キムチと肉じゃがの相性がパーフェクトであることにより大変おいしい「キムチ肉じゃが」は、粉チーズをかけて食べると「まさにファンタスティック」な味になります。 キムチは少し置いて熟成させ、作る際にはじっくりと蒸し焼きにすることが、おいしく作るポイントですYO!
キムチ肉じゃがとは?
キムチ肉じゃがは、キムチを使った肉じゃがです。韓国の料理にも、豚肉とじゃがいもをピリ辛味で煮込むメニュー(カムジャタン)がありますので、キムチと肉じゃがの相性はパーフェクトだといえます。
キムチ肉じゃがを作る際には、ゴマ油を使用します。ただし、ここにオリーブオイル(またはバター)をいっしょに使うと、まろやかな味になります。
また、食べながら味変えに粉チーズおよび粗挽き黒コショウをかけるのがおすすめです。チーズとキムチの相性は大変よく、
「ま・さ・にファンタスティック」
な味となります。
キムチ肉じゃがを作るポイントは、キムチをケチらないこと、およびキムチは、豚肉といっしょにじっくりと蒸し焼きにすることです。 難しいことはあまりありませんので、初心者でも失敗せずに作れると思いますYO!
キムチ肉じゃがを作るポイント
キムチをケチらない
キムチ肉じゃがをおいしく作るための最大のポイントは、キムチをケチらないことです。 キムチ肉じゃがの味は、キムチの味です。キムチをケチると、味が足りないこととなります。
キムチの量は、今回のレシピ1人前で「100グラム」としてあります。300グラム入りのキムチなら、その3分の1を使うことになるわけで、意外に多いです。
キムチは、スーパーで買うのなら、100グラム100円くらいのものを選ぶのがコストパフォーマンスが高いです。 また、大阪・鶴橋の本格キムチがこのくらいの価格でお取り寄せできる「豊田商店」
は、キムチのお取り寄せショップとして大変おすすめの良い店です。
キムチを料理に使う際には、冷蔵庫に1週間くらい置いて熟成させた、ちょっと酸っぱくなったものがおいしいです。早く使いたいのなら、一晩常温に置いておくのでもいいです。
キムチと豚肉をじっくり蒸し焼きにする
キムチは、最初に豚肉といっしょにじっくりと蒸し焼きにすることによりうま味を出します。 ただ炒めるのでもいいですが、弱い火で、水分が逃げないようにフタをして蒸すことで、キムチがくったりとやわらかくなるのと共に、キムチの良い味が濃縮された汁が鍋にでて、この汁が味のベースになります。
キムチ肉じゃがのレシピ
それでは、キムチ肉じゃがの作り方を見ていきましょう。
キムチ肉じゃがを作る工程は、
- 豚肉とキムチを蒸し焼きにする
- じゃがいもなどの野菜を加えて炒める
- 水を加えて煮込む
- 片栗粉でトロミをつける
の4工程です。 火加減はあまり強くせず、炒めるときも煮込むときも「弱めの中火」くらいにするのがいいです。
1.豚肉とキムチを蒸し焼きにする
フライパンに、
- ゴマ油 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- にんにく 1かけ(みじん切り)
- 豚こま肉 100グラムくらい(食べやすい大きさに切って軽く塩・コショウしておく)
- キムチ 100グラムくらい(豚肉の上にかぶせるようにして置き、豚肉に味をつけることを兼ねるのがおすすめ)
を入れ、フタをして「強めの弱火」くらいをつける。 途中で1~2回混ぜながら、5分程度じっくりと蒸し焼きにする。
2.じゃがいもなどの野菜を加えて炒める
- じゃがいも 1~2個(皮をむき2センチ大程度に切る)
- ニンジン 2分の1本(皮はむかずに1センチ幅程度に切る)
- 玉ねぎ 2分の1個(1~2センチ幅のくし切りにする)
- ピーマン 1個(1~2センチ大に切る)
を加え、弱めの中火くらいで2~3分じっくり炒めて味をからめる。
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 酢 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1
を入れ、さらに1分ほど炒めて味をなじませる。
3.水を加えて煮込む
- 水 200cc
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
を入れて火を強め、煮立ってきたらフタをして、弱めの中火くらいのしっかりと煮立つ火加減で10分煮る。
4.片栗粉でトロミをつける
一度火を止め、
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ1
の水溶き片栗粉をまわし入れ、じゃがいもを崩さないようにやさしく混ぜる。 弱めの中火をつけ、上下を返しながら1分ほど火を通し、しっかりとトロミがついたら皿に盛る。
味変えに、粉チーズと粗挽き黒コショウをかけながら食べる。
手軽に作れるキムチ肉じゃがに挑戦しよう!
比較的手軽に作ることができながら、味はまさにファンタスティックなキムチ肉じゃが。「キムチ鍋が好き」などという人にはタマラナイと思います。 ぜひチャレンジしてみてくださいNE!