5億5万1回死ねる!ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮 レシピ

反和食レシピ

「ゴーヤーは豚肉にしか合わせられないの?」と思っている人も多いでしょう。
しかし、そんなことはありません。

ゴーヤーは、「豚肉よりむしろ合うんじゃない?」というくらい、鶏肉がよく合います。
この記事では、ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮の作り方を紹介します。

ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮がおいしい理由

ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮がおいしい理由は、まずは、ゴーヤーと鶏肉が「マジか?」というくらい、よく合うからです。また、タケノコを入れるとさらにおいしいです。

理由1|ゴーヤーと鶏肉は非常によく合うから

ゴーヤーの代表料理ゴーヤーチャンプルーでは豚肉を使うので、「ゴーヤーといえば豚肉」のイメージがある人も多いでしょう。
しかし、筆者は今回『ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮』を作ってみて、「ゴーヤーは、別に豚肉じゃなくても全然オーケー」であることを、かるい衝撃とともに実感しました。

ゴーヤーは、鶏肉がよく合います。

大事なことなので、2度言います。
ゴーヤーは、鶏肉がよく合います。

ゴーヤーと鶏肉の合い方は、「豚肉より、むしろ鶏肉の方が合うんじゃね?」というくらいのもの。
「これからは、ゴーヤーと鶏肉の料理をたくさん作ろう」と、筆者は新たな天地を目の当たりにし、胸が打ち震える思いです。

鶏肉はちょっとクセのある野菜がよく合う

考えてみたら、鶏肉はちょっとクセのある野菜が、よく合います。
例えば、セロリ。例えば、ブロッコリー。例えば、アスパラガス。

クセがなくやさしい味がする鶏肉は、これらクセのある野菜を後ろから支え、引き立てる働きをすると思います。

ゴーヤーも、「ちょっとクセがある野菜」の一つ。鶏肉と相性が良いのは、考えてみたら至極もっともなことでした。

理由2|タケノコがまたゴーヤーと鶏肉の橋渡しをするから

それで、このゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮には、タケノコを入れると、ただでさえも死ねるものが、さらに死ねます。

タケノコは、正月料理のうま煮をはじめ、和風の煮物では鶏肉とは名コンビ。鶏肉のうまみとタケノコの歯応えは、たがいによく補い合います。

この鶏肉とタケノコの特別な関係に、ゴーヤーを加えることで、特別な三角関係が発生するのです……。

うまみでは鶏肉と呼応しつつ、歯応えはタケノコと呼応して、さすがタケノコは煮物の常連だけあって、きっちり仕事をしてくれます。

ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮を作るポイント

ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけを作るポイントは、まず、これは鶏モモ肉をつかう料理一般にいえることですが、皮をよく焼くこと。
それから、酢を入れるとただでさえも死ねるものが、タケノコを入れることでさらに死ねるようになったものが、さらに死ねます。

ポイント1|鶏肉は皮をよく焼く

鶏モモ肉は、やわらかくて弾力があり、言うことがありませんが、皮がブヨンとやわらかいと、やはりイマイチのところもあります。
ですので、鶏肉の皮をよく焼くことが、鶏肉を炒め物につかう場合のコツです。

皮を焼くことによって脂が出て、この脂がまた、料理にコクをつけることにもなります。

ポイント2|好みで最後に酢を加えるとさらに死ねる

それから、このゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮は、最後に酢を加えると、マジでウマイです。
鶏肉は、ちょっと味がクドいところがあるので、酢を加えることで一気にさわやかになります。

ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮の作り方

ゴーヤーと鶏肉の中華風あんかけ煮は、作るのに特別難しいことはありません。
下のレシピ通りに作れば、初心者でも大きく失敗はしないと思います。

STEP1|肉と野菜を炒めて味をつける

フライパンに、

  • ゴマ油 大さじ1
  • にんにく 1かけ(みじんぎり)
  • ショウガ 1~2センチ大(みじん切り)
  • 豆板醤 小さじ1
  • 鶏モモ肉 200グラムくらい(食べやすい大きさに切り、塩コショウと酒それぞれ少々をもみ込んでおく)

を、モモ肉は皮を下にして入れ、まず2分ほどじっくり焼く。さらに、ときどき混ぜながら1~2分、鶏肉にかるく焼き色がつくまでしっかり炒める。

つづいて、

  • ゴーヤー 2分の1本(タテ半分に切り、スプーンでワタをかき出して、3ミリ幅くらいに切る)
  • 玉ねぎ 4分の1個(3ミリ幅くらいに切る)
  • 水煮タケノコ 少々(3ミリ厚さくらいに切る)

を入れ、1~2分炒めて油をなじませたら、

  • 酒 大さじ1(紹興酒だとなおウマイです)
  • ナンプラー 小さじ1

を入れ、サッと炒める

STEP2|水とスープの素を加えて煮る

  • 水 300cc
  • 鶏ガラスープの素 小さじ2

を入れ、5分くらい、ゴーヤーが適度なやわらかさになるまで、火を弱めてコトコト煮る。

最後に味を見て、

  • 塩 少々
  • 酢 小さじ2

を加え、

  • 片栗粉 大さじ1
  • 水 大さじ1~2

の水溶き片栗粉を、混ぜながら少しずつ加えてトロミをつける。

まとめ

言うまでもなく、ご飯にかけてどんぶりにするとウマイです。

だいたい、5億5万1回ほどは死ねるはずです。

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