香味と歯ごたえ・青みを兼ね備えたセロリを使うと、ほかに入れる野菜の品数をグンと減らせて便利です。厚揚げといっしょに塩炒めにすると、これまた2万41回くらいは死ねます。
香味と歯ごたえ・青みを兼ね備えたセロリは便利!
料理を考える際、まずやはり香味が欲しいです。香味を担当するのは玉ねぎや長ねぎなどです。
次にやはり歯ごたえがほしいので、タケノコなどを入れます。また青みもないと寂しいので、青菜を入れたりもします。
セロリがすごいのは、これら香味、歯ごたえ、青みの全てを一人で兼ね備えてしまうこと。これだけ入れれば、玉ねぎもタケノコも青菜もいりません。
セロリは多少値段が高いです。でもほかの野菜を買う必要がなくなるので、結局は安くすみます。
厚揚げとセロリの塩炒め レシピ
このセロリを厚揚げと炒めるとウマイです。やわらかで味がしみた厚揚げとセロリの歯ごたえのコントラストが楽しくて、だいたい2万41回くらいは死ねます。
セロリは葉も使います。葉は一瞬で火が通るので、最後に入れてサッと混ぜるるだけにします。
「炒める」と書きましたが、じつはたっぷりの調味料で煮る「炒め煮」です。セロリの茎は火が通るのに時間がかかるので、弱い火でじっくりやるのがポイントです。
STEP1 豚肉と厚揚げ、セロリを炒める
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1
- にんにく 1かけ(ぺたんこに押しつぶす)
- 豚コマ肉 100グラムくらい(食べやすい大きさに切って軽く塩コショウする)
を入れて強めの弱火くらいにかけ、豚肉の色が変わるまで2~3分炒めます。次に、
- 厚揚げ 150グラムなど(5ミリ厚さくらいの食べやすい大きさに切る)
を入れ、やはり2~3分、軽く焼き色がつくまで炒めたら、
- セロリの茎 1本分(3ミリ厚さくらいの斜め切りにする)
を加え、さらに2~3分炒めます。
STEP2 調味料を加えて煮る
- 酒 大さじ3
- ナンプラー 大さじ1
- 塩 小さじ4分の1
を入れ、ときどき上下を返しながら3~4分、強めの弱火のままじっくり煮ます。セロリが適度なやわらかさになったところで、
- セロリの葉 1本分(ざく切り)
- しめじ 3分の1袋など(石づきを切り落としてほぐす)
を加えて強めの中火くらいにし、残った汁気を飛ばしながら1分ほど炒めたら、
- 粗挽きコショウ 少々
をかけて皿に盛ります。
酒の肴にはこの上ないです。ナンプラーを入れてあるので、ご飯にも合うと思います。