夏が旬のゴーヤーは、ゴーヤーチャンプルーにするのが定番中の定番です。でも、そればかりだと、やはりちょっと飽きるもの……。
ビタミンCをはじめとした豊富な栄養素を含むため、夏バテ防止に効果があり、しかも値段も手頃なゴーヤーは、食べ方を工夫することにより、できればちょくちょく食べたいところ。
そこで今回は、ゴーヤーと豚肉・厚揚げのトマト煮込みを紹介します。
豚肉と厚揚げ(=豆腐)がゴーヤーとの相性が良いのはゴーヤーチャンプルーで証明済み。さらにトマトとも、ズッキーニとおなじウリ科であるゴーヤーは、相性が大変いいです。
作るのは、具材を炒めて煮るだけだから、超カンタン。
このレシピを活用し、ぜひともゴーヤーをたくさん食べてくださいNE!
ゴーヤーと豚肉・厚揚げのトマト煮込み レシピ
豚肉は、今回は肩ロースのかたまり肉を食べやすい大きさに切って使っています。でも、べつにコマ肉とかでも問題ないです。
また、今回のレシピでは、豚肉と厚揚げのほかに、パック入りのカット水煮タケノコと玉ねぎを加えています。
タケノコは穏やかな歯ごたえ担当として、また玉ねぎはコク出し担当として、入れるとさらにおいしいですが、省略することもできます。
作る手順は、
- 豚肉を炒める
- 野菜を炒める
- 調味料と水を加えて煮込む
- 水溶き片栗粉でトロミをつける
の4段階です。
弱めの火でじっくりと作ることを心がければ、失敗することは初心者でもあまりないと思います!
1.豚肉を炒める
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1
- 豚肉 100グラム程度(食べやすい大きさに切り、塩・コショウそれぞれ少々を振っておく)
を入れて弱めの中火にかけ、豚肉の脂をだしながら軽く焼き色がつくくらいまで3~4分じっくり炒める。
2.野菜を炒める
豚肉にほぼ火が通ったら、
- にんにく 1かけ(みじん切り)
を入れ、1分ほどサッと炒める。
- ゴーヤー 2分の1本(タテ半分に切り、スプーンでワタを取り除いて、5ミリ~1センチ幅に切る)
- 厚揚げ 2分の1パックなど(1センチ幅くらいの食べやすい大きさに切る)
- カット水煮タケノコ 4~5本
- 玉ねぎ 2分の1個(1センチ幅くらいのくし切りにする)
- トマト 2分の1個(ざく切りにする)
を入れ、上下を返しながら全体に油がまわるまでじっくりと4~5分炒める。
3.調味料と水を加えて煮込む
野祭に油がまわったら、
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 酢 小さじ1
- ナンプラー 小さじ1
を入れ、1分くらいそのまま炒めて味をなじませる。
次に、
- 水 200cc
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- コショウ 2~3振り
を入れ、フライパンのフタをして火を強め、しっかりと煮立ってきたら強めの弱火くらいにして、5分煮込む。
4.水溶き片栗粉でトロミをつける
味をみて、必要なら、
- 塩 少々
を入れる。
一度火を止め、
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ2
をまわし入れ、よく混ぜる。
ふたたび弱めの中火をつけ、上下を返しながら1分くらい炒めて、しっかりとトロミをつける。
器に盛り、
- 粗挽き胡椒 少々
をかける。
ほっくりと煮えたゴーヤーはまた大変おいしく、3億6回くらいは死ねるかと思います。
酒の肴にもごはんのおかずにも、言うことなしですYO!