飲食店のメニューには限られた数の料理が名前をつけられて並んでいて、料理とはそういうものだと思いがちなわけですが、それは飲食店だからであり、家庭には、そのほとんどに名前がつけられていない無限の数の料理があります。
たとえば、きのう作った『もやしロースー』。
青椒肉絲の作り方と調味料は基本的にそのままで、ピーマン(と玉ねぎ)をもやし(とニラ)に置き換えたものですが、「もやしロースー」は僕が勝手につけた名前で、正式な名前はこの料理にはありません。
おとといの、青椒肉絲のしょうゆをソースで置き換えた『青椒肉絲ソース』も、やはり正式名称はありません。ケチャップでもおいしそうな気がするんですが、これも名前はないでしょう。
家庭では、ある料理の材料や調味料、料理法などを置き換えることにより無限の料理を作りだします。それが料理の醍醐味の一つだと思うんですが、料理とは、元々そういうものだということでしょう。
ちなみに、今朝の朝食も中華風雑炊。
塩ベースの味なので、毎日食べても飽きません。
ただし、鶏ガラスープの素には「化学調味料無添加」のものを使うことが重要。化学調味料が入ったものだと飽きてしまって毎日は食べられなくなるからです。