もし沖縄そば麺が手に入るなら、それで焼きそばを作るのは非常におすすめ。ワシワシとした食べ応えで、うどんや中華麺よりウマイです。
沖縄そば麺はワシワシとした食べ応え
沖縄そば麺は、太さは稲庭うどんくらい。見ただけだとうどんと区別が付かないですが、食べ応えはまったく違います。
ひとことで言えば「ワシワシ」としているのが特徴。コシが強く、それと同時にツルッとした感じがあまりない、ハードな食べ応えです。
沖縄そば麺には、中華そばに使われるかんすいが使われます。それにより、うどんにはないコシが生まれます。
さらに沖縄そば麺は、加水率が低めです。それによって「ワシワシ」とした食べ応えになります。
沖縄そば麺は焼きそばに最適
そういうワシワシとした沖縄そば麺は、焼きそばに使うにはまさに最適。
焼きそばは、ある程度きちんと炒めないと、味がしみません。そのために、どうしてもふやけた、やわらかい食べ応えになりがちです。
沖縄そば麺ならある程度炒めてもコシがなくなりませんので、うどんや中華そばでは体験できない、ハードな焼きそばが簡単に作れます。
最近は本土でも、沖縄そばの店があったりしますので、沖縄そば麺もスーパーで売られていたりすることもあるのではないでしょうか。
もし見かけたら、ぜひ購入してみるのはオススメです。
つくり方は普通の焼きそば・焼きうどんと同じでOK
焼きそばに沖縄そば麺をつかう場合、特別な注意点はありません。普通に焼きそば・焼きうどんをつくるのと、まったく同じつくり方でOKです。
味つけも、今回はしょうゆベースになっていますが、ソースでも問題はありません。
コシがある沖縄そば麺は、ちょっとパスタのような食べ応えもしますので、沖縄ではケチャップで味つけし、ナポリタン風にすることもあります。
沖縄そば麺をつかった焼きそば つくり方
STEP1 にんにく・ショウガと豚肉を炒める
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1(サラダ油でもいいですが、オリーブオイルはしょうゆ味によく合います)
- にんにく 1かけ(みじん切り)
- ショウガ 1センチ大程度(みじん切り)
- 豚こま切れ肉 80グラムなど
を入れる。豚肉は広げて入れ、
- 塩 小さじ8分の1(ほんの1つまみ)
- コショウ 少々
を豚肉の上からかける。
強めの弱火くらいをつけ、5分くらい、豚肉の脂を引き出しながらじっくり炒める。
- 酒 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1
- みりん 小さじ1
- オイスターソース 小さじ1
を入れ、1分ほど炒めて味を含ませる。
STEP2 沖縄そば麺とネギを炒める
- ネギ 九条ねぎなら1~2本、白ネギなら2分の1本(斜め切り)
- 沖縄そば麺 1人前(150~200グラム)
を入れ、中火で3分くらい、麺に汁を吸わせながらじっくり炒める。
味をみて塩加減をし、皿に盛り、酢とコショウそれぞれ少々をかけて食べます。
味がしみ、なおかつコシを失わない沖縄そば麺は、25,722回くらいは死ねます。
追記 沖縄そば麺をつかったナポリタン風焼きそば レシピ
沖縄そば麺は、コシがしっかりしているので、洋風の味つけもよく合います。ケチャップを使ってナポリタン風にした焼きそばは、沖縄ではとてもポピュラーです。
沖縄ではベースとしてウスターソースを使うことが多いのではと思うのですが、上のレシピと全くおなじ、にんにく・ショウガにオイスターソースを使うのもとてもウマイです。
その場合、上のレシピで「しょうゆ 大さじ1」というのを「ケチャップ 大さじ3」に置き換えるだけです。
野菜はナポリタンということで、玉ねぎとピーマンを使いましたが、べつに何でも好きなのでいいです。
パルメザンチーズやタバスコをかけて食べると、26,577回は死ねます。