チャーシューのかわりにウインナーを使った焼きめし。焼きめしにウインナーを使うのは、とてもおすすめ。
一番シンプルな焼きめしには、通常チャーシューを使う。これは焼きめしをパラっと仕上げるためには液体の調味料をできるだけ使わないことが必要だからだと思う。チャーシューのコクのあるしょうゆ味を味つけのベースにするわけだ。
でもチャーシューを常備している人は少ないのではないか。そこでおすすめなのが、ウインナーを使うこと。
ウインナーは袋ごと冷凍庫に入れてしまえばいつまででも保存できる。解凍も、湯沸し器のお湯で10秒ほど洗えばできる。
色んな料理にものすごく使いでがあるから、常備しておいたらいいと思う。
ただしウインナーは、価格による味の差がとても大きい。シャウエッセンかアルトバイエルンを選ぶのがおすすめだ。
焼きめしををパラっと仕上げるためには、火は強くする必要は全くない。強めの弱火くらいで十分だ。
それよりも大事なのは、まずご飯を卵にしっかり絡めること。ご飯が卵でコーティングされることで、ご飯の粒どうしがくっつきにくくなるからだ。
それから、ご飯をきちんと押しつぶして鍋肌に当てながら、よく焼くこと。
これだけ守れば、誰でもパラっとした焼きめしが作れるのではないかと思う。
フライパンを弱火にかけ、
- サラダ油 大さじ1
- ニンニク 1かけ (みじん切り)
- 長ねぎ 5センチくらい (みじん切り)
- ウインナー 2本 (3~5ミリ幅くらいの小口切り)
を2~3分じっくり炒め、味をひき出す。
強めの弱火くらいにして溶き卵・1個分を流し入れ、間髪入れずに冷ご飯・茶碗1杯分を入れ、スプーンで押しつぶしながら卵と絡める。
スプーンで押しつぶしてしばらく焼き、全体を混ぜてまた押しつぶし・・・、としながら3~4分じっくり焼き、
- 塩 少々
- コショウ 1~2振り
- しょうゆ 小さじ1 (フライパンの場所を空けて鍋肌に入れ、一度沸騰させてから混ぜる)
を加え、さらに1~2分焼いたら火を止める。
見事にパラっと仕上がります。
ウインナーは焼きめしにはほんとによく合いますよ。