きゅうりをサラダにしたり、漬物や酢の物にしたりなど、生で使う以外の使いみちを思いつかない人も多いと思うが、じつは煮込むとうまいのだ。冬瓜とおなじウリ科だから、透明感のある煮物になる。
そこで今朝は、きゅうりをウインナーとピラフに入れた。
きゅうりはズッキーニと似たようなものなので、洋風にもとても合う。
きゅうりは青臭い水気があって、それがサラダなどではうまさのポイントとなるわけだが、煮込む際には青臭さも水気もどちらも邪魔だ。なのでしっかりと炒めてから水を入れるのがこの料理のコツとなる。
作り方
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1かけ (みじん切り)
- 玉ねぎ 4分の1個 (みじん切り)
- ウインナー 2本 (3ミリ厚さくらいの輪切り)
- きゅうり 1本 (5ミリ~1センチ幅くらいの輪切り)
を入れ、弱めの中火で5分くらい、じっくり炒める。
米2分の1カップをくわえて1~2分、米が油を吸って透き通ってくるまで炒め、
- 水 1+4分の1カップ
- 塩 小さじ4分の1
- コショウ 少々
を加えて中火にかけ、フライパンを揺すりながらしっかりと煮立てたら、フタをして弱火にし、25分炊く。
皿に盛り、粗挽きコショウとパセリのみじん切り、それにレモン汁(ポッカレモン100)をかける。
これは、ウマイ……。
味を吸い、やわらかくなったホクホクのきゅうりは、292回はまちがいなく死ねる。
やわらかく炊けたごはんとも、やわらかいもの同士で大変よく合う。
そして今朝も、これがまちがいなくビールの最高のアテになるのに、飲まなかったわけである。
だからといって、朝から仕事をバリバリするのかといえば、そんなこともないのだから、飲まないことに意味はなのだ。
「仕事しなよ」
そうだよな。