鶏肉と大根をオイスターソースと醤油で中華風に煮込んでトロミをつける。これがまたホントに死ねる。
鶏肉と大根を、うす味のだしで煮たのはウマイ。和風はもちろんのことなのだが、中華風もまた大変イケる。
だしには干し椎茸のもどし汁をつかう。干し椎茸のもどし汁は、中華の味にとてもよく合い、鶏がらスープに代わる手軽なだしの具材として、非常におすすめ。
そして味つけは、醤油とオイスターソースで、最後にしっかりトロミをつける。
何を隠そう、この味つけは、まったく同じのを3日連続で食べている。
しかしこれは、マジでうまい。みそ汁を毎日飲むように、味つけは、入れる具材さえ違えば毎日おなじでもかまわないのだ。
大根は、和風で作るときとおなじように、下ゆでする。下ゆでした大根を炒め煮すると、味がしみまくってタマラナイ。
作り方は、特にむずかしいところはない。炒め煮は、ゆっくりと味を見ながら作れるから、失敗しにくいのが特徴だ。
まずは大根を下ゆでする。
大根は、皮をむく必要はまったくない。
10センチくらいのを2~3センチ大の乱切りにし、水に入れて中火にかけ、煮立ったら、ある程度きちんと煮立つくらいの弱火にし、10~20分、竹串がスッと刺さるようになるまでゆでる。
大根は季節によって固さがだいぶちがうから、ゆで上がりは串で刺して確認する必要がある。
並行して、干し椎茸のだしを取る。
干し椎茸(小)4個を1+2分の1カップの水に入れて中火にかけ、煮立ったら火を止めて、そのまま15分くらい置いておく。
フライパンに、
- サラダ油 大さじ1(鶏肉から油が出るから、サラダ油は少なめでいい)
- みじん切りのニンニク 1かけ
- タネを出し、小さくちぎった赤唐辛子 1本
を入れて強めの弱火くらいにかけ、1~2分じっくり熱して味を引き出す。
表と裏に、それぞれ、
- 塩 1つまみ(小さじ2分の1)
- コショウ 少々
をすり込んだ鶏もも肉1枚(300グラム)を食べやすい大きさに切り、皮を下にして入れる。
そのまま10分くらい、ひきつづき強めの弱火で、ひっくり返さずに皮だけ焼く。
- 下ゆでした大根
- 汁気をしぼり、石づきの下の硬い部分だけ切り落として2センチ大くらいに切った椎茸
を加え、1~2分サッと炒めて油をなじませたら、
- 干し椎茸のもどし汁 1カップ
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ2
- 淡口醤油 大さじ1
- オイスタソース 大さじ1
- コショウ 2~3振り
を加えて、10分くらい、フタをして弱火でコトコト煮る。
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ2
をまぜ合わせた水溶き片栗粉を、スプーンで混ぜながら少しずつ加えてトロミをつける。
最後に、ゴマ油・小さじ1を垂らしてひと混ぜし、火を止める。
皿に盛り、青ねぎと、好みで粗挽きコショウをかける。
これは、たまらん、、
ただの和風の煮物とちがい、ニンニクや干し椎茸、オイスターソースのうまみがあるから、コッテリと濃厚で大変ウマイ。
またそれが、トロミがついて大根にまとわりついたのは、ほんとに死ねる。
あとは、カブの豚汁。
鍋に、
- 水 2+2分の1カップ
- 頭とワタを取った煮干し 1つまみくらい
- つぶしたニンニク 1かけ
- 皮を3ミリくらいの厚さでむき、6~8等分のくし切りにしたカブの実 1個
を入れて中火にかけ、2~3分煮たら、
- 酒 大さじ1
- 八丁赤だしみそ 味を見ながら適量
- ざく切りにしたカブの茎と葉
を入れて、さらに2~3分煮る。
お椀によそい、青ねぎと一味、ゴマ油ちょっぴりをかける。
小カブは5分以上煮ると溶けるので、注意が必要。
あとは、白めし。
酒は、焼酎水わり。
なぜおれが、毎日飲み過ぎるのかというと、食事をする前に大量に飲むからだ。
きのうも、ネットを見ながら焼酎の水割りを3杯、それから食事を作りながら4~5杯、空きっ腹だから大いに酔う。
しかし酒は、空きっ腹だからこそうまいわけで、うまいものを飲み過ぎるのは仕方ないのだ。
「アル中だね。」
ほんとだな。