「きゅうりに火を通す」というと日本人は驚く人も多いですが、それは単にモノを知らないからであり、中国ではきゅうりもレタスも炒めて食べますし、京都でも、太っとくなってしまったきゅうりは薄味のだしで煮て食べるとおいしいと八百屋のご主人に教わりました。
きゅうりはウリ科で、炒めて食べるのが普通のゴーヤーや煮て食べるウリや冬瓜などと近縁ですので、炒めたり煮たりして食べるとおいしいのは言うまでもないことです。
それできのうは、『きゅうりロースー』。
これはマジで、5万3,002回くらいは死ねます。
作り方は、きのうの『もやしロースー』と同じ話で、チンジャオロースーのレシピでピーマンときゅうりを置き換えるだけ。ただし、ピーマンと比べてきゅうりは火が通りにくいため、3~5ミリ厚さくらいに切ったのを、まずじっくり、軽く焦げ目がつくくらいまで炒めてから、玉ねぎを加えてさらに炒めるようにします。また、最後に味を絡めるときも、きゅうりは味を吸うとウマイので、ピーマンの場合よりはじっくりと、軽く煮込むくらいな感じにするといいです。
火が通ったきゅうりはウリや冬瓜などと同様、ちょっと硬質な感じに味を含みますので、このきゅうりロースー、「夏にはうってつけの炒めもの」になりますYO!
(ってもう秋ですが)