セロリはエリンギと相性がグンバツです。塩焼きそばにすると2,256回くらい死ねます。
セロリはエリンギと塩焼きそばにすると2,256回死ねる
セロリとエリンギの相性はスゴイです。どちらも「歯ごたえ系」でありながら、セロリは「シャキシャキ」、エリンギは「シコシコ」と肌合いが異なるため、シャキシャキとシコシコのバトルロワイヤルが展開されます。
次にセロリもエリンギも、火を通してもクタクタになりにくいです。そのためじっくりと炒め煮にすると、味がしみていながら歯ごたえがあるという、食材として理想的とも思える特質をもっています。
さらにセロリもエリンギも香味があるため、香味を活かした塩味がよく合います。塩焼きそばにすると、2,256回か7回くらいは死ねます。
干しエビを入れるのもポイント
このセロリの香味ですが、干しエビがまたよく合います。独特のクセがある干しエビは、青菜そばに入っていたりすることから分かる通りクセのある野菜によく合いますが、「クセのある野菜」といえば代表格の一つはやはりセロリ。干しエビのクセとセロリのクセが互いに呼応し、相補いながら、一つ上の次元へと料理を昇華させます。
また干しエビはお好み焼きの具として定番であることからも分かる通り、豚肉および小麦粉系食品にもよく合います。
使い方も、戻しもせずただ入れるだけ。セロリに限らず、塩味系のいいアクセントになりますので、常備しておくのがおすすめです。
レシピ
味のベースは、オリーブオイルとにんにくです。炒め煮にはたっぷりの酒を使い、隠し味としてナプラーを使います。
肉気として豚コマ肉を使いましたが、これはスパムでもベーコンでもソーセージでも牛肉でも、肉であれば何でもいいです。火は弱めにし、じっくりとやるのがポイントです。
STEP1 豚肉とセロリ、エリンギを炒め煮にする
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1
- にんにく 1かけ (包丁の腹で押しつぶす)
- 豚コマ肉 50~100グラム程度(軽く塩コショウしておく)
を入れて強めの弱火くらいにかけ、2~3分じっくり炒めて脂を引き出す。
- セロリの茎 1本分(2~3ミリ幅の斜め切り)
- エリンギ 1本(上下半分、次にタテ半分に切り、2~3ミリ厚さの拍子木にする)
を加え、さらに2~3分炒めて脂を吸わせる。
- 酒 大さじ3
- ナンプラー 小さじ1
- 塩 小さじ2分の1
- 干しエビ 1つまみ
を入れ、さらに2~3分じっくりと炒め煮する。
STEP2 焼きそば麺を加えてさらに炒める
- 焼きそば麺 1人前
を入れて中火にし、箸でほぐしながら2~3分じっくり炒め、コショウを振って皿に盛る。
セロリとエリンギの相性はグンバツです。肌合いが異なる歯ごたえがあり、しかもその歯ごたえが火を通しても残るため、歯ごたえのバトルロワイヤルが展開されます。
セロリは香味がありますので、香味を活かした塩味がよく合います。塩焼きそばにすると2,256~7回は死ねます。
塩焼きそばは、さらに干しエビを入れるとウマイです。作る際には弱めの火でじっくりとやりましょう。