安倍首相は「バカ」なだけではなく「邪悪」である

安倍首相 社会運動

安倍首相の発言には、毎日イライラさせられる。

安倍首相

安倍首相は、「バカ」なだけではなく、「邪悪」である。

 

 

今回の、湯川遥菜さん、後藤健二さんの人質事件について、「何が腹が立つ」といえば、日本政府が、人質になった二人の救出に、真剣に取り組んだように見えないことだ。

湯川さんは8月に行方不明になり、イスラム国による、湯川さん暴行のビデオも公開された。日本政府は、当然、救出にむけて力を尽くしているはずだと思ったが、その後、湯川さんに関するニュースは、まったく漏れ伝わってこなかった。

それもそのはず、日本政府は湯川さんの救出に、本腰をいれていなかったのだ。

 

岸田外相は、2月3日の国会答弁で、救出の拠点となっているヨルダンの日本大使館へ、

「1月20日以前は、本省、あるいは他の在外公館からの応援はなかった次第です。」

と答えた。

「応援がない」ということは、「通常体制のまま」ということなのだから、誘拐にたいする対応など、できるわけがないだろう。

 

後藤さんにたいする対応もおなじだ。

政府は、11月1日の時点で、後藤さんのご家族から、後藤さんが行方不明になったことを知らされた。つづいて12月3日には、イスラム国からのメールがきて、身代金10億円を要求していることも知った。

その時点でも、ヨルダンに応援を送ることもなかったのだから、やはり通常体制のまま放置をつづけた。

 

さらに日本政府は、後藤さんの奥さんに、後藤さんが誘拐され、身代金を要求されていることについて、「口止め」までしているのである。

12月2日が衆院総選挙の告示日だったことを考えれば、これは、

「選挙への悪影響をおそれた」

と取られても、仕方がないことだろう。

 

本来なら、イスラム国とのやり取りを後藤さんの奥さんに任せておくのではなく、政府がそれをひき取って、直接交渉すべきだろう。

だいたい後藤家が、「10億円」などのお金を払えるわけがないのだし、この要求は、イスラム国が、日本政府に対してしていることは明らかだ。

 

ところが安倍首相、2月4日の国会答弁で、イスラム国と直接交渉しなかった理由について、

「我々政府にたいする要求ということではなかったわけでございます」

と、のたもうた。

安倍首相

 

「バカか、こいつは!」

ぼくは、本当に腹が立った。

 

安倍首相は、

「日本国民の生命・および財産を守るため、自衛隊を派兵する」

「日本国民には、指一本たりとも触れさせない」

と豪語するわけである。

それなのに、湯川さんや後藤さんの生命は、何一つ、守ろうとしていなかったではないか。

 

しかもその理由が、

「我々政府にたいする要求ではなかったから」

ときた。

「お前の我々には、『国民』は入らないのか!」

ぼくは思わず、叫びたくなった。

 

安倍首相が頭の悪い、ウスラポンチの間抜けのバカなのは、もう周知のことだろう。

 

しかし安倍首相は、ただ「バカ」なだけではない。

「邪悪」である。

 

「国民の生命のため」と叫びながら、その実国民のことなど何一つ考えず、国民を、大きな大きな苦しみを舐めることになる「戦争」へ、引きずり込もうとしているのである。

 

「あまりカッカしないようにね。」

チェブ夫

そうだよな。

 

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イスラム国より安倍首相に腹が立つのである
 

 
 

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