塩豚(スーチカー)とじゃがいものサラダ ~5億64回リピートする!

反和食レシピ

豚肉を塩漬けにした塩豚(スーチカー)は、ベーコンと似たようなものだから、サラダに入れても当然のごとくウマイわけですよ。
ベーコンと比較して味がシンプルであるために、お祭りの屋台とかでよく売っている豚バラ肉を塩コショウだけ振って串に刺して焼いたのが、53回くらい死ぬかと思うほどウマイことからもわかる通り、日本人にとってはより好みの味なのではないかと思います。

ちなみに、母が作ってくれた料理のなかで、僕は、うす切りの豚肉に塩コショウだけ振って焼いたのが一番好きです。もし地球最後の日がくるときは、その前日には、このうす切り豚肉塩コショウ焼きを食べたいです。

どうでもいいですね。

スーチカーは下ゆでした方がやはりウマイ

先日、市場の肉屋のおばさんは「下ゆでして使う」と言っていたスーチカーを、「下ゆでしなくて良い」と書きました。

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たしかに、豚バラ肉はナマのまま料理に使って問題はありませんので、スーチカーもナマのまま使用するので問題はないですが、やはり下ゆではした方が、穏やかな味になってウマイです。
また、ゆで汁は煮物やラーメンのだしとしても使えますので、一石二鳥であるともいえます。

ゆでるためには1時間ほどかかりますが、ゆでているあいだは完全に放置でいいので、手間はほとんどかかりません。

スーチカーのゆで方

  1. スーチカーをさっと水洗いしてまわりに付いている塩を落とす。
  2. スーチカーはかたまりで売っているので、それを鍋に入る程度の大きさに切る。
    僕は、600~700グラムを買ってきて、それを1回に使うのに適量の4等分に切ります。
  3. 鍋に切り分けたスーチカーと、スーチカーが十分かぶるくらいの水を入れ、中火にかける。はじめにアクがモコモコと出てくるので、それはサッとすくい取る。
  4. アクが収まってきたら、フタを斜めにすき間をあけてニオイが逃げるようにしてかけ、火加減を1番の弱火にして1時間ゆでる。火加減は、ごくごく軽く沸騰するか、何なら沸騰していないくらい弱くていいです。
    火加減を弱くするのは、低い温度でゆでた方が肉が固くなりにくいからです。また、肉が浮かんで頭が水面から飛び出したりするかと思いますけど、火は問題なく通りますので、あまり気にしなくていいです。水は、少なくなってきたら足してもいいです。
  5. 1時間たったら火を止めて、スーチカーを鍋に入れたまま冷ます。
    鍋に入れたまま冷ますことで、スーチカーに煮汁に溶けでたうま味が戻ります。
  6. 冷めたスーチカーを鍋から取り出し、スーチカーと煮汁はそれぞれ別に保存する。

スーチカーは、ペーパータオルでくるんだ上でビニール袋にでも入れて冷蔵庫で保存すれば、1週間くらいは大丈夫かと思います。
煮汁は、やはり冷蔵庫に入れておけば、2~3日は大丈夫です。

スーチカーのサラダの作り方

スーチカーは、サッと焼いてからサラダに入れます。ドレッシングは、スーチカーを焼いてでた脂を加えると、2億21回くらいは死ねるほどウマイです。

サラダに入れる野菜は好きなものでいいですが、僕は、ジャガイモをゆでたのを角切りにして加えます。

肉とは最高の相性といえるジャガイモを加えることにより、スーチカーサラダがさらにおいしくなるのとともに、ジャガイモは炭水化物ですので、このサラダ1品で食事として完結できることとなります。
ジャガイモは皮のまま水から入れ、沸騰したら15分ゆで、皮をむいて1~2センチ大の角切りにします。

  1. 5ミリ厚さくらいの食べやすい大きさに切ったスーチカーを、オリーブオイル大さじ1を入れたフライパンに並べ、強めの弱火くらいの弱めの火で、両面をそれぞれ2~3分くらいずつ、かるく焼き色がつくまで、フタをして焼く。
    ここで非常に注意しないといけないのは、かならずフタをすることです。なぜなら、これはたぶん、スーチカーの皮の角質層に水分がしみ込んでいるためだと思いますけど、スーチカーは焼くとき何度も破裂を起こしてハネるからです。
  2. 焼けたスーチカーをサラダに乗せる。
  3. 残った脂に、みじん切りのにんにく1かけを入れて弱火にかけ、にんにくが色づくまで1~2分炒める。
  4. 火を止めて、レモン汁大さじ1塩小さじ4分の1程度粗挽き胡椒わりとたっぷりを加えて混ぜ、サラダにかける。

レモン汁は、ポッカレモン100を使うと便利です。
また僕は、レモン汁のかわりに「シークワーサー原液」をサラダのドレッシングに使っています。シークワーサーは、レモン汁と比較してやや甘みがあるために、ドレッシングがまろやかになってウマイです。

シークワーサー原液については、こちらの記事に詳しく書いてあります。

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塩漬で熟成されることによりうま味が増したスーチカーを使ったこのサラダ、完全にクセになる味で、僕は、今回はじめて作ってみたにもかかわらず、5億64回くらいリピートしそうな予感がします。
スーチカーの下ゆでさえしておけば、あとは簡単に作れますので、ぜひ試してみてくださいね!

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