自衛隊など失くしてしまえばいいのである。(イワシ梅煮)

2014/04/25

 
昨日は魚屋にうまそうなイワシがあったから、それを梅干しと一緒に煮た。

イワシ梅煮

これを肴に酒を飲みながら、「自衛隊など失くしてしまえばいい」と改めて思ったのである。


 
ニュースを見ると、北朝鮮の金正恩主席が苛烈な粛清をはじめているようで、「北朝鮮はすごい国だな」と改めて思うのだが、ぼくは北朝鮮をチラチラと眺めながら、

「どうしてこの国が、潰れずに存続できるのだろう」

と、ちょっと不思議に思うのである。

大した産業があるわけでもなし、経済封鎖をされながらも軍備にけっこうな金をかけ、国民の生活を犠牲にしていることは間違いないにせよ、それにしても、それが経済的に成り立つ理由がよくわからない。

だからこの国を見るにつけ、

「独裁国家とは一つの安定的な形なのだ」

とぼくは思うのだ。

安定的で、存続しやすいからこそ、世界中で現在でも、独裁国家は失くならないのだろう。

 

しかしおそらく、これは「コスト」の問題が大きいのではないだろうか。

独裁国家は民主主義国家とくらべ、コストを大幅に減らすことができるのではないかと思うのだ。

 

ぼくは独裁国家を見ると、ぼくのような自由業や、商店のような自営業と似たところがある気がする。

ぼくがブログや酒にこれだけうつつを抜かしながらも、なんとか生活できていたりとか、商店が、魚屋にしても豆腐屋にしても、八百屋にしても、100円、200円のものをチマチマと並べ、飛ぶように売れるわけでもないのに、何の問題もなく子供を育て、生活が成り立っていることは、会社に勤める人から見ると「不思議」と思えることもあるのではないだろうか。

ぼくも実際、会社を辞める際には、「自由業は大変だ」とずいぶんと脅されたものである。

しかし自由業や自営業が、収入がそれほどなくても成り立っていけるのは、企業とくらべて圧倒的にコストがかからないからなのだ。

 

まず小規模の事業なら、人を雇う必要がない。

人件費はコストとしてはとても大きなものになる。

それから人を雇っていないから、「ミーティング」なども必要ない。

企業となるとどうしても、社内の意思統一にかなりの時間を割かなければいけないことになるけれど、それは当然、「コスト」として跳ね返ってくることになるわけだ。

 

これを「国家」に当てはめて考えてみると、実際のところ、「民主主義」にかかるコストは、莫大なのではないだろうか。

「選挙」一つにしてみても、どれだけお金がかかるのだろうと思うのだ。

「民意を反映する」ためには、様々な手続きが必要となるわけで、それには全て、コストがかかる。

コストをかけるのを厭わないからこそ、民主主義は存続しうるわけである。

 

それに対して独裁国家では、それら全ての「民意を反映するための手続き」を省略することが可能となる。

先日処刑された人は、裁判で判決が出て即日の処刑だったというから、刑務所に収監する費用すら節約しているというわけだ。

この「低コスト体質」が、独裁国家の「肝」なのではないかと思うのだ。

だからこそ、北朝鮮のような零細国家でも、潰れずに生き残っていけるのではないだろうか。

 

ただしもちろん、自由業、自営業と独裁国家は違うのであって、こちらは一人だけれども、あちらには「国民」がいる。

国民も、ただコストを削減され、自分たちが惨めな処遇に甘んじているとなってしまうと、大人しくはしていないことになる。

だからこそ「軍備」が必要になるわけだ。

「敵国」を想定し、それに対して「毅然と戦う独立国家」の名目を保つからこそ、独裁国家は人心を集めることができる事になるのだろう。

 

さて以上は北朝鮮の話だったが、日本も今や、それが他人事でなくなりつつあるのを、多くの人が感じているのではないかと思う。

企業がなりふり構わず、派遣社員を使うなどして人件費を節約し、生き残りを図ろうとしているのと同様に、財政破綻寸前の国家日本も、徹底的なコスト削減に乗り出しているのではないだろうか。

小泉改革によって、健康保険を初めとした社会保障費用が削減され、さまざまな弊害が出ているのは周知のことだと思うけれども、さらに手を付けるなら、「民主主義を支えるコスト」になるのだろう。

今の流れを見るにつけ、ぼくは日本が、北朝鮮までとは行かなくても、「低コスト体質の独裁国家」を目指しているのではないかと思うのである。

 

しかしぼくは、そのような日本は嫌である。

何がどれだけできるかは、まだはっきりとは分からないのだけれど、この流れを止めるために、少しでも力になることをしたいと思う。

 

ただそれならば、その先日本がどちらへ向かって行ったらいいのか、自分なりの目標を持つ必要があるだろう。

ぼくはそれは、

「自衛隊など失くしてしまう」

ことだと思うのだ。

 

「軍備を拡大する」とまでは言わなくても、

「自衛のための最低限の軍備は必要だ」

と思う人は、少なくないのではないかと思う。

その理由として、

「売られたケンカは、買わなくてはいけない」

というのがあるだろう。

たしかに最近、尖閣諸島やら竹島やらのことをめぐって、近隣の国々と摩擦がある。

もしそれらの国が日本へ攻め込んでくることがあったら、その際に最低限の防戦はしないといけないことになる・・・。

 

しかしこれが、「盲点」ではないかと思うのだ。

考えるべきなのは、今、

「誰が日本にケンカを売ってくるのか」

ということである。

 

今近隣の国々が、あれこれと言ってきたり仕掛けてきたりすることは、多分に「自国民向けのポーズ」なのではないだろうか。

北朝鮮にしたところで、莫大なお金をかけて他国と戦争をすることに、メリットを感じるとは思えないのだ。

「他国に侵略され、日本が植民地化されるのではないか」と思うこともあるかもしれない。

他国を侵略するくらいの戦争を仕掛けてくる可能性があるのは、唯一「アメリカ」だと思うけれども、アメリカによる日本の植民地化は、武力などによらずとも、すでにもう始まっているのではないだろうか。

 

TPPの交渉過程は明らかにされていないけれど、漏れつたわる話を聞くと、日本側が大幅に譲歩して、かなりの「屈辱的内容」になっているようである。

「植民地」が、「現地の利益を収奪する」ことを意味するとすれば、TPPこそが、まさにその「植民地化」なのではないか。

今どき武力などによって利益を得ようとすることは、もう誰もしないのだ。

それならば、それに対抗するための武力も、要らないことになるのである。

 

さらに武力がなければ、近隣諸国との摩擦も減ることになる。

近隣諸国が自国民へ反日宣伝する名目は、

「日本がふたたび侵略主義に転じようとしている」

ことだろう。

自衛隊すらなくなれば、そんな名目は一気になくなり、相手は何も言えなくなる。

そうしたら、ご近所同士の付き合いも、もっとやりやすくなるだろう。

 

狭い国土に多くの人が住む日本は、古来から、争い事をできるだけ避け、周りの人とうまくやっていくための政治的なノウハウを、膨大に積み重ねてきていると思う。

それをもっと、国際政治の土俵の上で活用したらいいと思うのだ。

国内外で事情が違うのは言うまでもないことなのだが、軍事力などではなく、もっと「政治力」で、日本の立場を高めていくことが可能なのではないだろうか。

「幼稚な考え」と思われるかもしれないが、ぼくは本当に、そう思うのである。

 

というわけで、昨日は「イワシの梅煮」を食べたのだ。

イワシ梅煮

煮汁をうすめ、さらにゴボウを煮たのだが、これがまたうまいのである。

 

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さて「イワシの梅煮」を作るのだが、煮魚は、作り方自体はそれほど難しいことはない。

ただ煮汁を煮詰めていくことになるから、出来上がりの状態をイメージするのが難しく、調味料の加減がわかりにくいのが特徴だ。

鍋の形やレンジの火力によっても、同じ「中火」で煮詰めても、煮詰まり具合は変わってくる。

だから煮魚は、実際に何度かやってみて、自分好みの調味料などの加減をつかむようにするのがおすすめだ。

 

まず鍋にだし昆布を敷き、洗ったイワシと、後でゴボウを煮る都合もあるから、水は多めの2カップをいれ、酒とみりん、砂糖をそれぞれ大さじ5、しょうゆは、梅干しにも塩があるから、やや少なめの大さじ3、さらに穴を開けて味がしみ出るようにした梅干し2~3個、ショウガのせん切り少々をくわえて中火にかける。

イワシ梅煮 作り方

煮立ってきたらアクを取り、落としブタをして15分くらい煮る。

イワシは頭がついて売られているのは、「それなりに新鮮」という意味だから、ワタもぬかずに食べてしまって問題ない。

煮時間は、普通の魚は10分くらいでいいのだけれど、イワシは脂が乗っているから、心持ち長めのほうがおいしくなる。

 

イワシが煮えたらそのまま煮汁にひたして味をしみさせ、さらに煮汁を少し、別鍋にとってゴボウを煮る。

イワシ梅煮 作り方

ゴボウを煮る煮汁は、味を見ながら倍くらいにうすめるようにする。

ゴボウはナイロンたわしでよく洗い、昨日は3ミリ幅くらいの斜め切りにし、水にさらす。

煮時間は10分程度、少し歯応えが残るくらいにしておいて、煮えたらやはり煮汁にひたし、味をしみさせる。

 

味がしみたら、温めなおして器に盛る。

イワシ梅煮

梅干しやショウガ、だし昆布なども、もちろんおいしく食べられる。

 

そしてこの、イワシと梅の味がしみたゴボウが、またうまいわけである。

イワシ梅煮

 
 

あとは豆腐と春菊の吸物。

豆腐と春菊の吸物

だし2カップに酒とうすくち醤油大さじ1、塩少々で味をつけ、まず豆腐、つづいて春菊の茎、それからしめじ、最後に春菊の葉をいれて、火を止める。

豆腐と春菊、しめじは黄金の取り合わせなのだ。

ここにゆずの皮を浮かべれば、「料亭の味」になる。

 

もやしと竹輪の酢の物。

もやしと竹輪の酢の物

もやしはさっとゆで、水に取って水気をしぼる。

うす切りにした竹輪といっしょに、酢大さじ1、砂糖小さじ1、塩ほんの少々で和える。

もやしは全部ゆで、水気をしぼって冷蔵庫にいれておくと、生のままより日持ちがすると、八百屋のご主人が教えてくれた。

 

酒はぬる燗。

酒はぬる燗

コンロが一口しかないぼくは、お燗をするのに火は使わずに、給湯器の熱湯を鍋にいれ、そこにしばらく浸けておくのである。

 

「ぼくはロシア生まれだから、ロシアとも仲良くやってほしいな。」

チェブラーシカのチェブ夫

仲良くやれるさ。

 

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