お刺身は、和食ではわさび醤油で食べますが、サラダにする人も多いでしょう。「お刺身のカルパッチョ風サラダ」はお刺身サラダの一種となりますが、生にんにくのみじん切りをたっぷりと使うことにより強烈においしくなります。
今回は、お刺身のカルパッチョ風サラダの作るポイント、および作り方を紹介します。
お刺身のカルパッチョ風サラダとは?
お刺身のカルパッチョ風サラダとは、その名の通り、お刺身をカルパッチョ風のサラダにして食べるものです。
お刺身は、大根や海藻のツマと合わせてわさび醤油で食べますが、これ自体、すでに「一種のサラダ」といえるものです。また、トマトやレタスなどの通常サラダに使われる野菜と、通常のドレッシングを使い、「お刺身サラダ」として食べることも一般的になっているといえるでしょう。
それらと比較して、「カルパッチョ風お刺身サラダ」は大きく違うものではありません。
ただし、みじん切りの生にんにくをたっぷり使うことにより、脂身が比較的少なくて味が濃いお刺身に関しては、強烈にウマイです。
お刺身のカルパッチョ風サラダを作るポイント
お刺身のカルパッチョ風サラダを作るポイントは、みじん切りの生にんにくをたっぷりと使うこと、および脂身の少ないお刺身を使うことです。
みじん切りの生にんにくをたっぷり使う
カルパッチョ風お刺身サラダの最大のポイントは、みじん切りの生にんにくをたっぷりと使うことです。
一般にカルパッチョは、日本ではにんにくを使わないこともあります。しかし、それではダメです。
生にんにくのガツンとした辛みが、お刺身の味を極限まで引き立てるからです。
脂身の少ない刺身を使う
カルパッチョ風お刺身サラダのもう1つのポイントは、脂身が比較的少ないお刺身を使うことです。少なくともマグロのトロは、脂が多いだけで肉に味がありませんので全くおいしくありません。
カルパッチョ風サラダにする場合、お刺身の脂は、ドレッシングのオリーブオイルでしっかりと補給されますので、むしろないほうがおいしいです。脂身が少なくても、味がしっかりとしたお刺身を選ぶことがポイントです。
- カツオのたたき
- ブリ
- タコ
などは、カルパッチョ風サラダにすると非常にウマイです。
そのほかにも、カルパッチョには一般に、
- 鯛などの白身魚
- ホタテ
- サーモン
- マグロ(赤身)
- アジ
なども合うといわれています。
脂身の少ないお刺身は比較的安く購入できます。また、にんにくには臭みを中和する強い作用がありますので、購入するお刺身は、鮮度は大きな問題にはなりません。スーパー閉店前の値引き商品で十分です。したがって、お刺身のカルパッチョ風サラダは「経済的である」ということもできます。
お刺身のカルパッチョ風サラダの作り方
お刺身のカルパッチョ風サラダの作り方は、次の通りです。
1. 好きな野菜を皿に盛る。筆者 高野がよく使うのは、レタスと玉ねぎ、キュウリ、ピーマン、トマトなどです。
2. 野菜のうえにお刺身を乗せる。
3. 上から、
・生にんにく 1~2かけ(みじん切り)
・オリーブオイル 大さじ1くらい
・塩 小さじ4分の1~2分の1
・レモン汁 大さじ1くらい(ポッカレモン100などを使うと便利です)
・粗挽きコショウ わりとたっぷり
をこの順番でかける。
お刺身がない場合はどうしたら?
お刺身がない場合でも、上と全くおなじ作り方でお刺身のかわりに「ツナ缶」を使えば、大変おいしい「ツナサラダ」になります。
お刺身のカルパッチョ風サラダはご飯にも合う!
お刺身のカルパッチョ風サラダは、お酒の肴にするのが良いのはもちろんですが、なんとご飯にも、「寿司」みたいになってよく合います。
まとめ
野菜とお刺身を皿に盛り、調味料を上からかけるだけの超手軽にできるうえ経済的で、しかも強烈にウマイお刺身のカルパッチョ風サラダ。ご飯のおかずにもなりますので、これ1品で1回の食事にも十分なります。あまりのウマさに、ハマってしまう人も続出するかも。ぜひ試してみてくださいNE!