肉じゃがのポトフ風とは、肉じゃがをポトフっぽく塩味で作ることです。手軽にできながらコッテリとしてうまいです。
今回は、鶏肉とウインナーの肉じゃがポトフ風をおいしく作るポイントと、作り方を紹介します。
肉じゃがの「ポトフ風」とは?
肉じゃがの「ポトフ風」とは、ポトフっぽく塩味でつくる肉じゃがです。
肉じゃが同様、20~30分で手軽できますが、5万9,003億回ほど死ねるくらいおいしくできます。
和食では、醤油がなしの、塩味の煮物を作ることはできません。また、ポトフは、塩味とはいうものの、本格的に作る際にはにんにく、パセリ、セロリ、ローリエ、グローブ、粒コショウなどの香味野菜やスパイスを使用して、味に深みを出しています。
肉じゃがのポトフ風で使用するのは、
- 酒
- みりん
- 酢
- ナンプラー(かつおだしでも可)
- 塩
- 粗挽き黒コショウ
- にんにく
- 鶏ガラスープの素(コンソメなどでも可)
の、日本の家庭で日常的に使われるものばかりです。
でありながら、味は、「え~、これマジ、信じられない、おいしい~」と思わず叫び、校庭を44周くらいしてしまうほど満足できます。
肉じゃがのポトフ風は、豚こま肉でもいいですが、鶏肉とウインナーを肉として使うと、味的にも見た目のボリューム感としても大変いいです。
また、片栗粉を使用して最後にトロミをつけることで、箸などでも食べやすい煮物となります。
鶏肉とウインナーの肉じゃがポトフ風を作るポイント
鶏肉とウインナーの肉じゃがポトフ風を作る際のポイントは、鶏肉の皮によく火を通すこと、およびウインナーはシャウエッセンを使うことです。
鶏肉の皮によく火を通す
鶏肉は、もも肉がやわらかくておいしいです。鶏もも肉を焼く際には、皮目を下にしてフライパンに並べ、皮によく火を通します。
それにより、皮のブヨブヨ感がなくなり食べごたえが良くなるのとともに、皮の脂がよく出ることでおいしくなります。
ウインナーはシャウエッセンを使う
ウインナーは、価格によって味が大きく違います。
シャウエッセン、またはアルトバイエルン級の良いものを使いましょう。
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鶏肉とウインナーの肉じゃがポトフ風のレシピ
鶏肉とウインナーの肉じゃがポトフ風の作り方は、
1. 鶏肉を焼く
2. ウインナーとじゃがいもなどを炒める
3. 調味料と水を加えて煮込む
4. トロミをつけて仕上げる
の4工程です。
特に難しいことはありませんので、下のレシピの通りにやれば、初心者でもおいしく作れると思います。
1. 鶏肉の皮を焼く
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ2
を入れ、
- にんにく 1かけ(みじん切り)
- 鶏もも肉 1枚(200グラムくらいなど。塩・コショウ・酒および醤油それぞれ少量をもみ込み、片栗粉小さじ2くらいをまぶし付けてから食べやすい大きさに切る)
を、皮目を下にしてフライパンに入れて、「強めの弱火」くらいの火にかける。
フタはせず、そのまま5分くらい、皮がきつね色になるまでじっくり焼く。
(にんにくはちょっと焦げますが、「焦がしにんにく」は問題なくおいしいので、それでいいです)
2. ウインナーとじゃがいもなどを炒める
鶏肉の皮が焼けたら、
- ウインナー 3本くらい(半分に切る。または、切らない場合はフォークなどで穴を開ける。破裂するので)
- じゃがいも 大きめのなら1個、小さめなら2個(皮をむき2センチ大ほどに切る)
- ニンジン 2分の1本(皮はむかなくていいです。1センチ厚さくらいに切る)
- 玉ねぎ 2分の1個(1センチ幅くらいのくし切りにする)
を入れて中火にし、全体に油がなじむまで2~3分じっくり炒める。
3. 調味料と水を加えて煮込む
一度火を止め、
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 酢 小さじ1
- ナンプラー 小さじ1
- コショウ(粗挽きじゃないやつ)少々
を入れてふたたび中火をつけ、1分くらい炒めて味をなじませる。
- 水 200cc
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- 塩 小さじ4分の1
を加え、煮立ってきたらフライパンのフタをして、「弱めの中火」くらいの火加減でしっかりと煮立てながら10分煮る。
4. トロミをつけて仕上げる
一度火を止め、
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ1
の水溶き片栗粉をまわし入れて、じゃがいもを崩さないように気をつけながらやさしく混ぜる。
中火をつけ、鍋返しをしながら1分ほど火を通し、しっかりとトロミがついたら皿に盛る。
- 缶入りまたは袋入りのグリーンピース 少々
- 粗挽き黒コショウ 少々
をかけて食べる。
まとめ
鶏肉とウインナーの肉じゃがポトフ風は、塩味でありながらコクがある、こってりとした味わいです。一度食べると、絶対ハマると思います。
20~30分で手軽にでき、初心者でも失敗の心配はそれほどありません。
普通の肉じゃがに飽きた場合は、試してみてくださいNE!