きのうは、大根の鯛アラあんかけ。
料理しない男が、安倍などにダマされるのだ。
安倍晋三がクソ馬鹿の極右野郎で、偉い奴にはヘイコラし、そうでない奴は切り捨てて、自分の立場を守るためにはいくらでもウソをつく、女の腐ったような奴であるのは、正常な感性をもっていれば、一目見れば分かることだ。
橋下徹なども同様、ただ独裁ごっこがしたいだけのセコイ野郎だ。
ところがこれが、分からない奴が多い。安倍晋三はこれだけめちゃくちゃなことをしながら、いまだに5割近い支持率を保っている。
それは、男が料理しないからだ。感性が鈍っているのである。
自分のために料理するには、まずは「自分が何を食べたいか」を考えるところから出発する必要がある。食べたいものは理屈で決まるわけではなく、体が要求するものだ。
だから料理のたびに、感性で体の要求を感じ取り、それを理性で形にしていくことになる。
料理をすれば、感性が自ずと鍛えられるのである。
ところがそれを怠っている奴は、感性が鈍っているから、自分が何を感じているのか分からない。安倍を見て、「ウソつきのクソ野郎だ」と感じても、それを言葉にするところまで至らないから、口先だけの小理屈にコロリと騙されてしまうのだ。
そうして料理しない男のおかげで、日本はいま、奈落の底へ突き進んでいる。
まったく迷惑な話である。
さてきのう作ったのは、大根の鯛アラあんかけ。
これはおととい、お世話になっているバー「スピナーズ」で、桐島かれん似の女性から教わったのだ。
桐島かれん似の女性は、京都生まれの京都育ち。料理がうまく、おせち料理も作るほどの腕前で、話をすると、とてもとても勉強になる。
おとといは、鯛アラを使った新しい料理を考案したという話を聞いた。話を聞いた瞬間に「それはウマイにちがいない」と分かるもので、しかもその日は、ちょうど小鯛を一尾買っていた。
これは作るしかないのである。
おとといはまず、鯛を塩焼きにして普通に食べた。
この鯛の頭と骨、それに身も少し、残しておく。
これを使って、大根を炊くわけだ。
大根は、1~2センチくらいの厚さに切り、米のとぎ汁か水でしっかり煮立てながら、串がすっと通るまで、15分~20分くらい下ゆでする。
大根は、皮をむく必要はない。
塩焼きした鯛の身は、細かくほぐす。
えんどう豆もサヤから出し、塩水で10分程度下ゆでしておく。
10センチくらいのだし昆布は、あらかじめ1時間くらい、3カップの水に浸しておく。
鯛のアラと骨を入れ、中火にかけて煮立ってきたら弱火にし、20分くらいコトコト煮出す。
だし殻をザルで濾すと、2カップほどのだしが出来ているはずである。
- 酒 大さじ2
- みりん 小さじ2
- 淡口醤油 小さじ2
ほどで味を付け、下ゆでした大根を、20分くらいコトコト煮る。
大根は、ここで一旦火を止めて、20分でも30分でも、煮汁に入れたまま冷ますと味がしみる。
改めて中火にかけて、ほぐした鯛の身とえんどう豆を加え、大さじ1~2くらいの片栗粉と同量の水を合わせた水溶き片栗粉を、スプーンで少し加えては混ぜしながらトロミをつける。
食べながら、味ポン酢や一味をかけてみたりしてもいい。
鯛のうま味がしっかりきいた、ほんのりとやさしい味だ。
あとは、あさりご飯。
あさりは1時間くらい塩水にひたして砂出しし、水を4~5回は替えながら、両手でこすり合わせてよく洗う。
鍋に、
- 5センチくらいのだし昆布
- 研いでザルに上げ水を切った米 1カップ
- 細切りのショウガ 2センチ大
- 水 150cc(あさりから水が出るので少なめにする)
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 淡口醤油 大さじ1
を入れて、中火にかける。
湯気が勢いよく吹き出してくるようになったら弱火にして10分炊き、最後に30秒間、中火に戻して水気をとばし、火を止める。
10分蒸らし、青ねぎとひねり潰したゴマをたっぷりまぜ込む。
それに冷奴と、
冷やしトマト。
酒は、冷や酒。
きのうは料理するのに、いつもより時間がかかったから、その分、料理中の酒を、いつもより余分に飲んでしまった。おかげできょうは、二日酔い。ちょっと気持ちも悪いくらいだ。
家で飲むのに、二日酔いするまで飲まなくてもいいとは思う。
でも酒は、飲めば酔っ払うのだから、仕方がないのである。
「飲み過ぎるのは感性が鈍いからだよ。」
そうだよな。
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