作ることもできる!
ごはんとおかず、肉と野菜、それに汁を一皿で兼ね備えている中華丼は、炒め物よりむしろ作るのが簡単で、しかもカレーライスが大好きな日本人には満足感が高いことを紹介しました。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://ossanhitorimeshi.net/%e9%9d%92%e6%a4%92%e8%82%89%e7%b5%b2%e7%9a%84%e3%82%82%e3%82%84%e3%81%97%e3%81%ae%e4%b8%ad%e8%8f%af%e4%b8%bc/]
この中華丼、全くおなじ作り方で洋風にすることもできます。
中華丼を洋風にするためには、材料や調味料を次のように変更します。
- 油を、ゴマ油からオリーブオイルにする
- 香味野菜を、にんにく+ショウガからにんにくのみにする
あとは全くおなじです。
今回は、さらにトマトを加えてあります。
ただし、トマトは「洋風だから」というわけでもなく、中華丼にトマトを加えても、これがまた酢豚っぽくなってウマイです。
あと、今回はもやしを使いませんでした。
使わなかったのは買い物へ行かなかったためもやしがなかったからですが、もやしは、入れると中華色が強くなるので、洋風っぽさを強調したい場合には入れない方がいいかもしれません。
それから、今回の洋風中華丼は、玉ねぎを使っています。
長ねぎは、これももやし同様、入れると非常に中華っぽくなりますので、洋風っぽくしたい場合は玉ねぎにした方がいいです。
チンジャオロースー的 洋風中華丼の作り方
チンジャオロースー的 洋風中華丼の作り方は、上の中華丼の作り方と全く同じです。
ただし、中華丼では、熱を加えると風味が飛びやすいゴマ油は最後に風味付けとして使いますが、オリーブオイルの場合には、最初から炒め油として使っていいです。
作る手順は、
- 豚肉とにんにくを炒める
- 野菜を炒める
- 調味料と水を加えてサッと煮る
- 水溶き片栗粉を入れてトロミをつける
の4工程です。
火を中火くらいの強すぎない加減にし、もし調味料や水溶き片栗粉を入れるときは火を止めてしまうなど、急がず落ち着いて作るようにすれば、初心者でもそれほど失敗はしないと思います。
1.豚肉とにんにくを炒める
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1
- 豚肉 100グラム程度(今回は、肩ロース肉を細長く切って使いましたが、コマ肉とかを食べやすい大きさに切って使うのでも問題は全くないです。塩・コショウ・酒それぞれ少々をもみ込み、片栗粉大さじ1をまぶしておく)
を入れ、中火にかけ、かるく焼き色がつくまで3~4分じっくり炒める。
つづいて、
- にんにく 1かけ(みじん切り)
を入れ、さらに1分くらい炒める。
2.野菜を炒める
(もし野菜を切るのが間に合わなければ一度火を止め、)
- 厚揚げ 2分の1パックなど(1センチ厚さくらいの食べやすい大きさに切る)
- 水煮カットたけのこ 4~5本
- 玉ねぎ 2分の1個(タテに細く切る)
- ピーマン 1~2個(大きさにより。タテに細く切る)
- 赤ピーマン 1個(色味としての利用なので省略も可。タテに細く切る)
- トマト 2分の1個(ざく切り)
を入れて中火にかけ、3~4分、全体に油がまわるまでサッと炒める。
3.調味料と水を加えてサッと煮る
ふたたび一度火を止めて、
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 酢 小さじ1
- オイスターソース 小さじ1
を入れ、中火をつけて30秒くらい炒めて味をなじませる。
- 水 200cc
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- 塩 小さじ4分の1程度
- コショウ 2~3振り
を加え、フライパンのフタをして火を強め、沸騰したら中火に戻して2~3分煮る。
4.水溶き片栗粉を入れてトロミをつける
火を止めて、
- 片栗粉 大さじ1+2分の1
- 水 大さじ3
をよく溶きまぜた水溶き片栗粉をまわし入れ、よく混ぜる。
中火をつけ、上下を返しながら1分ほど炒めてしっかりとトロミをつける。
ごはんを盛った皿によそい、粗挽き黒こしょう少々をかけて食べる。
[afTag id=36194]
まとめ
今回は、中華丼のバリエーションの1つである洋風中華丼を紹介しました。
中華丼は、マジで手軽に作れて満足感が高いので、バリエーションを色々覚えておくといいです。
おなじ中華丼でも、材料や味つけがちょっと違えば、全然飽きずに毎日でも食べられますYO!