「牛肉と大根」と言えば、やはり中華煮込み。相性バツグンの牛肉と大根を、甘辛いにんにく味で味付けして煮込むと、ご飯に死ぬほど合うおかずになります。この記事では、牛肉と大根の中華風煮込みを作る際のポイント、およびレシピを紹介します!
牛肉と大根の中華風煮込みがおいしい理由
牛肉と大根の中華風煮込みがおいしいのは、まずは牛肉と大根の相性がよいからです。また、牛肉と大根は、甘辛いにんにくしょうゆ味が、よく合います。
牛肉と大根は相性バツグン
牛肉と大根の相性がよいことは、おでんに牛すじを入れることからも分かる通り。韓国でも中国でも、牛肉と大根はスープにしたり、煮込んだりして食べます。
甘辛いにんにく醤油味がまたよく合う
また、牛肉も大根も、甘辛いにんにく醤油味がよく合います。「甘辛いにんにく醤油味」とは、ひとことで言えば「焼肉のタレ味」のこと。焼肉のタレは、牛肉を食べるために編み出された調味料です。
大根に甘辛い醤油味が合うことは、おでんを初めとして、日本の多くの醤油味の料理に大根がつかわれていることから、自ずと明らか。醤油味が合うものは、にんにく醤油味も、問題なくよく合います。
牛肉と大根の中華風煮込みを作る際のポイント
牛肉と大根の中華煮込みを作る際のポイントは、まず、火が通るのに時間がかかる大根を下ゆですること。それから、豆板醤とショウガでアクセントをつけるとおいしいです!
大根は下ゆでする
大根は、味を付けてしまってからだと、いくら煮てもなかなか柔らかくなりません。火の通し方としては、「じっくり焼く」という方法もありますが、下ゆでしてしまうのが何かとラクです。
ちなみに、大根は皮をむかなくても、全く問題ありません。ショウガもです。
豆板醤とショウガでアクセントをつける
「甘辛いにんにく醤油味」で、牛肉と大根の中華煮込みは十分おいしいですが、豆板醤とショウガを入れると、パンチが効いてまたイイです。
あと、オイスターソースを少し入れると、コクがでて完璧です!
牛肉と大根の中華風煮込み レシピ
牛肉と大根の中華風煮込みの作り方は、
- 大根を下ゆでする
- 牛肉と大根を炒める
- 味を付けて煮込む
の3ステップ。全然むずかしいことはなく、初心者でも、失敗する可能性はあまり考えられません。
STEP1 大根を下ゆでする
- 大根 5センチ太さくらいのものなら5センチ長さくらい
は、いちばん厚いところで1~1.5センチくらいになるように乱切りにし、水といっしょに鍋に入れ、10~15分くらい、ほぼ食べられるくらい柔らかくなるまで、中火でしっかり煮立たせながらゆでる(大根は、火が小さいと柔らかくならないので注意!)。ゆで上がった大根は、ザルに上げておく。
ただし、大根は季節によって、柔らかくなるまでの時間がウソみたいに変わることがありますので、ゆで時間はかならず食べてみて確認すること!
STEP2 牛肉と大根を炒める
フライパンに、
- ゴマ油 大さじ1
- にんにく 1かけ(せん切り)
- ショウガ 親指の先大(せん切り)
- 豆板醤 小さじ1
- 牛コマ肉 100グラムくらい(塩こしょうと酒それぞれ少々をもみ込んでおく)
を入れて中火にかけ、1~2分じっくり炒める。つづいて、下ゆでした大根を入れ、さらに1~2分、じっくり炒める。
STEP3 味をつけて煮込む
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- オイスターソース 小さじ1
- コショウ 少々
を入れてひと混ぜし、
- 水 1.5カップ
- 鶏ガラスープの素 小さじ1(化学調味料無添加のものがオススメ)
を入れ、煮立ったら火を弱めてコトコト5分くらい煮る。
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ1
の水溶き片栗粉を、少しずつ入れながらトロミを付け、器によそって、
- 水菜 少々(ざく切り)
- 粗挽きコショウ
をかける。
まとめ
この牛肉と大根の中華風煮込み、ご飯にかけて食べると、マジで2,356回は死にます。
大根と言うと、和風の料理に使うことが多いでしょうが、この中華風煮込みも簡単にできますので、ぜひやってみてください!