ゴーヤーとじゃがいもをホックリ煮込む絶品の肉じゃがは、これまで「塩味」
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と、「トマト味」
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とを紹介しました。
でも、栄養豊富で夏バテ予防にも効果があるといわれるゴーヤーは、毎日でも食べたいもの。
そこで今回は、『ゴーヤーの肉じゃが酢豚風』を紹介します。
「肉じゃが酢豚風」とは、肉じゃがの味つけを酢豚風にしたものです。作り方は肉じゃがと全くおなじで、油で揚げませんので手軽に作ることができます。
酢豚風の味つけとは「中華風トマト味」のことです。おなじウリ科で近縁のキュウリやズッキーニと同様にトマト味がよく合うゴーヤーは、この酢豚風の味つけもよく合います。
酢豚風の味つけは、醤油を少し使いますので、ごはんのおかずとしても完璧です。
ゴーヤーの肉じゃが酢豚風をマスターして、ゴーヤーレシピのレパートリーをまた1つ増やしてくださいNE!
豚肉とゴーヤーは大きめに切るのがポイント
ゴーヤーの肉じゃが酢豚風は、豚肉とゴーヤーを大きめに切るのがおいしく作るポイントです。
豚肉は角切りのものを使う
「酢豚風」というくらいなので、豚肉は食べごたえのある角切り肉がいいです。角切り肉は、スーパーで「カレー・酢豚用」の豚肉を購入するのがもっとも手軽です。
あるいは、豚肩ロースのかたまり肉を2センチ角くらいに自分で切ってもかまいません。筆者・高野はそうしています。
肩ロース肉は、カレー用として売られているモモ肉より、煮るだけでは火が通りにくい脂身が多いです。
したがって、肩ロースかたまり肉を切る際には、大きな脂身の層があったらそれに沿って切り、角切りにしたとき脂身が外側に露出するようにします。最初に焼く際には、脂身を下にしてフライパンに入れるようにすると、脂身にしっかり火が通ります。
ゴーヤーも大きめに切る
一般的には炒めて使われるゴーヤーは、しっかりとした味つけの煮汁でコックリ煮込むとおいしいです。
煮込まれたゴーヤーの食べごたえを楽しむためには、ゴーヤーを大きめに切るのがポイントです。
また、一般に「半円」の形で使われるゴーヤーですが、半円だと煮込まれて柔らかくなるとへし折れてしまいがちです。
以上2つの理由により、ゴーヤーは、2センチ大くらいの「4分の1円」の形で切るのがおすすめです。
ゴーヤーの肉じゃが酢豚風の作り方
それでは、ゴーヤーの肉じゃが酢豚風の作り方を紹介します。
作る手順は、
- 豚肉とにんにく・ショウガを炒める
- ゴーヤーなどの野菜を炒める
- 調味料と水を加えて煮込む
- 水溶き片栗粉でトロミをつける
の4工程です。
1.豚肉とにんにく・ショウガを炒める
フライパンに、
- ゴマ油 大さじ1
- 角切りの豚肉 150グラム程度(上で見た通りカレー・酢豚用豚肉を使うか、肩ロースかたまり肉を自分で切る。塩・コショウと酒それぞれ少々を軽くもみ込み、片栗粉 小さじ2をまぶしつけておく)
を、豚肉は脂身を下にして入れ、強めの弱火くらいの弱い火にかけてじっくり焼く。3~4分焼いてしっかりと焼き色が付いたところでひっくり返し、さらに2~3分焼く。
豚肉に火が通ったら、もし豚肉が吸ってしまい油がなくなってしまった場合はサラダ油をすこし足し、
- にんにく 1かけ(みじん切り)
- ショウガ 1センチ大程度(みじん切り)
を加え、さらに1分くらい、じっくり焼いて味を引きだす。
2.ゴーヤーなどの野菜を炒める
にんにくとショウガがかるく焼き色がつくまで焼けたら、
- じゃがいも 1~2個(大きさにより。皮をむいて2センチ大程度に切る)
- ニンジン 2分の1本(1センチ幅くらいに切る。皮はむかなくてもいいです)
- 玉ねぎ 4分の1個(2センチ大程度に切る)
- ゴーヤー 2分の1本(ヘタを落としてタテ半分に切り、スプーンでわたをかき出す。さらにタテ半分の4分の1円に切り、2センチ幅くらいに横に切る)
- トマト 2分の1個(ざく切りにする)
を入れ、弱めの中火で3~4分、全体に油がまわるまでじっくり炒める。
3.調味料と水を加えて煮込む
野菜に油がまわったら、
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 酢 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- オイスターソース 小さじ1
を入れ、1分ほど炒めて味をなじませる。
つづいて、
- 水 200cc
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- コショウ 4~5ふり
を入れ、フライパンのフタをして、火を強めて煮立ってきたら弱めの中火くらいにし、しっかりと煮立たせながら10分煮る。
4.水溶き片栗粉でトロミをつける
野菜に火が通ったら味をみて、塩気が足りないようなら塩を加える。
つづいて、一度火を止め、
- 片栗粉 大さじ1+2分の1
- 水 大さじ3
をよく溶きまぜた水溶き片栗粉を、2~3回に分けて加減を見ながら入れてはまぜし、さらに全体をよくまぜる。
弱めの中火をつけ、上下を返しながら1分ほど炒め、しっかりとトロミをつける。
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ゴーヤーの肉じゃが酢豚風は3億66回くらい死ぬほどウマイ!
このゴーヤーの肉じゃが酢豚風、3億66回くらい死ぬほどウマイです。
ごはんもお酒も、いくらでも進んじゃうと思います。